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伝説の……  作者: 風薙流音♪


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23/26

W:world

 ――世界は祝福する


 一生懸命で、情熱的で、いい歌だった。


 私はハル君の歌を隣で聴きながら思った。こんなに一生懸命にラブソングを歌われる人は、幸せだろうな。


 ちょっとだけ、ううん、それはとっても、羨ましいな。


 歌が終わる。もう少し、聴いていたかったけど。


 肩で息をしながら、ハル君が真剣な目で私を見て……、


 プロポーズされた。


 グランドが静まり返る。野次も冷やかしも凍りついた中、動けるのは物語の主役であろう私と彼だけだ。


 ずっと、待っていた言葉なのかもしれない。心の中に広がる感情が、涙になって零れていく。嬉しい。嬉しすぎて心が壊れないように、涙が止まらないのかもしれなかった。


「ねぇ、私のこと、恨んでないの?」


「へ? なんで?」


 本当に訳がわからないという風に、彼は首を傾げる。


「じゃあ、私の唇を奪った責任、とってくれるんだ?」


「人工呼吸は、普通ノーカウントだからな」

2007.10.15

※字下げと空行の追加を行ったメモ。2026.1.11

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