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伝説の……  作者: 風薙流音♪


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17/26

Q:quiz

 ――答えを忘れてくるな


 完敗だ。いや、むしろ負けでいいや。そもそもなんでアイツのはジブリのキャラクター絵で、こちらは完全な白無地なんだ。男のプライドとしてそれくらいのハンデに腹を立てたりはしないが。それとあの慣れた手つきは何だ。まるで三日間くらい特訓したかのようなあの目の動きは。


 途中からどうでもよくなって、楽しそうにジグソーパズルを埋めていくアイツのことをずっと見てた、なんてのは秘密だ。絶対の秘密だ。この決闘だか勝負だかに見届け人がいなくて助かった。


 何だかんだいっても、俺ってばだいぶ危ない人間なんじゃないかと不安になってきたぞ。タダでさえ大袈裟なくらい水恐怖症だしな。悪友がネタにしてくれる分、気が楽なんだが、女から見たら厄介この上ないだけだろ? プールも海も却下ってのは、なぁ。おまけに雨が降ったら幼稚園児以下の行動力になるし。世話が掛かってしょうがない。


 とかなんとか考えているうちにあちらは絵を完成させて、大いに胸を張って勝利を宣言した。記憶の中にある以上の胸の膨らみにドキりとする。今まで意識してなかった分、顔が熱くなるのが自分でも判る。そういえばさっきから一つの部屋で二人きりなんだよなぁ。…………。それ以上、考えちゃ駄目だ、駄目駄目だ。しかし、あと二つも何をやるんだ。


 と思ったらクイズだった。この調子だと最後はジャンケンでも驚かない。


 しかしアイツは、問題を用意して答えを忘れてきたらしい。


 替わりに俺が問題を出してアイツが答えて、正答数で勝ち負けを決めるという。


 Q、俺の好きな人は誰でしょう?


 決着は最後の一戦に持ち越しとなった。

2007.10.15

※字下げと空行の追加を行ったメモ。2026.1.11

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