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星に願いを  作者: 望月笑子
6/7

星6

このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

生徒は、母親殺害の理由を、『しいて言えば、自己実現のため』と答えたという。自己実現といえば、マズローの欲求段階説をもとに考えるとするならば、『人間は、まず生理的欲求が満たされなければ、全ての欲求は満たされない』という説だ。つまり、睡眠欲、食欲、安全など、三角ピラミッド型である最低限の欲求が満たされなければ、地位や名声、まして自己実現の欲求は満たされないとする説だ。


しかし生徒は、その三角ピラミッド型の頂点にあたる自己実現の欲求をみたすために、人を殺した。

母親は、息子の自己実現のために犠牲になった。要するに生徒は、人は自己実現のためなら戒律をおかし、人を殺せるのだということを、自ら証明したかったのではないだろうか。

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