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星4
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一人の人間は必ず、利己と利他の、その両面を持っているはずである。しかし、加害者の前に、被害者の彼は本来の自分を発露することなく、短い人生に終止符を打ってしまった。その尊い人生を、人為的に、強制的に奪われてしまったと言える。
2007年5月、F県W市で、こんな事件もあった。高校3年生の男子生徒が、母親をバラバラにして、頭部を手提げカバンの中に入れ、警察に自首して来たのだ。生徒の自宅からは、頭部が切断された母親の遺体が発見される。さらに、付け根近くから切断されたと思われる母親の右腕を、室内の植木鉢に挿して、右腕にはわざわざ白いペンキがなぜか塗られてあったという。