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星に願いを  作者: 望月笑子
3/7

星3

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どちらにも共通するのは、一方的に多数が一人を攻める構図であり、そこには他人を蹴落とすことを本質とする競争の原理、というものが潜んでいるのではないだろうかと、のり子はやり切れない思いで考えた。

人間には、2通りのタイプがあると思うのだ。閉鎖的空間における利己主義と、利他主義の立場であろう。利他主義とは、強者に虐げられている弱者が、強者に悪のレッテルを貼ることで自らを善とし、自己防衛するために存在するものでは決してないだろう。

そのほとんどのクラスメイトが、見て見ぬふりという自己保身を信じ、まるでそれが当然であるかのように、幻の連帯感を持ったのではないだろうか。真の利己主義とは、愛なのであり、真の利己主義とは、自らに利益をもたらすばかりか、他者にも利益をもたらすもののはずである。後で見返りがあると期待されるためにとる互恵的利他主義といったものは、おおよそ社会に出てからの話しであるのだから。

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