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異世界  作者: 壬生
2:学園生活
35/40

FILE35

長いこと開けてしまってスイマセン!!!


PC壊れたり、話考えてたりで

ゴタゴタしてました!

ってことで

またぼちぼち投稿していこうと思います。


長いお付き合いお願いします。

俺は4人に打ち明けた。


俺が、異世界人であること。


はじめアランは異世界人ということを教えると、クチを大きく開けて黙っていたが、しばらくすると、異世界がどんなところか、などを聞いてきた。


俺はアランたちの質問に一つ一つわかるように例えなどを出して、説明していった。


質問攻めが30分くらい続いたところでシャルロット学園長がクチを開いた。


「そろそろ依頼について話してもいいかな?」


その言葉に反応して、4人は質問するのをやめた。


「すいません。……それじゃ、お願いします」


「ありがとう♪それじゃ、依頼について話すわね♪」


シャルロット学園長はニッコリと微笑みながら話だした。


「依頼は、この国からの依頼で、ランクが[特S+]なの。だから、受ける人が居なくねぇ~・・・」


そこまで話すと、フローラが付け加えて説明をした。


「国からの依頼はランクがEだとしても、それはCランクに相当します。ランクがEといっても一般依頼のランクEと国からの依頼のランクEではまったくの別物ですので、ランクEのパーティーでやっと成功できる程度です」


「そうね♪国の依頼だからこれは[特S+]と言ってもランクSの人が5人以上は必要になるのよ♪だけど、ランクSSSの人には一人でも十分成功できるものなのよ♪」


「だからSSSの俺にその依頼を持ってきたんですか?力試しも兼ねて」


俺がそういうと、シャルロット学園長は驚いた顔をした。


「!? なぁ~んだ、ばれてたのかぁ~♪」


シャルロット学園長はいつも通りに返した。


「そうなのよ♪実は、あなたのランクについていろいろと問題というか、イチャモンつけられてるのよ。モチロンそんなの関係ないんだけど…あなたが困るから、一人で国の依頼をこなせば、文句なんて言えないと思ってね♪」


「そういうことなら、喜んで依頼を受けますよ!」


俺がそう返事をすると、シャルロット学園長の顔はパッっと明るくなった。


「じゃぁ、カガリ君!これが依頼書だから♪詳しいことはこれに書いてるから、よく読んで、依頼に行って来てね♪がんばって♪私は少し用事があるからこれで失礼するね♪」


シャルロット学園長はそういって、部屋から出て行った。


「さて、俺は依頼の準備するわ……って必要な道具ってなんだろう…?」


後半は呟くように言うと、アランが突っ込んだ。


「リュウ…お前…知らないのに、一人でやる気か?」


「え?い、いや…」


俺が返答に困っていると、アランが続きを言った。


「俺が居るだろ?必要なものくらいどこにあるか知ってるんだぞ?」


アランがそういうと、横から突っ込みが入った。


「ちょっと!私たちも居るんだから、俺たち!でしょ!?」


「え!?あ、あぁ、そうだな!俺たちだな!」


「ちょっと!アラン!本気で忘れてたわね!?」


「オレニハナンノコトカサッパリ」


アランはそんなことを言っていたが、女性3人は忘れていたことをわかっていた。


「まぁ、いいわ」


クリスがそういって続けた。


「今からリュウの道具を揃えに行きましょう。 それから、リュウ、その依頼には期限はいつまでと書いてるの?」


クリスに聞かれた俺は依頼書を確認して答える。


「えーっと……一週間と書いてるな。となると、今日は5日だから、12日までに報告すればいいのか…」


「そうね。場所と依頼内容は書いてるわよね? なんて書いてるの?」


「場所は…ガイラ帝国のドラゴンの巣…?って場所らしいが…どこだ?」


俺は地理がまだ完璧ではないことを完全に失念していたので、クリス達に聞いてみた。


「ガ、ガイラ…だと!?」


アランが驚いた声をあげる。


「ガイラのドラゴンの巣……」


フローラが絶句している。


「まってよ!いくらリュウ君がSSSだって言っても!ドラゴンの巣なんて!」


カーラが大声でソフィー先生に抗議する。


しかし、俺は一体なにがなんだかわからない状態でクリス達の顔を見ていた。


全員が黙り、沈黙した。


俺はわからずに、沈黙を破り訊ねた。


「一体、ガイラのドラゴンの巣ってのはどこなんだ?」


俺が全員に問いかけると、全員が暗い顔をして、口を閉ざした。


そして、今まで黙っていた、ソフィー先生が口を開いた。


「カガリ君。ガイラっていうのは実力主義の帝国なの。場所はここからひとつの国を超えた所に位置してるわ。実力主義っていうことはそこには自分は強者だと自負する人達が集まって、常に帝王を目指してる人達が居る国なの。ただし、正々堂々と勝負しないとダメっていう法律があるんだけど…自分は強いって自負する人達の集まりだから諍いが絶えないのね、それから、実力さえあれば入れる国なんだけど、他国がそこに居る人達に手を出すと、帝国が手を出してくるのよ。だからなんだけど、国外追放されたり、犯罪を犯した人達の溜まり場になっていて…弱い人達は近寄ると、捕まって犯されるか、奴隷商人に売られて、奴隷にされるっていう国なの」


ソフィー先生が一旦そこで話に区切りをつけた。


そして、話すか迷っているようだったので、俺は話すことを促した。

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