FILE28
長らくお待たせしました←だれもまってな(ry
まぁ、28話目です。良かったら楽しんでください
俺たちは、いつもの通り、訓練棟で魔法の練習をした、後の放課後、ロッカーに手紙が入っていた。
【放課後、体育館裏まで来い】
俺は、何かいやな予感がしたが、呼ばれたからには、行くしかないので、行くことにした。
クリスたちには、何も言わないで、先に帰ってもらい、俺はクリスたちを見送り、体育館裏に向かった。
「確か、ここが体育館だから・・・・・・あっちか」
俺はつぶやきながら、体育館裏に向かっていく。
体育館裏に着くと、そこには、10人ほどの生徒がいた。
俺は、その10人の内の1人が手紙を書いたのだろうと判断して、その集団に向かった。
向かっていくと、集団の1人がこちらに気がつき、他のやつらもこちらに目線を向けてきた。
「俺を呼んだのはお前たちか?」
俺が声をかけると、リーダーらしき人物が一歩前に出てきて、返答してきた。
「そうだ、俺がお前を呼んだ」
「俺に何かようか、用がないなら、俺は帰りたいのだが」
「お前に用がなくても俺たちには用があるんだ」
「だから、用は何だ」
俺がたずねる。
すると、しゃべっていたやつ以外のやつらが俺を囲んできた。
「お前には、消えてもらう」
リーダーらしきやつの一言で周りにいるやつらは、魔法を放ってきた。
不良リーダー視点-----------
俺の前では、生意気そうな転校生は一歩も動かず、直撃を受けた。
転校生がどうなったか知らないが、あの距離なら、死なないにしても、大怪我はしているはずだ。
俺は、1人生意気そうなやつが減って笑いが堪えられずに、笑った。
「ハハハハハハ!!ハハハハハ!」
俺が笑うと手下たちも笑い出した。
しかし、魔法が直撃したときに発生した煙の中から声が聞こえてきて、笑いをやめざる終えなかった。
「ふぅー、対したもんだ、しかし、今日防壁教えてもらってなかったら、危なかったぁ~」
俺は、そんな声を聞き、驚きを隠せなかった。
「な!なんだと!いくら防壁を覚えたからといって、あれだけの数を数分間は直撃したはずだ!」
俺の知識では、防壁はこめた魔力がいくら強くとも、維持するのが難しい上に、どれだけ頑張っても維持時間が数秒というデメリットを持っているはずだ。
そんな俺の問いに、転校生は答えた。
「あー、まぁ、それについては秘密だな」
「くっ!お前ら!もう一度だ!もう一度全力で魔法をぶつけろ!」
俺の指示で手下たちは、慌てながらも、詠唱を唱え魔法を放とうとした。
次の瞬間、いきなりの光で目見えなくなった。
「ぐぅぅぅああぁぁぁぁ!!!」
俺はたまらず、声を上げた。周りからも、手下たちが声を上げていた。
リュウ視点------------
手下たちから、魔法が放たれたときは、驚いたが、俺は、すぐさま、今日教えてもらった、防壁を発動させた。
俺の防壁は、特殊で、通常は防壁にこめた、魔力以下の魔法を無効に、それ以上の魔法が威力が下がるが、維持時間が長い人でも15秒前後なので、一撃は耐えれるが何発にもなると、きつくなるらしいが、どうも俺の場合は、魔力が以上に高いせいなのか、ほとんどの魔法は無効になり、維持時間も、訓練中の3時間ずっと発動させていたが、まったく消滅しなかった。(維持できる時間は正確には分かっていない)
俺は、手下たちが攻撃し続けている間、ずっと防壁を発動させ続けていた。
攻撃が止み、煙が晴れるまで、静かにしていると、リーダーらしきやつのいた場所から、笑い声が聞こえてきた。
俺は、それがなんとなく癪に障ったので、相手が驚くことを、軽くにやけながら言ってみた。
「ふぅー、対したもんだ、しかし、今日防壁教えてもらってなかったら、危なかったぁ~」
そういうと、煙の向こうで、リーダーらしきやつが驚いているのが反応で分かった。
煙はどんどん晴れていった。
俺の視界はようやく、相手の姿が分かるくらいまで晴れていた。
すると、リーダーらしきやつから質問?があった。
「な!なんだと!いくら防壁を覚えたからといって、あれだけの数を数分間は直撃したはずだ!」
俺は、答えた。
「あー、まぁ、それについては秘密だな」
なんとなく、イヤで答えは言わなかった。
《あー、そろそろ、面倒になってきたから、とっとと終わらせたいが、攻撃すると、アリスに迷惑かかるし・・・・よし、逃げるか》
俺はそんなことを考えながら、相手たちの隙を窺っていた。
「くっ!お前ら!もう一度だ!もう一度全力で魔法をぶつけろ!」
と、リーダーらしき人物は手下たちに、攻撃をさせようとしたので、詠唱を唱えるため、出来た隙を俺は逃さなかった。
俺はすぐに、無詠唱の魔法を使った。
俺は、使うときに目を瞑り、自分の魔法の目くらましを防いだ。
俺が目を開けると、周りから、うめき声が聞こえてきた。
俺は、その隙に、そいつらを無視して、魔法を発動した。
「時を操りしものよ、我の意思に従え!空間門」
俺が唱えると俺の前の空間がゆがんで縦に黒い線が出来る。
《コイツら・・・・しゃーない、知らせるか・・・・面倒だな・・・・》
俺はそんなことを思いながら、異空間の中に入っていく。
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