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異世界  作者: 壬生
2:学園生活
26/40

FILE26

俺は、自分の部屋にいた。


当然ルナも居る。


「ルナ、今日は楽しかったな」


「ええ、そうですね」


あの後、俺たちは、お勧めの服屋を3件周り、自分の服を買って、ルナの服も買った。


「ご主人様マスターこれ、ありがとうございます」


ルナが指すのは今日、買った刀である。


「いや、気にするな。それに、俺のお金じゃないから」


「ですけど、私のために選んでくれたってことだけで、私は嬉しいです」


ルナは、嬉しいそうに言った。


俺はそのルナの嬉しそうな顔に満足だったが、心臓はドキドキしていた。


「ルナ・・・照れるから止めてくれ」


「ウフフフ、照れなくても」


「・・・・そうだ、今日買ってきた服今度の休みに着てみてくれよ」


「わかりました」


「頼むな」


「はい」


話していると、ルナは小さなくちを開けて、欠伸あくびをした。


「眠いのか?」


俺が尋ねると、ルナは、眠いのか目を細め、目を擦りながら、頷く。


「じゃあ、寝るか」


「・・はい」


俺たちはベットに入り、毛布を被った。


灯りを消して、目を閉じる。


はじめは起きておいたが、今日は疲れたのか、だんだんと意識が遠のいていった。


最後には、完全に意識がなくなった。




















「・・・きて・・・・てください・・・おきて下さい」


「う・・・ぅん・・・」


俺は徐々に意識が覚醒していき、上半身を起き上がらせた。


「ふぁ〜・・・おはよう」


「おはようございます。ご主人様マスター


「それじゃ、着替えるから、外で待ってて」


「はい、分かりました」


ルナはそういって、部屋から出て行く。


俺はルナが出て行くのを確認し、ベットの横の棚においてある、制服を手に取り着替え始めた。







着替え終わると、部屋の洗面台で顔を洗い、歯を磨き、軽く寝癖を直して、ドアを出た。


ドアを出ると、ジャンヌが居た。


「おはよう、ジャンヌ」


「おはようございます。しかし、これでは私の仕事がなくなってしまいます・・・」


「どういうこと?」


「私は、カガリ様のお世話を言い付かっておりますので、お屋敷の掃除など、まったくしていないのです。カガリ様のことだけをするために。ですけど、ルナ様が、カガリ様を起こすのをやってしまうので・・・・」


「それは・・・すいません」


ルナがジャンヌに誤るが、ジャンヌはそれであわててしまう。


「い、い、いえ!け、け、けして、ルナ様が悪いのではないです!」


「ですが・・・・」


「だ、大丈夫です、私は、食事の用意や、服の洗濯、お部屋のお掃除をしていますから、大丈夫です」


「・・・・分かりました。ですが、ご主人様マスターを起こすのだけは、やらせてください」


「どうぞ。それと、学園でのカガリ様のお世話もお願いします。私は学園に入れないので」


「分かりました」


なぜか俺が聞いたのだが、無視され、2人でお世話について話している。


そして、そのまま、食堂に着いた。


「おはよう、クリス、ミーネアさん」


「おはよう」


「おはようございます」


俺は席について、食事をする。


ルナも席に着いて、食事に手をつけた。


「クリス、おはようございます」


「おはよう」


俺は、ルナに、魔法で登校しないかと、聞いた。


「ルナ、こないだの空間魔法で学園いけるか?」


「いけることは行けますが・・・」


「どうした?」


「魔力を結構使ってしまうので・・・・」


「そうか・・・じゃぁ俺がやるから、教えてくれ」


「分かりました」


俺たちの会話を聞いていたクリスが尋ねてきた。


「あら?馬車で行かないの?」


「いや、魔法の練習になると思ってさ」


「・・・・そう・・」


なぜかクリスが、悲しそうに答えた。


少し、気になったが、気にしないようした。


俺たちは、食事を食べ終えて、玄関に向かった。


俺は今回は馬車を乗らないということなので、すぐにルナに魔法を教えてもらう。


「いいですか?まずは飛びたい場所を正確に思い浮かべてください。そして、次は、行きたい場所と自分の居る場所がつながるイメージをして、魔力を前に集めてください」


「分かった」


俺はルナの説明の通りにしてみる。


学園の自分達の教室を思い浮かべた。


そして、今自分の居る場所をつなげるイメージを浮かべ、魔力を操る。


「す、すごい・・・・」


クリスの声が聞えた。


俺は目を開けた。


目の前にルナが作っときと同じ、空間の裂け目ができていた。


「・・・・できた・・」


「すごいです。ご主人様マスター


「そ、そうか?」


「ええ、一回で成功させるのもすごいです」


俺は、普通に人2人が通れるくらいの空間の裂け目があった。


「そうか?結構簡単だったんだが・・・」


「簡単ですか・・・・」


「まぁ、いいじゃん、行こうぜ」


「・・・・分かりました」


「クリス、お前も行くぞ」


「え!?・・・ええ、分かったわ」


俺たちが空間に入っていくと、後ろで、ミーネアさんとジャンヌが、頭を下げていた。


「いってらっしゃいませ」


そして、俺たちは空間に入って、空間の光りで目を閉じた。

おはようございます、こんにちは、こんばんは!

そして、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。


今年も頑張って投稿しますので、どうかのんびりと更新をお待ちください。


誤字、脱字、アドバイス、感想などありましたらメッセージをお送りください。


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