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異世界  作者: 壬生
2:学園生活
25/40

FILE25

外に出ると、俺たちは、お腹が減ったので、飲食店に向かうということになった。


飲食店とは、まぁ日本のファミレスみたいです。


入り口を入ると、可愛らしい制服を着た女の店員さんが営業スマイルを浮かべて、席に案内された。


俺が店員さんに笑顔でお礼を言うと、店員さんは顔を真っ赤にして「ごゆっくり!!」といって、どこかに行ってしまった。


俺はなぜ逃げるのかと、疑問に思い、首を傾げながら、席に着く。


それを見ていた、アランたちは、ため息をついた。


「お前、自分の容姿が分かってないな・・・・」


「ええ」


「そうね」


「そうそう」


「そうですわ」


「ご主人様マスター・・・・」


みんながアランの一言に反応し、呆れ顔で答えた。


「ようし?用紙がどうした?」


俺が尋ねると、皆が一斉にため息をついた。


「・・・・それよりも、料理何にする?」


カーラが、話を遮って、みんなの意識がそっちに向かった。


「??」


俺はいまだに分からなく考えていた。


すると、横から、ルナが声を掛けてきた。


「ご主人様マスター何にします?」


「俺は・・・・これにするわ」


俺はルナに見せられた、メニューから料理を選んだ。


「では、私もそれにします」


「ああ」


俺たちは、料理を全員選んだの店員を呼んだ。


すると、先ほど顔を真っ赤にしてどこかに行った人が出てきた。


「ご注文はお決まりですか?」





















料理が届き、食べ終えた後、食後のお茶をしていた。


クリス、カーラは紅茶を飲み、フローラ、アランはコーヒーを飲んでいる。


俺は、ルナと2人でパフェを食べていた。


「くぅ〜〜、うまい!!」


俺がそういうと、アラン以外が顔を真っ赤にし、下を向いた。


「アラン。みんなどうしたんだ?・・・なんか周りの女の人たちまで、顔真っ赤で下向いてるんだが?」


周りには、店内に居る女性がみな、顔を真っ赤にして、下を向いていた。


「・・・・・・はぁ・・・・・お前、すごいわ」


「どういう意味だ?」


「そのままの意味だ」


「??」


俺は首を傾げつつも、パフェを食べた。


「くぅ〜〜」


俺が声を上げると、フローラが喋った。


「リュウ様、その顔反則です」


「俺の顔がどうした?・・・・・アラン、俺の顔ってそんなに変か?」


俺はフローラに言われて、まじめにアランに聞いた。


「・・・・・はぁ・・・・」


アランはため息をつくだけで、何も答えてくれない。


「なぁ?どうなんだよ・・・・」

















そうして、時間が過ぎていき、飲食店を出た。


俺は結局、顔を真っ赤にした理由が分からなかったが、クリスたちの「キニシナイデ!」の一言で気にしないことにした。


俺たちは、次は、クリスたち女子の意見で、服を見ようとのことで、順番にお気に入りの店に行く事になった。


まずは、クリスのお気に入りのお店に向かった。


俺たちが入った場所は、もう、見るからに高級だと、分かる様な店だった。


まず、店の外は、かなり豪華なつくりになっていた。


中は、場所を惜しみなく使って、通路は十分に余裕があり、服は全て引っ掛けてあった。


服というよりもドレスだった。さまざまなドレスが数万着くらいある。派手なフリフリや派手な宝石を散りばめたドレス、特に飾りをつけず、着た者を着飾るようなドレスやら、他に普段着れるような服まで、さまざまある。


女子達は、それを見て、すぐさまとびついた。


俺とルナとアランは入り口に居た。


「あれ?ルナはいかないのか?」


「ええ、私は服にはあまり興味がありませんので、それに自分で作れますから」


「そうだな。でも、こういうのじゃないけど普段着くらいは買おうか」


「ありがとうございます」


俺は思い出したようにアランに話しかけた。


「アラン、俺たち男のは売ってないみたいだし、壁際で待ってようか」


「・・・そうだな」


俺たちは、壁際に移動し、そこで、服を選んでいるクリスたちを見ていた。















クリスたちが服を選びだして、1時間半が経った。


俺たちは1時間半他愛ない話をしたりしていただけだった。


だが、当然1時間半も会話が続くわけがなく、30分くらいは無言だった。


《さすがに飽きたな・・・》


俺は、さすがに待つのに飽きたので、クリスたちに声を掛けた。


「クリス、アリス、カーラ、フローラ。次の店に行くぞ!」


俺は、返事を待たず、ルナ、アランを連れて店を出た。


「え!?ちょ、ちょっと!リュウ!」


「ま、待ってください!リュウ様!」


「わかった。アリス、行こっか」


「うん」


アリスとカーラは見ていたが何も買わないのか、すぐに後を追ってきた。


店を出ると、俺とルナ、アラン、アリス、カーラだけだった。


「ったく!女はホントに買い物が長い。俺たち男はあーゆうところは、居ずらいのに・・・」


俺が文句をつぶやくと、カーラが謝ってきた。


「ごめん、私達だけ楽しんで・・・」


俺は謝られた事にあわてた。


「い、いや、いいよ。俺も何も言ってなかったからさ・・・」


「ありがとう。よし、今度は、男の子でも楽しめる服屋にいこっか」


「おー!」


そういうと、先ほど出てきた店のドアが開いた。


「リュウ様!!」


フローラだった。


「・・・・どうした?」


「い、いえ、どこかに行かれたのかと思いまして・・・」


フローラの弱弱しく、目をウルウルさせながら言った言葉に、俺は声を上げ笑った。


「プッ!・・ハハハ、アハハハ!・・・ハァハァ・・・大丈夫だよ、ほって行くなんてしないから」


そういうと、フローラは少し顔を赤くし、言った。


「・・・・本当ですか?」


「ああ、本当だ」


俺が笑顔で答えると、フローラは顔を真っ赤にしながらも、笑顔で答えた。


「ありがとうございます!」


俺は、その笑顔を見て、可愛いなどと思ってしまった。


そう思ったとたん、体が熱くなった。


「・・・・それより、クリスはまだか?」


俺は話を変えて、先ほどの会話を忘れようとがんばった。


「もう少しで、来ると思いますわ」


「分かった、もう少し待つか・・・」


そういったとき、店のドアが開いて、袋を持った、クリスが出てきた。


「待った?」


「ああ、すごく待った。先に行こうかって言ってたところだ」


俺は少々、クリスの謝罪がないことに、イラッとして、嫌味を言った。


すると、クリスも笑顔で言い返してきた。


「あら、それでもよかったわよ?」


「お前な・・・・・人を待たせておいて、謝罪もないのか!」


クリスやアランたちは、俺が怒ったことに驚いたようだ。


ルナは、じっと黙っているし、フローラ、アリスはオロオロしているし、アランとカーラはどうにか止めようとしている。


「な、何よ!怒ることないじゃない!」


クリスは反撃をしてきた。


「なら!遅れたことに対して何かないのか!」


俺が言うと、クリスは俺が聞えるか聞えないかの声で言った。


「・・・・・ごめんなさい・・・・・」


「・・・それでいいんだ。いいか、遅れたのに、謝罪をしないのは最低のすることだ。俺はクリスに、そうなってほしくないから、怒ったんだ・・・・しかし、俺も怒鳴ることもなかった。すまない。・・・・・みんな、雰囲気を壊して、すまない」


俺はクリスに言ったあと、アランたちに謝罪をした。


「い、いや、いいさ。それより、明るく行こうぜ!な!」


「・・・・そうだな、よーし。次の服屋に行こうか!」


「おー!!」


そして、俺たちは歩き出した。

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