FILE22
大変長らくお待たせしました。
22話です
学園に着くと、今日は一日、通常授業はないらしく、外でやるとのこと。
俺たちは、グラウンドに居た。
グラウンドには、魔法騎士科全生徒が居る。
グラウンドはそれでも、余裕がある。
学年ごとに、集まっている。
俺は、いつものメンバーで固まっている。
俺たち1年をまとめている一人の教師が声を上げた。
「あー、それでは、今から、実技テストを行います。今回は6人1組のグループで1体を倒してもらいます。ゴーレムは私達教員が共同で作ったものです。終了はこちら判断します、それではグループを作ってください。できたグループから、近くの先生に報告してください」
司会をしていた、教師が黙ると、みんな動き出した。
俺たちは、丁度6人なので、すぐに近くの先生に言いに言った。
言いに行くと、すぐに試験を開始するとのことなので、俺たちは特別フィールドに入った。
この特別フィールドは、この中で受けた傷は、フィールド外に出ると、なくなると言うものだ。
「それでは、実技テストを開始します。使い魔を使うのもいいです。ゴーレムを倒せるなら倒してもらって結構です。危険とみなした場合止めることがあります。それでは、開始します」
審判をする先生なのか、俺たちと同じでフィールド内に居る。
開始の合図で、目の前に、ゴーレムが現れる。
全長、20mくらいだ。
俺たちはゴーレムが出たので、戦闘を始める。
「いくぞ!」
俺とルナとアランとカーラはゴーレムに向かって走る。
アランは、魔法で作ったのか、炎を纏った剣を持っていた。
カーラは、氷の剣だ。
俺は、下級の火球を大量に作り出して、ゴーレムに向かって放った。
ゴーレムに当たる前に、アラン、カーラは左右からゴーレムに切りかかり、攻撃をすると、離れた。
そこに俺が放った、火球がゴーレムに当たる。ルナも自身で作った火球を放つ。
煙を上げた。しばらくすると、煙が晴れて、中から、無傷のゴーレムが姿を現す。
「え!?」
「うそ!?」
「めんどうだ・・・」
上からアラン、カーラ、俺の順番だ。
ゴーレムが姿を見せるとそこに、アリス、フローラ、クリスの合成魔法が放たれた。
「「「風雷炎」」」
炎の竜巻が雷を纏いながら、ゴーレムを包み込んだ。
それが当たる時、俺、アラン、カーラはゴーレムに向かって再び走っていた。
そして、風雷炎が晴れたときに、攻撃に移ろうとしたとき、今まで動かなかった、ゴーレムが突如動き出した。
「え!?」
アランが驚きの声を上げると、突如アランが吹っ飛ぶ。
「アラン!」
俺は声を上げる。
アランは振っとんだところで、少しふらふらしながらだが、立ち上がった。
「だ、大丈夫だ・・・・」
どうやら、とっさに、炎の剣で防いだようだ。
アランが立ち上がり、こちらに走ってくる。
再び、俺たちは、ゴーレムに向かっていく。
ゴーレムの攻撃は、上からの、振り下ろすか、横になぎ払うかのどちらかしかやってこないので、それをよけながら、ゴーレムに向かっていく。
後ろのクリス、フローラ、アリスは中級魔法を使おうとしているみたいだ。
「風よ!あのものを切り裂け!風斬!」
クリスは風魔法を。
「炎よ!我の意思に従い、あのものを溶かせ!炎溶!」
フローラは火魔法を。
「光よ!光の線となりて、相手を貫け!線光!」
アリスは光魔法を。
クリスの風斬でゴーレムは体を支えている右脚を削られ、フローラの炎溶で右脚の一部の溶かされ、アリスの線光で、フローラが溶かしたところに当てられ、ゴーレムの右脚に穴が開いた。
すると、ゴーレムの右足は崩れ去り、ゴーレムが倒れてきた。
そして、倒れてきたところを、カーラが飛び、ゴーレムの額に氷の剣で傷をつけ、アランがゴーレムの額のカーラが傷つけたところに炎の剣傷をつける。その攻撃で一層深く傷がつく。
「リュウ!俺たちが傷つけたところに攻撃しろ!」
アランの指示で、俺は魔法で浮き上がる。
「空をつかさどるものよ、我の意思に従え! 空停移動!」
俺は、一緒にルナもあがる。
「ルナ、簡単で威力のある攻撃は?」
「ダークネスランスです」
「分かった。じゃあそれを教えてくれ」
「私の後に続いて唱えてください」
「ああ」
「闇よりいでし!」
「闇よりいでし!」
「我の矛となり!その姿を現せ!!ダークネスランス!!」
「我の矛となり!その姿を現せ!!ダークネスランス!!」
俺と、ルナの近くに、黒い槍が出てきた。
俺たちはその槍をゴーレムに放った。
ゴーレムは、その攻撃を避けようとするが、脚がなく、倒れようとしている最中なので、うまく避ける事ができない、そのおかげで、俺たちの攻撃はゴーレムの額の傷に当たった。
当たると、煙が立った。
しばらくその煙を見ていた。
煙が晴れると、そこには頭のないゴーレムの姿が見えた。
どうも、すいません
色々と忙しかったので・・・・・