表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界  作者: 壬生
1:異世界トリップ
2/40

カナリアへ

第2話始まりました。

今回は少し長めです。

クリスティーナの後を付いて行くと、徐々に歩道らしき道が見えてきた。


「リュウ、この付近は最近賊が出没してるみたいだから気をつけてね」


「わかった、しかし、どうして、王女であるクリスティーナがこんなところにいるんだ?」


俺は疑問を率直に聞いた。


「それは、賊退治をしようと思ってね」


「王女様が賊退治ね・・・・賊退治なんて国の兵に任せればいいんじゃないの?」


「確かに、そうだけれど、私は、困っている人を見過ごすことはできないから、自分でやりたいのよ」


クリスティーナの瞳に、決意の炎が見えたような気がした。


「しかし、君がいなくなって、城の人達騒いでるんじゃないのか?」


「たぶんね、けどそれがどうしたの?」


「たぶんねって・・・・まぁいい、でこれからどこに行くんだ?」


話を打ち切り、向かう場所を尋ねた。


「私の城よ、カナリアの城よ」


「いいのか?俺みたいなの連れて行って」


「私が決めたからいくのよ、それにお父様に頼めば、私に甘いから、許してくれるわよ。まぁ大臣あたりがうるさいだろうけど、お父様が許可すれば、文句なんて言えないからいいのよ」


「ハァー・・・・そうか・・・まぁいいわ。とにかくカナリアにいこう」


「そうね、後数時間歩けばカナリアが見えてくるからがんばってね。それじゃ、いきましょう」


クリスティーナはそういって歩き出したので、俺もクリスティーナの後を付いて行く。
































2時間半くらい歩いたところ、町らしきものが見えてきた。


「クリスティーナ。あれがカナリアか?」


俺はクリスティーナに尋ねた。


「そうよ、だけど本当に何も知らないのね・・・」


「だから、言ってるだろう、この世界のことは何にも知らん!」


「そんな威張らなくても・・・・それと、クリスていいわよ」


クリスティーナがいきなりそんなことを言ってきた。


「へ!?ああ、名前ね。おう、わかったクリスな」


突然のことで驚いたが、返事を返した。


そのあとは、静かにカナリアに向かった。


カナリアの町の入り口には、兵が立っていた。クリスはそれを無視して、町に入っていったので、俺も後に付いていった。


町に入ると俺は驚きの声を上げた。


「うわぁー!すげー・・・」


町には活気に溢れていた。


道行く人は、皆笑顔なのだ。子供達は元気におっかけっこをしたり、大人達は、買い物をしたり、商品を売ったり、話していたりしていた。


俺はキョロキョロと周りを見ていたが、クリスが、この世界、町について説明してくれたのでそっちに集中していた。



クリスの話によると、この世界は、アカティスタンという世界で、地球の日本にもあるように、四季が存在しているらしい。1年の数え方も、地球と同じだ。

アカティスタンには、知られているだけで20の国があり、それらが、領土の奪い合いで戦争をすることもあるそうだ。

カナリアは、その中でも、かなりの領土を持っていて、かなりの戦力もあるため、攻められると言うことは少ないらしい。カナリアは、工業、貿易、などさまざまなことをしているため、友好を結ぼうと、する国も少なくないとか。


カナリアは北をまとめている大国だと言う。現在カナリアは戦争はしていないが、ある国と危ない関係らしく、戦争の一歩手前らしい。

あまり気にする必要はないらしい。


クリスの話を聞いて、しばらく歩いていると、遠くからでも、かなりの大きさを誇っていた城が間近にあった。


「でけぇ〜・・・・」


「リュウ、ぼさっとしないでいくわよ」


「お、おう」


クリスは、城の入り口まで、行くと、兵士に話しかけた。


「ク、クリスティーナ様!」


兵士の驚いた声が聞こえた。


「どこに行ってらっしゃったのですか!みなさん探して居られましたよ!」


「それより、お父様呼んでくれるかしら?合わせたい人がいるから」


「国王陛下ですか・・・・わかりました。呼んでまいりますので、応接間でお待ちください」


1人の兵士がそういうと、隣にいた兵士に、「応接間まで案内するように」といって、城の中に入っていった。


「それでは、クリスティーナ様、私の後に付いて来て下さい」


案内を頼まれた兵士に俺とクリスは付いて行き、応接間まで行った。































俺たちは応接間で待っていると、扉が叩かれた。


「どうぞ」


クリスが、許可を出したら、扉が開き髭を生やした渋い1人の人が兵士を数人連れて、部屋に入ってきた。


「ク、クリス!」


髭を生やした渋い人が、クリスに向かって走ってきた。


「お父様!」


クリスも走りだした。


2人はしばらく抱き合っていた。


数分間抱き合った後、クリスが離れ、国王だという人に兵士を下がらせるようにいった。


すると、国王は、兵士を下がらせた。


「お父様、ただいま戻りました。私が戻ったのは、この方を、お父様に会わせるためです」


そういって、目線を俺に向けた。


国王も、クリスの目線を追って、俺を見たので、俺は、緊張して、体を強張らせた。


「貴様はだれだ!もしや!貴様クリスの恋人とかでわなかろうな?・・・・」


国王は俺も見た瞬間目の色を変え、そんなことを言ってきた。


「へ!?」


「え!?」


俺とクリスは、国王の行ったことに、驚き、変な声を上げた。


俺は、すぐに、冷静になり、否定した。


「違います!それに数時間前にあったのに、そんなことにはなりません!」


俺の否定に、国王は安心したらしく、ため息を吐いた。


「そうか・・・・」


「そんなことより!お父様!彼は、もしかしたら伝説・・関係者・・・かも知れませんよ!」


「なに!伝説の関係者だと!?」


クリスは興奮した感じに国王に報告していた。


「関係者といっても、直接ではなく間接的ですけれどね」


「そうか・・・・ならば、早急に、おもてなしをせねば。誰か居らぬか!」


国王が呼ぶと、兵士が1人入ってきた。


「すぐに、もてなしの用意せよ!」


「は!」


兵士は部屋から出て行った。


国王は、兵に用事を言った後、俺に向かって、話しかけてきた。


「そなた、名はなんと言う?」


「お、俺はかがり りゅうです、あ、こっちでは、リュウ カガリになりますけど・・・」


「カガリ殿か・・・・カガリ殿先ほどは失礼した。この後、使いのものをよこすので、そのものの指示に従ってくれ。それでは、失礼」


国王はそう言って、部屋から出て行った。


どうしたらいいのかわからないので、クリスに聞いた。


「クリス、どうしたら?・・・・」


「知らないわ、まぁ私も、着替えるから、部屋に戻るわ。リュウ、貴方は部屋にいてね。もうすぐで来ると思うから。それじゃ」


クリスも、部屋から出て行った。


「・・・・・」


俺は、ほって行かれて、どうすればいいのかわからなかったので、とにかく、ソファーに座っていることにした。

第1回作者を交えて話そう!


「さー、始まりました。まず司会は俺こと龍と」


「クリスティーナです」

以降、リ、クで表現いたします


リ「さー、始まったな」

ク「始まりましたね」

リ「ここは何をやるところだ」

作「裏話のするところ」

ク「あなたは?」

作「作者」

リ「どーでもいい」

作「・・・・」

ク「・・・・それでわ、私のプロフィールを紹介します」

ヒロイン

名前:クリスティーナ・ケミル・アルチェス

身長:165.2cm

体重:??k

座高:55cm

視力:A、A

容姿:上の上

好きなもの:甘いもの、紅茶、占い

嫌いなもの:辛いもの、うるさい人


ク「以上が私のプロフィールよ」

作「まだ決まってない部分あり」

リ「決めろよ」

ク「で、裏話ってどんなことです?」

リ「作者どうなんだ?」

作「・・・・しらない」

リ ク「うそ・・・」

作「本当」

リ「はー・・じゃぁ今度だな」

作「了解」

ク「皆さんすいません、また今度お会いしましょう」

リ「感想なんかあったら送ってやってくれ・・・・作者が寂しがってるんだわ それじゃ頼んだぞ」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ