一騒動
今回は、少しコメディ?を入れてみました
面白くないかもですが・・・・
それではお楽しみください
教室に着くと、教室に居る人は俺の方に目を向けて、後ろにいるルナ(ひとがた)を見て、驚きの顔をした。
アランは、教室に入った俺のところにきて、ルナ(ひとがた)に声を掛けた。
「初めまして。俺はアラン・カルロ・アルディです。以後お見知りおきを」
なんてことをルナ(ひとがた)に言った。
アランがルナに自己紹介をしているときに、クリス、カーラ、アリス、フローラは俺を睨みながら、近づいてきた。
「リュウ、後ろの人はだれ?」
ドス黒いオーラを纏いながら、クリスが尋ねる。
「ク、クリス…………な、何をそんなに怒ってるんだ…………?」
怒っている理由を怖がりながらも尋ねると、カーラがニコニコ顔で答えた。
「あら?わかりませんか?」
クリスについで、カーラまでもが、黒いオーラを纏っていた。
「わ、分からないから聞いてるんだが…………」
俺は怖くなり、フローラ、アリスに目線を向けると、アリスは無表情、フローラは泣き顔。
俺は、この状況をどうすればいいのか、分からなくて、しばらくオロオロとしていた。
しばらくすると、ルナが喋りかけてきた。
「ご主人様、この状況をどう対処しますか?」
「ルナ、君はどうすればいいと思う?」
「私に聞かれましても…………」
俺とルナはどうしたものかと思案していたところ、フローラが尋ねた。
「リュウ様、今ルナと申しませんでした?ルナとは、リュウ様の使い魔ですよね?どこかにいらっしゃるのですか?」
フローラの問いに俺はすぐさま答えた。
「この女の人がルナだよ」
俺の一言で黒いオーラを纏っていたクリス、カーラから黒いオーラが消えた。
そして、驚きを隠せないのか、ルナをじっと見ている。
アリス、フローラもルナをじっと見ている
アランだけ、惚けた顔をして、ルナを見ている。
「ルナ」
「はい?」
「君は、おれが召喚した使い魔のルナだよね?」
「ええ、ご主人様の使い魔です」
ルナが答えると、ルナを見ているクリスたちは納得がいかないといった風な顔をしている。
「…………後ろの人がルナだってことは分かったわ…………」
クリスがいい、フローラ、アリス、カーラが頷く。
「分かってくれたならよかった。それより、もう席に着いた方がよくないか?」
「ええ」
俺が言うと、皆頷き各自自分の席に、座った。
「あ…………ルナどうしよっか…………立ってるわけにはいかないし…………よし!」
俺は自分の席に座ると、ルナを呼んだ。
「ルナ、おいで」
「はい」
「座るところがないから、ルナここに座って」
そういって俺が示した場所は、俺の膝の上。
近くに居る人には聞こえていたのか、チラチラとこちらに目線を向けてくる。
ルナは、俺の言葉に答えた。
「それではご主人様の迷惑になります。私は地べたにでも座っています」
そういって地べたに座ろうとする、ルナを止めて、無理やり膝の上に座らせた。
「ご、ご主人様!」
「だーめ。大人しく言う事を聞きなさい」
ルナはしばらく思案したあと、頷いた。
「…………分かりました。ご主人様の言う通りにします」
ルナは頷き、大人しく、膝の上に居る。
言う事を聞いてくれたので、頭を撫でてやる。
すると、3人からの視線が一気に鋭くなったが、尋ねると怖いので気にしないことにした。
頭を撫でると、ルナは少し顔を赤くしうつむき、目を細めて、嬉しそうにしていた。
「どうした?」
「…………いえ、何でもないです」
「ならいいや」
俺は喋りながらも、ルナの頭を撫でていた。
俺は、頭を撫でる時の感触が気に入っていた。
しばらく、ルナの頭を撫でていると教室のドアがいきよいよく開いた。
そこに居たのは、半泣き状態で俺を睨んでいるソフィー先生。
「カガリ君!その子は誰ですか!?知らない子を教室に入れないでください!!」
「ソフィー先生、そんなに怒らないでください。それに、この子は先生も知ってる子ですよ」
俺が答えると、ソフィー先生は驚きの声を上げた。
「え!?………………も、もしかして、カガリ君の使い魔のルナですか………………?」
「ええ、人化してるんですよ」
「そうなの…………よかった………………」
ソフィー先生はそうつぶやき、息を吐いた。
「そういうことなら、机を用意しますから、取ってきてください」
「分かりました、じゃあルナ行くか」
「はい」
俺たちは教室から出て行った。
どうでしたでしょうか?
それと、今更ですが、魔力についてお話します。
まず学園に入るには、魔力がある程度ないといけません。
その量は、一般人を1500として、学園に入るには5000以上です。そしてリュウの魔力量は計り知れません。
これは1500だと普段の生活で役に立つ程度です。10万は都市が半壊できるレベルです。リュウは世界を滅ぼすことができるレベルです。
そして、魔力は集中しないと出にくいので学園に居る人でも集中していない、普段は5000行くか行かないか程度です。
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