使い魔召喚!
今回はまたまた新キャラ登場。
リュウの使い魔です!!
それではお楽しみください
俺、クリス、アラン、アリス、カーラ、フローラ、ソフィー先生は、訓練棟にいた。
「それじゃ、今から、カガリ君の使い魔召喚の儀を行います。カガリ君は、ここに来て、集中していてくれるかしら」
「分かりました」
俺はソフィー先生の言う通りにみんなの前にでて、意識を集中し始めた。
「それじゃ、何かを呼び出すイメージで、魔力を自分の体に全体に隅々までまわして、呪文を唱えて」
「分かりました」
「我求む!我の使い魔となりしもの!我の呼び掛けに答えよ!」
呪文を唱えると俺の前の床が光り、まぶしく目を閉じた。
目を開けると、目の前に体長5m近くあり、全身が黄色と金色の中間ぐらいの色をした馬みたいなのがいた。
「うま…………?」
「………………ちょっと待って、この子もしかして、麒麟じゃないの!?」
「麒麟!?」
「麒麟ってあの伝説の!?」
みんなが驚いていた。
俺は麒麟と言う言葉には驚いていたが、こちらではどういう存在か分からなかった。
「我を呼びし者、名はなんと申す」
麒麟と呼ばれたものが声を発した。
クリスたちは、いまだに驚いていて、声に反応しなかった。
「俺は、リュウ、リュウ カガリだ。」
俺は答える。すると、麒麟といわれるものが喋った。
「ではリュウ。我に名はない。故に、リュウにつけてもらいたい。その後に、契約を交わそう」
「え!?あ、ああ。分かった。名前だな…………あ、性別ってあるのか?」
「我は、雌だ」
「雌ね、分かった………………ルーナかルナどっちがいい?」
「我はリュウに決めてもらいたいのだが、決めてくれぬか?」
「分かった。じゃあ、ルナで」
「感謝する。では、リュウ。そなたと、契約を結ぶ。手を我の頭に乗せて、《我名は、カガリ リュウ。我召喚せし、麒麟、ルナと契約する》と言えばよい。それで契約は完了する」
ルナに言われた通りに、ルナの頭に手を乗せて、契約の言葉を言った。
「《我名は、カガリ リュウ。我召喚せし、麒麟、ルナと契約する》」
契約の言葉を言うと、ルナの頭に載せている、手が光りしばらくすると、光りが収まった。
「契約完了だ。では、これからよろしく」
「ああ、よろしく」
俺は、終わると、みんなの所に戻った。
「終わった〜」
「…………リュウ…………」
アランは俺の名前を呼んで、黙った。
「アラン…………?」
「お前、やっぱりすごいわ…………」
「すごいなんてもんじゃないわよ…………」
アラン、アリスはすごすぎて、呆れたようだ。
「リュウ様〜〜凄すぎです!」
フローラは、目をハートにするかの勢いで俺をほめた。
俺は、フローラにほめられて、なんだか恥ずかしくなった。
「フローラ、止めてくれ、恥ずかしいから」
顔が赤いのか、顔が熱い。
「照れてるリュウ様!可愛すぎです!」
「はい、ゼブランさん終わり。…………カガリ君、その子…………やっぱりいいわ。それじゃもうすぐ、HRだから行きましょうか」
「分かりました」
「あ!先に行ってて、俺も間に合うように行くから」
「わかったわ」
皆が返事をして訓練棟から出て行くのを確認してルナに話しかけた。
「ルナ、お前、これからどうする?」
「どうするとは?」
「俺は、これから授業があるんだよ。さすがにその大きさのお前を教室につれていけないしな、だからどうしようかと思ってさ」
俺が話すと、大丈夫だといった。
「何が大丈夫なんだ?」
「我は、ひとがたに姿を変える事ができるのでな、その姿なら、教室にも着いて行ってもいいだろう?」
「ひとがたね。ルナってすごいんだな」
俺が笑顔を向けつつほめると、照れたのか、そっぽを向いて否定した。
「わ、我ら麒麟なら造作もない」
「そっか、じゃあ早くなってくれ、そろそろ行かないとまずいから」
「分かった」
ルナは答えると光った。光りはしばらくすると収まっていき、そこに綺麗な女性が出てきた。
黒髪のストレートで、もの静かそうな感じを漂わせた女性。まさしく大和撫子。
身長は170cmくらい、服はなぜか学園の女子の制服、スタイルはグラマーで、制服は豊かな胸がすぐ分かる。スカートから伸びる脚は長く、少し肉感を感じる脚をしていた。
それを見たとき一瞬誰かわからなくなって尋ねた。
「お、お、お前、ル……ナだよな?」
「そうよ」
「お前、綺麗だな…………」
俺が素直に褒めると、顔を赤くし、下を向いた。
「そ、そうですか?それならよかっです。それでは、ご主人様の教室に行きましょう」
「ああ、分かった。それにしても、話し方変わったな?」
「はい、ひとがたになるとこちらの喋り方になるのです」
ルナの返答に頷きながら、歩いていく。
俺とルナ(ひとがた)は訓練棟から出て行った。
使い魔どうでしょう?
今回は、新キャラでした。
ルナが喋り方変わるのは、麒麟のときと人間のときで色々と違うからですw
麒麟は男か女か分からない声です。
人間の時は、女の人です。おっとりしつつ、自分の意思を持っているという感じです。
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