表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界  作者: 壬生
2:学園生活
16/40

クリスの使い魔!

リュウが異世界に来て2日目が終わり、3日目に突入します。

今回はクリスの使い魔が登場します。


それではどうぞお楽しみください。

俺とクリスは、家に帰っていた。


夕食を食べ、風呂を入り、寝る前という状態だ。


ソフィー先生に言われた、使い魔と言うのに興味を持ち、クリスの部屋に訪れ、クリスに尋ねた。


「クリス、使い魔って、どういうのだ?」


「使い魔?…………そうね、使い魔は魔法の補助をしてくれる存在かな?」


「補助ね…………じゃあ高度な魔法を難易度を下げてくれるってことか」


「ええ、できるわ、使い魔は色々居るわ。ほかにも色々できる使い魔も居るしね、使い魔は召喚者の言うことは聞くけど、ほかの人の言うことは聞かないわ、あと、使い魔は普通喋れないけれど、喋る使い魔も居るわ、そういう使い魔は、かなりの高度の魔法を使えるようになるわ。それから、使い魔は、魔獣、聖獣、獣、悪魔、精霊これだけ存在するわ」


「魔獣、悪魔って悪いイメージしかないんだが………………」


「魔獣は、知能が低くて、悪魔は知能が高いけど、少し扱いづらいわ…………まぁ、それぞれ性格があるから、召喚するまで詳しくは分からないわ」


「そうか、分からないか…………それなら、明日が楽しみだな」


「そうね、私も貴方がどんな使い魔を召喚するか楽しみだわ」


そういわれて、ふと気がついたことがあったのでクリスに尋ねた。


「あれ、そういえば、魔法を使う人は使い魔を召喚してるのか?」


「ええ、そうよ。それがどうしたの?」


「召喚してるなら、クリスも召喚してるんだよな?」


「ええ…………あっ!そういうことね」


どうやらクリスは、俺が言わんとしていることを理解したみたいだ。


「私の使い魔が見たいってことでしょ?」


当たっていた。クリスも魔法騎士科の生徒で魔法を使える、と言うことは、使い魔が居るが、俺はクリスの使い魔を見たことがないので、見たいと言うわけである。


「そういうことだ。で、見せてくれるのか?」


「いいわよ《きて、ロール》」


クリスが言うと、どこからとなく、半透明の人形が現れた。


「!!な、なんだ!!」


「この子が私の使い魔のロールよ。ロール挨拶」


『初めましてカガリ様、私は、クリス様の使い魔のロールと申します。今後ともどうぞよろしくお願いします』


「ど、どうも」


俺は、丁寧に挨拶をされ、戸惑いながらも、挨拶を返した。


「あれ?どうして名前知ってるんだ?」


『それは、私は、見ておりましたので。普段私は姿を消しております。私は姿を見せているときは、微弱ながらクリス様の魔力を使っているのです。ですので、普段は姿を消している、というわけです』


クリスの使い魔ロールに説明された。


「はぁ…………使い魔も色々いるってことか…………」


『ええ、色々居ます』


「ありがとう、クリス。もういいよ」


「わかったわ、ありがとう、ロール。戻って」


すると、ロールは消えていく。


「そうか…………楽しみだな、俺にはどんな使い魔がつくのかな?」


「そうね、私も気になるわ」


「早く明日にならないかな…………」


「ウフフ、リュウまるで子供みたいね」


クリスに笑われてしまった。


「!!う、うるさい!笑うな!」


「ウフフフ、フフフ」


「もういい!俺は寝る!お休み!」


俺は、クリスに笑われて、俺は恥ずかしくなって、部屋から出て行く。















「ホントに…………クリスのやつ………………」


俺は部屋に戻ると、クリスの文句を言っていた。


「さーて寝るか、それにしても、明日楽しみだな………………」


















「カ…………カガリ様、朝ですよ、起きてください」


「んぅ…………うう…………ふぁ〜…………朝か…………おはよう、ジャンヌ」


「おはようございます。カガリ様」


ジャンヌは目をキラキラさせて、そのままとどまっていた。


「さて、着替えるから出て行ってくれるかな?」


俺が言うと、ジャンヌはがっかりした表情を浮かべた。


「えー、お手伝いしますよ!!」


「いや、いいから!はやく出てってくれ!!」


「…………はいはい、分かりましたよ」


ジャンヌは不服そうに部屋から出て行く。


「はぁ〜…………なんで着替え手伝えないだけであんな不服そうにするんだよ」


俺は服を着替え始める。


俺は服を着替えた後、部屋に入ってきた、ジャンヌをつれて食堂に向かっていた。


「そういえば、今日、使い魔召喚をやるんだよな」


「そうなんですか?」


「ああ」


「それじゃ、楽しみですね」


「そうなんだよ、どんな使い魔なんだろうな」


「じゃあ、がんばってくださいね」


「ああ、ありがとう」


そう話してると、食堂に着いた。


「おはよう、クリス、ミーネアさん」


食堂に居た、クリスとミーネアさんに挨拶をした。


「あら、おはよう」


「おはようございます。カガリ様」


挨拶をすると、椅子に座り、朝食に手をつけた。


「リュウ、早く食べてね。早く行かないとソフィー先生に悪いから」


「ああ、分かってる」


俺は、クリスに言われ、朝食をものの数分で食べた。



どうでしたでしょうか?

次回は、リュウの使い魔が登場!!


誤字 脱字 評価 感想 アドバイス ありましたらどうぞ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ