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異世界  作者: 壬生
2:学園生活
14/40

編入!

ついに学園生活の始まりです!!

それでは、お楽しみにください!!

クリスとソフィー先生は教室に入っていった。


俺はソフィー先生にここで待てといわれたので、教室の外で待っている。


中の様子を聞き耳を立てて聞いている。


「それじゃ、みんなに新しいクラスの仲間を紹介します。女子喜んでいいわよ。美男子よ」


ソフィー先生のそんな紹介に、クラスの女子は、興奮気味に喜んでいるみたいだ。


「カガリくん入ってきなさい」


呼ばれたので入ると、視線を感じた。


教卓の横まで来て、自己紹介を始めた。


「初めまして、リュウ・カガリです。趣味は、面白いことです。これからよろしくお願いします」


自己紹介が終わると、クラスの人はみな黙っている。


これは失敗かと思ったが、しばらくすると、女子達が騒ぎ出した。


「「か、カッコイイ!!」」


「彼女とかいる!?」


「好きな食べ物は?」


「好きなタイプは?」


「リュウ様と呼ばせてください」


女子からの質問攻めに、どうしていいのか分からないので、助けをソフィー先生に頼むように見ると、ソフィー先生は少し顔を赤らめながら、女子達に注意をした。


「女子、止まれ、カガリくんが困ってるぞ。ほら座った座った」


ソフィー先生の声で女子達は静かになったので、ソフィー先生にお礼を言った。


「ありがとうごうざいます」


すると、また顔を赤らめた。だが、危機が去ったことに安堵していたため、気がつかなかった。


「そ、それじゃ、カガリくんの席は、あそこの席に座ってくれる」


ソフィー先生が指すのは、一番後ろの窓際にある席だった。


俺は返事をして、その席に座った。


「それじゃ、HRは終わり」


ソフィー先生がそう言って教室から出て行くと、同じクラスの人たちが俺の席の回りに一斉に集まった。


「リュウ様と呼ばせてください!」


「好きなタイプは?」


「得意な魔法は?」


「ちょっ!ちょっと待ってくれ。一人ずつ聞いてくれ。一斉に言われても俺は答えれん」


俺の言葉を聴いてくれたのか、皆が黙り一人が声を出した。


「アルチェス様とはどういうご関係で?」


その一言で俺は黙った。


「・・・・・少し、部屋を借りてるんだよ。ここに入れたのも、アルチェスのおかげだしな!」


「そうなんですか」


「ああ」


「それじゃ次の質問です、好きなタイプは?」


「そうだな、好きなタイプは特にないな、けどキライなタイプなら、自己中心的な奴と、貴族だからと、えらぶってる奴、弱いものいじめする奴、俺がアルチェスの友達だからと俺に近づいて、気に入られようとしてる奴、誰かを仲間外れにする奴だな、今思いつくのは」


俺の言葉に関心しているものも居れば、気分を害されたという風な表情を浮かべているものも居た。


「それじゃ、次の質問です。リュウ様!ファンクラブ作っていいですか!?」


「ファ、ファンクラブ!?何で俺なんかのを?」


「それは・・・・・////」


女子の皆顔を真っ赤にして、うつむいた。


「おい、大丈夫かよ?まぁ作ってくれるならいいぞ」


「ありがとうございます!!」


「次の質問あるのか?」


「はい!得意な魔法はなんですか!?」


その一言に俺はまた詰まった。


「・・・・・・そ、そうだな・・・・まったく分からん?かな」


「わかんないってどうして?」


「魔法使ったことないから・・・・」


「使ったことない!?じゃあどうしてここに入れているんですか!?ここはある程度使えないと入れませんよ!」


「諸所の事情でアルチェスと同じクラスがいいだろうと言うことでここに居るんだよ」


「・・・・・そうなんですか・・・魔力はあるんですか?」


「それは・・・わからん」


「分からないって、じゃあ、これで測ってください」


そういって一人がどこからか、水晶玉みたいなのを出してきて、俺に渡した。


俺は受け取ると、どうすればいいのか訪ねた。


「すまんがこれどうやって使うんだ?」


「そのまま持っていたらいいです」


俺は手に水晶玉を持って眺めていると、水晶玉が色を変え始めた。そして、俺の手にあった水晶玉は割れた。


どうしたものかと目線をあげると、俺の周りに居る人たちは、唖然と割れた水晶玉を眺めていた。


俺は近くに居たクリスを近くに呼んでどうしたのか尋ねた。


「どうしたんだ?割れたのまずかったか?」


尋ねると、クリスは答えてくれた。


「魔力計が壊れるなんて、普通はありえないわ、となるとリュウの魔力は計り知れないってことよ。割れる人なんて、この世界に5人いるかいないかよ」


クリスに言われて、驚く。


「すげー、魔力計が割れるとこはじめてみた。しかもカガリが居たら、対抗試合俺たち優勝じゃね?」


「は!ホントよ。うれしいわ、あれは賞品がかなりいいものね」


一人また一人と喜びの声を上げていった。


皆が喜びの声を上げていると、チャイムが鳴り、名残惜しいそうに各自の席に着いた。


しばらくすると、先生が入ってきて、授業が始まった。

どうでしたでしょう?

面白かったでしょうか?


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