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それから毎日のように剣術と魔法の練習に力をいれた。

人から物を教わるのは自分でも面白く、独学でやってたときよりも楽しい。

1年くらいはずっと基礎を繰り返した。2年目に入ってから応用編なのか実戦形式なのが多かった。

めきめきと上達してたのでラニがすごく悔しがってた。申し訳ないなって思ってたら、


【習得:ポイント贈与 説明:ボーナスポイントを他人に贈与する。】


これ幸いと、ラニの経験値と熟練度を2倍にあげといた。さすがに4倍になってくるとまずいけど2倍程度ならいいだろ。才能が開花したって感じにしとこ。

真面目に毎日訓練を教わってたら、

【リード=ニア=アトラス】【645:7】【メイン職業:詩人4 サブ職業:大魔法使い40、村人1、戦士11、剣士4、僧侶2、武道家見習い20、商人見習い1、盗賊見習い1、冒険者見習い5、鍛冶屋見習い1、錬金術師見習い15、魔物使い3、魔石見習い1、召喚士見習い1、狩人見習い13、精霊術師見習い1、迷宮見習い1】

ボーナスポイント:251


HP:470

MP:27213 (21405)

力:430 【1】

敏捷:398

健康:401

知識:667

知恵:589

威厳:31

運:115

【EXスキル:神眼、死神、賢者、職業変更、ボーナスポイント贈与、反射神経】

【パッシブスキル:限界突破、マッピング、情報整理、言語理解、魔法遮断、魔力追跡、念喋、二刀流】

【アクティブスキル:歌10、楽器3、打撃武器1、採取3、片手剣10、両手剣10、両手持ち10、盾5、重装備2、中装備6、軽装備10、業火魔法9、激流魔法10、土流魔法9、暴風魔法9、闇魔法1、光聖魔法4、無魔法10、信仰10、格闘10、気功10、算術10、話術10、宝物庫10、投擲武器10、情報操作10、トラベルワープ1、鍛冶1、錬金10、調合8、使役10、飼育6、魔石改良1、魔石増幅1、召喚魔法1、武器防具召喚1、弓術3、罠師10、精霊召喚1、精霊会話1、迷宮作成1、迷宮操作1、魔法偽造10、妖精魔法7】


こうなってた。

ボーナスポイントは貯めてるんだけどどれをとっても意味わからん数字。

反射神経は限界反応と反応開花が結合昇格したEXスキルだ。

今までの限界反応だと見えているけど避けられない、見えてるんだけど反応出来ないって感じだけど、反射神経になったら、見える、私にも動きが見える状態。周りがゆっくりになって自分もゆっくりだけどそれで動きがよめるみたいなね。風でスカートめくれたら絶対に見逃さない自信がある。ていうか今のとこ見逃してない。

二刀流はマーディの訓練用の木剣と自分の木剣もって遊びで二刀流とかやってたら取れた。あるんかい、と思いつつも結構思ったように振れるようになってた。

剣の扱いについては既に一流だ。さすがにマーディには悪いと思って模擬戦の時にはぎりぎりで負けるようにしている。それでも異常だけどね。

魔法関係はもう闇以外極めたといっても過言じゃない、訓練で水魔法をよく使うので水魔法が既にカンストしてる。他もそろそろだろう。闇についてはセリーは全然しらないらしく珍しい魔法だそうだ。使い手があまりいないとかなんとか。

他にも色々聞いたが基本的に魔法は自分のものしかしらないらしく、使えないものについてはほとんどの人が興味ないらしい、この魔法はこういうことが起きるとかその程度らしい。

ラニも最近はめきめき上達していて既にセリーを超えてた、もちろん俺も超えてたしすっごいよろこんでた。


「さすが俺たちの子供だな。最近じゃ俺の方が辛い。」

「そうね、私が教えられることはもうほとんどないわ。」

マーディとセリーから免許皆伝をもらう日も近いな。


最近は訓練もそこそこに俺は結構遊び歩いている。前から遊んでた気がするけど一人で色々試すのが多くなってきた。

もう少しで何か魔法についてはつかめそうだった。具体的なことはいえないが魔法と魔法を合わせてみようかと。メドローなんとか目指してる。


今日も今日とていつものお気に入りの場所にいく。

もうここが俺の家でいいんじゃないかな?ってくらいいつもいる気がする。

一人のときは大抵ここにいる。いやシェリーも大抵いるから二人だな。

最近錬金で自作したギターもどきで目下弾き語りの練習中だ。自分ではそこそこうまく加工できたと思う。木と動物の毛を使って作った一級品だ。【感情のギター】って名前らしい、どうも効果付きのアイテムらしく、演奏した音を大きくしたり、気持ちを伝えやすくするらしい。効果付きのアイテムなんて優秀な錬金術師や鍛冶職人でしか作れないらしくかなり珍しいらしい。

両親には旅の人にもらったって言ってある、もちろん情報操作して普通のギターに見せかけてる。


(マスター、人が来てます。)

(あぁ知ってるよ。珍しいなこんなとこに人がくるなんて。)

お気に入りの場所は森に近い。普通は魔物が襲ってきてもいいくらいだ。俺は歌に人よけってか魔物避けの魔力こめてるから問題はない。むしろ出てきても瞬間的にコロコロできちゃう。

(ちょっと危ないけど気にすることじゃないだろ。ほっとこう。)

(マスターがそういうならいいんですけど。)

構わずに歌を続ける、気配がどんどん近くなってきてる、後ろから来てるから姿はわからんけど子供らしい。俺も子供なんだけど。

ポロポロとギターもどきを奏でながら歌を歌う、シェリーが周りを飛び回りながら踊り歌う。シェリーは俺の歌をかなり気に入ってるらしく歌うときはいつもテンションが高い。

もちろん、こっちの歌とかわからんから自分で自作したと思わせてる前の世界のアニソンだ。幸いにもずっと色々と聞いてたからレパートリーは豊富だしスキルのおかげで楽譜なんてわからなくても楽器で演奏が出来る。

さながら口からCD音源で夏な影を歌いあげる。ゆっくりと心に染み渡る曲だ。


パチパチパチ…。

後ろから拍手が聞こえる。

驚いたように見せかけて後ろを振り向くと美少女がいた。

しかも猫耳生えてた。

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