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この世界の天気は変わりやすい

時の流れも一定ではなく

速くなったり遅くなったりする


この世界は広大無辺であるとおじいが言ってた

端っこを見た人もいない

一周した人もいない

どこが始まりで

どこが終わりなのかすらわからない

人が何人存在するのかもわからない

この世界はわからないことだらけだ


僕のおじいは色んなことを教えてくれた

昔は

この世界に空はなく

真っ白だったということ

人が少なく家も少なかったということ

でも世界はどこまでも続いていたということ

色々な話をきいて僕は冒険したいなと思って

よく立ち入り禁止の区域に無断ではいって怒られたものだ


今は

空が存在し

人にあふれマンションも多くたっている

立ち入り禁止区域も広がり

僕はもう冒険したいなんて思わなくなった



この世界に人の名前は存在しない

いや、存在はするでも呼ぶことがない

なぜなら特定の時に特定の相手としか

つながりを持たないから

わざわざ呼ぶ必要もない。

人によっては誰ともつながりのない人もいるらしいが

大半は生まれたときから

決まっていたかのように

つながりを持たされる。

時々は思うんだよ新しいつながりがほしいと

でも出会いなんて存在しない

ただ家からでてつながりを持つか

家にじっと潜んでいるかだけの日常

それがこの世界の人々の日常。


つながりとはなんなのか

なんて説明するのは簡単じゃない

僕たちは当事者で何が起こっているのかわからないし

見た人から教えてもらうことも容易ではないからだ

ただつながりにも色々あって

僕とおじいみたいに

誰かから何かを教わるつながりや

この世界の天気を変えてしまうようなつながり

もしくはこの世界の色も変えてしまうつながりもあるらしい

教えてもらえるのは

おじいのように教えるつながりがある相手だけだから

見た人に直接教えてもらうことはできない

面倒くさい世界だと思うけど

なぜか変わらない

昔からの日常だからかもしれない



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