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ツバサ  作者: 咲羅
3/5

第三話 大切な人

第二話の続きです。

ただ丸山だけをじっと見てた。すると、一人の友人の声がした。「亜美ーなにしてんの?」

「奈々!?」

あたしの友人、奈々だった。それに、丸山は気づいた。

「あれ?そこで踊ってんの丸山じゃん?」

奈々の彼氏が言った。「おぉ。二人とも、はやく来いよぉ。」そこは、信号のない横断歩道だった。

「今行く。待ってろ。」

二人はゆっくり横断歩道を渡った。すると… パッパー車のクラクションの音だ。でも、

ジャカジャカ。奈々達の近くには、音楽の音量を大きくした車が通っていた。

奈々達は話に夢中だった。

「ねぇ。明日のデートどこに行く?」

「奈々が決めてい…」

「あぶない!」

あたしが言ったところだった。「きゃー」

二人は車にひかれた。

あたしは、ポケットから携帯を取り出した。

110。あたしが電話をしていると、運転手が出てきた。はぁーと深くため息をした。あたしは、電話で状況を説明し、電話を切ると、運転手のもとへ行った。すると、丸山がようやく走ってきた。「何があった?」

「奈々と奈々の彼氏がひかれた。」

丸山はすごい顔をしてた。そして、運転手に聞いた。

「なぜ、二人をひいたのですか?」

運転手は答えた。

「ひくつもりはなかった。クラクションを鳴らしても聞こえてないみたいで。今日は妻との、4年目の結婚記念日なんだ。それで、やっと喋れるようになった子供から電話がきて、〈きょうははやめにかえってきてね。

〉と言ったんだ。そして帰りに少しスピードを上げてしまって。二人を…」

第三話 大切な人どうでした?ツバサはまだまだ続くよ。

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