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異世界転生物語  作者: 和尚
城塞都市ルンブルクにて
8/10

冒険者ギルドに行ってみる

兵士のゲルベルトから、改めて冒険者ギルドの場所と、この街の名前を聞いた。

城塞都市ルンブルクというらしい。

冒険者ギルドは、門からまっすぐに進んで、大きな道の交差点にあるようだ。


とりあえず、大雀蜂を探す。


「お、居たな。10匹ほど俺の上空に影を作らないようについて来い。あとはここで待機だ。熊がわかるようにしておいてくれ。巣はまだ作るな。あとで場所を指示する」


すると10匹ほど上空に上がっていった。

羽音も気にならないし、これなら大丈夫だろう。


冒険者ギルドはすぐ見つかった。

言語理解のおかげか、看板の文字が読めた。

デカデカと冒険者ギルドと書いてある。


中にはいって、受付を探すといくつかあった。

暇そうにしてる受付に声をかける。


「身分証の発行をしたいんだが」


「10ゴールドになります。名前は書けますか?」


丁寧に対応してくれる。

まぁ、割と若くまじめそうなので見た目どおりってところか。


「けんじと言う。代筆してもらえるか」


「はい。けんじさんですね。ここに手を置いてもらえますか」


そう言って水晶のようなものを出す。

なんだか良くわからないが、とりあえず置いてみる。


「はい、結構です。しばらくかかりますので、その間はギルドの説明をしますね」


「よろしく」


聞いた内容をまとめると、

ギルドはランク制で下からGで、上がAで最後はSとなる。

Sまで行くと英雄レベルに凄いらしい。

ギルドマスターの何人かの推薦がないとなることが出来ないので、

簡単じゃないんだろう。

仕事は、どのランクでも受けられるが、

基本的には自分のランクか一個上のランクまでにしておいた方がいいらしい。

あと、ルールとしてギルド施設で暴れたり、職員に危害を加えると罰金の上、犯罪歴がつくらしい。

さっきの水晶はそれを確認するものらしい。


「はい、それではこれがけんじさんの身分証になります。

紛失の場合は先程の手順と金額でまた発行できます」


「わかった」


とりあえず、30ゴールド分の返済があるので、仕事が張ってあるボードをみる。

荷物運びや、掃除などの簡単な仕事がある。


「お、これなんか良さそうだ」


Gランクに使いっ走りの仕事で果物を持っていくと言う仕事があった。

100ゴールドで持ってく果物は何でも良いそうだ。


「すみません。これを受けたいので受付てくれ」


「はい。あぁ、イザベルタさんの依頼ですか。果物はもうお持ちですか?5つ程あれば十分ですが」


「果物は用意がある。受け付けてくれ」


ギルド内で売ってますよとか言われても困るし、持ってることにした。


「受付できました。イザベルタさんにこれを見せて、割符を受け取ってきてください。イザベルタさんはギルドを出て左へまっすぐ行くと教会があります。教会を右にいくと赤い屋根の家がありますから。そこがイザベルタさんの家になります」


「たすかった。行ってくる」


そう言ってギルドを出た。


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