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異世界転生物語  作者: 和尚
森にて
6/10

とりあえず、街を目指すか

とりあえず、街を目指すことにする。

街まではデッカイオオカミとか、蜘蛛や熊蜂が狩っている動物なんかがいるかもしれないし、

安全祈願もかねて常世神に信仰でもって祈っておくか。


りんごとオレンジを近くに生えてる木の中で一番立派な木にお供えして、

パンパン手を叩いて祈る。


『二拝二拍手一拝くらいできんのか』


パンパン手を叩いたらいきなり声が聞こえてきた。


「びっくりした。常世神ですか?」


『そうじゃ、わしが常世神と呼ばれておるもんじゃ』


「まさか、会話できるとは。とりあえず、街まで安全に行きたいのでりんごとオレンジお供えしました。

二拝二拍手一拝は知らないです。現代人なもんで、はは」


『まぁ、しかたなかろう。道中の安全じゃが、とりあえず大雀蜂さえおったらええじゃろ。

それ以外は、この森で狩りでもさせておけ。ここの生態系が崩れてもミゲーラも文句言わんじゃろ』


「じゃあ、大雀蜂をキリ良く1000匹にしていきます」


ぽんっ!


100匹ほど大雀蜂が出てきた。

後でするつもりだったので少し驚いた。


『あとは、連れて行く蜂のステータスをMP以外を上げておくんじゃな。虫はMPを持っていても無意味じゃから、それ以外は強化しておくほうがええじゃろ。あと、意思疎通もな。残りは好きにせぇ。それと、森にミミズを放って土壌を良くしておいてくれんか。お主が取りすぎたりんごとオレンジ分の栄養が枯渇しそうじゃ。』


おっと、りんごとオレンジはとりすぎていたらしい。

あまるほど取ったからな。


『あと、蟻達は取ってこなかったが、北に行けば皮の柔らかいみかんがあるし、南はそれこそ端のほうまで行かねばならんがバナナがあるんでの、そちらを取ってくれんか。それならオレンジくらい取っても問題ないぞ。その場合は、蟻を多少大きくしておいた方がいいじゃろ。引きずっては食えなくなるでのう。』


「おー!みかんとバナナ!ありがとうございます。常世神さま」


『ではの。今度はこの世界の食べ物をお供えしてくれ。出来れば葉物がいいのう』


「はい。ありがとうございました」


そう言って常世神は戻ったようだ。

とりあえず、大雀蜂に意思疎通10とステータス強化をする。


大雀蜂

HP 100⇒1000

MP 0

攻撃力 500⇒2000

防御力 100⇒1000

機動力 300⇒1000

魔導力 0


働き蟻の大きさを極小から中に変えておく。

中で猫くらいの大きさだ。

これくらいあれば足りるだろ。

残りは420ポイントだが、とりあえず残しておく。

他の虫の強化に使うかもしれないし。

とりあえず、蟻には北と南を探索してもらい、みかんとバナナを集めてもらう。


あとは、常世神に頼まれたミミズだ。

MPは残り3400。

さっき大雀蜂を100匹出したしな。

2000匹ほど出して繁殖と土壌改善を指示しておこう。


「ミミズ2000匹東西南北それぞれに分かれて出て、繁殖と土壌改善をすすめろ。この森すべてが対象だ」


ぽんっ!


とりあえず、音が止むまで上を見続けた。

見なければ問題ない。


あとは、何を出しておくか。

とりあえず、蜜蜂と女王を100セット増やすか。

蜂蜜生産してくれる蜜蜂が増える分には問題ないだろう。

益虫だったはずだし。たぶん、大丈夫。きっと。


「女王蜂100匹と1匹に100匹の蜜蜂100匹森に広がって分布できるように良い様に出ろ。巣と蜂蜜を生産しろ。女王蜂は増やすのも忘れるな」


ぽんっ!


よし、これでいいだろう。

あとは、熊蜂に案内してもらって街にいかなきゃな。


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