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俺とあいつの変わった日常  作者: 龍聖
第一章 変わった日常の始まり編
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第4話 徹夜の親友

どうも


今日は一身上の都合で出かけていたので更新が遅くなりました

今後は家にいる間はなるべく早めに更新していこうと思います


ではまたいつかお逢いしましょう


 今日はこっちの世界に戻ってきて二日目の朝。

 やっぱり朝って清清しくていいよな。

…とか考えていたんだけども…


「おはよう、徹」

「おはようミラ。…ってなんで裸なの!?てか俺のベッドに勝手に入ってくるな!!」

「だって…私たちは婚約者でしょ?普通だよ」

「普通じゃないから!!てか早く服を着てくれ!!」


 ったく…なんで朝から俺の家は騒がしいんだろうね。てか、また昨日みたいな悲劇が起こりそうなのは気のせいかな?


「お兄ちゃーん。早く起きないと…」

「あ…」

「…お邪魔しました」

「言い訳をさせてください!!」


 …とまぁこんな感じで昨日とは少し違うけどまた妹に見られた…妹に申し訳ないよ…


 そういえば妹の紹介したっけ?名前が知らないんだっけ?一応紹介しとくと妹の名前は神門みかど 理沙りさ。双子の妹だ。これは確か言ったよね。

 とりあえず食卓に行こう。今日も学校だし。


「おはよう神門~」

「あぁ、おはようララ」


 とりあえず俺は朝食を済ませてミラたちを置いて学校へ向かった妹を追いかける。

 あいつらなら大丈夫だと思うし。昨日勝手に転校してくるようなやつらだし。


「おーい、待てよ」

「もう…お兄ちゃんなんて知らない」

「ゴメンって…」


 あーあ…完璧に妹を怒らせちゃったね。なんでこうなるんだろうね。俺は何も悪くないのにね。


「お兄ちゃんなんてミラさんと×××してればいいんだよ」

「なんでそうなるんだよ!?」


 えーと…×のところは君らの想像に任せる。俺の口からは言えないので。

 とりあえず、妹は早足で学校へ行ってしまった。たぶんこれから毎日こうなるんだろうね。男からすればあれってやってみたいとか思うかもしれないけどいざとなるとかなり恥ずかしいんだよ。あれは。

 俺は教室に着いたから自分の席へ座る。


「はあ…」

「どうしたの神門君?」

「ん…?あぁ…神無月か。まぁ、色々とあって疲れたんだよ」

「そうなんだ。あまり無理しないでね」

「あぁ。心配してくれてありがとう」


 やっぱり神無月は優しいよな。相変わらず気を抜くと女子に見えるけど。あいつは良いやつだよ、本当に。


「神門~。置いていくなんてひどいよ」

「あぁ、ゴメン。妹に謝りたくて追いかけただけだから」

「でも徹はやっぱり優しいよね。徹は悪くないのに」


 本当だよな。なんで俺ってこうなんだろうな。俺が悪いわけじゃないのにいつも謝っちゃうんだよな。俺は昔からこうなんだよな。この癖もどうにかしたいもんだ。


「気にするな。俺だってもう気にしてないから」

「ありがとう徹~!大好きだよ」

「だからって抱きつくなよ」


 学校で抱きつくなよ。恥ずかしいことこの上ないしそれにみんなが見てるだろ。それにクラスの男子の目が怖いから。


「とりあえず席に着け。ホームルーム始まるから」

「「はーい」」


 チャイムが鳴り、みんなが席に着き、先生が入ってくる。


「えーと…今日は転校生を紹介します」


 また転校生?嫌な予感しかしないぞ。


「さぁ、入って」

「はーい。えーと、千里です。よろしくね」


 千里?…また向こうの世界の時の仲間が…


「あー!やっほー徹夜!」

「みんなの前でいきなり知り合いって感じをばらすな!!」


 こいつも相変わらずだ。何も変わってない。

 千里はファンタジーの世界にいた時の相棒であり一番の親友である。

 てか、また昨日と同じ目で見られてるんだけど。なんでこうなるんだよ。

 とりあえず、授業が終わって昼休み。


「あのさぁ…みんなの前であんなに軽々しく呼ぶなよ…後で俺がひどい目にあうんだからさ…」

「いやー、ゴメンゴメン。いつもの癖でさ」


 はあ…また増えた…俺はこの先どうなってしまうんだ?


「徹ー。この子知り合い?」

「ん?あぁ。俺の親友だ。向こうの時のな」


 そういえばミラは知らないよな。てか、知ってたらビックリだ。


「久しぶりー千里ー!」

「あれ?ララちゃんじゃん。お久しぶりだね。元気だった?」

「もちろんだよ」


 ララは俺らと一緒に旅をしてたから知ってるんだよな。てか、また俺の日常が…あと何人増えるんだ?これ以上は嫌だぞ。


「まぁ、これからよろしくねー」


 と言うわけでまた俺の日常に向こうのときの面子が増えるのだった。これ以上は増えないで欲しいと願っている俺であった。

 こうして徹夜の日常がさらに賑やかになっていくのであった。




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