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俺とあいつの変わった日常  作者: 龍聖
第一章 変わった日常の始まり編
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第3話 なれない日常

どうも

作者の龍聖です

俺とあいつの変わった日常を読んでくださってありがとうございます

今回で三話目となりました

何話まで続くか分かりませんが温かく見守っていただければと思います

ではまたいつか前書きか後書きでお逢いしましょう


 今は昼休み。俺は何をしでかすか分からないからミラとララと一緒に弁当を食べていた。この二人は目立つんだ。だから俺がそばにいて見張っとかないと何かあると俺のせいにされてしまうからな。俺は悪くないのに…

 とりあえず、前回のおさらい。

 前回は俺が学校にきてみると俺の変わりようにクラスのみんなはビックリして俺を見ていた。そして正体を隠したままこの学校にミラとララは転校生としてやってきたのだが実はミラは俺と婚約者になっていた。こうして俺の静かな学校生活は理想の彼方へと消えていくのだった。

 とまあこんな感じだ。え?内容が違うんじゃないかって?そんなことは気にするな。大体合ってるからいいんだ。

 とりあえず、俺は弁当を食べる。この二人は持ってきていなかったので俺のを分けて食べている。


「ねえ神門。なんで私たちの分はないの?」

「お前らがくるなんて俺はこれっぽっちも思ってなかったんだよ。だから用意してるはずないだろ。食えるだけマシだと思え」

「私は徹の弁当食べれたからいいけど」

「はいはい…てかミラって本当に魔王の娘だったよな。なんでこんな勇者の俺を好きになってるんだよ…」

「だって…朝の時に私のむ「それ以上は言わなくていいから!」もう…」


 はあ…危ない危ない。こんな教室で朝の出来事を暴露されたら俺が変態になってしまう。

 にしてもさっきから俺には嫌な予感しかしないんだよな。勇者になってからというものの命を狙われ続けた結果、嫌な予感とかには敏感に反応できるようになったんだよな。けど、どうも落ち着かないよな。嫌な出来事が起こるってわかってるとさ。


「ねえ徹。授業始まるよ」

「今行くよ」


 こうして昼休みは何も起こらず終わった。けど、授業が終わって放課後のことだった。その嫌な予感が的中したのは。

 ホームルームと掃除も終わり、帰る時だった。


「さて、二人とも帰るぞ…っていないし」


 二人がいないので一人で帰っていた。その帰り道のことだった。


「のわっ!」


 石につまづいて転んだ祭に誰かにぶつかって一緒に倒してしまった。


「いててて…大丈夫?」


ふにっ…?なんか嫌な予感しかしないんだが…


「いった~…でも、徹も随分と大胆だね」

「はい?俺が大胆?なわけないだろ」

「でも、現に私の胸…」

「…!?こっこれは誤解だ!つまづいたらこうなっただけだ!」


 俺は慌てて立ち上がった。にしてもまさか外でこんなことになるなんて思わなかったな。俺の人生、終わった…

 てか、こいつらがいる時点で俺の人生終わってるよね。だってさ魔法が使えて身体能力も向こうのときのままなんだよ。つまりは俺はこいつを怒らせたら死ぬってことだよね。


「とりあえず帰るぞ。てかララは?」

「うん、先に帰ったよ」

「そうか、ならよかった」


 今はこんな感じでまだほのぼのしてるけどさ、この先嫌な予感しかしないんだよね。向こうの世界のやつらがこっちに来てそうでさ。もし、向こうのやつらがきてたらこんなにほのぼのしたままじゃいられないよね。


「ただいま~」

「おかえり神門。ご飯にする?お風呂にする?それともわ…「それ以上はいうな!」照れ屋さんだね神門は」


 出迎えてくれたはもちろんララだ。でも格好が…裸エプロンだ。一国のお姫様がこんな格好ってまずいだろ。こんなのが王様にばれたら会わす顔がないんだけど。


「ララ…とりあえず服を着ろ」

「えー…神門が喜ぶと思ってやったのに…」

「はあ…」


 ったく…この世界に帰って来てそうそうこんなに疲れるとは思ってもなかったぜ…それに以前の生活とはかなり変わったし…ミラとララのせいでさ…

 この二人、可愛いのになんでこんな凡人の俺がいいんだよ…

 とりあえず風呂に入るか…

 ということで風呂に入って数分後のことだった。


「「失礼しまーす」」

「え?……のわっ!?」


 あぶねー…危うく風呂で溺れるところだった…


「てかなんでさりげなく入ってきてるんだよ!」

「だって徹と入りたかったんだもん…」


 ミラには恥じらいというものはないのか全く…


「私は止めたんだよ!でも、ミラちゃんがどうしてもって…」

「だったらお前はこなくてもいいだろ…」

「でも…私もちょっとだけ入りたかったし…」


 なんでだよ。なんでそうなるんだよ。


「もういい…俺はのぼせたからでるわ。じゃごゆっくり~」


 はあ…あぶねー…あと少しで俺の理性が吹っ飛ぶところだった…全くあの二人にはもっと恥じらいと言うものを覚えてほしいもんだな。てかいつまでこんなになれない日常を過ごさないといけないんだ…?

 こうして俺の新しくなった生活の一日目が終わったのであった。




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