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俺とあいつの変わった日常  作者: 龍聖
第三章 三年生編
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第23話 デート#3


 昨日は三人の邪魔者が途中で来てしまったせいで由紀とのお出かけが台無しになってしまったけれどその埋め合わせはまたいつかするとしよう。

 さて、今日はミラとのデートの日。でも、改めて考えてみるとミラとちゃんとデートをしたことなかったな。つまり、今日がミラとの初デート。なんか色んな意味でやばい気がしなくもないけど楽しみでもある。

 さて、そろそろ俺も起きるとしよ…

 なんでだ?身体が動かない。というよりは変な声が俺のそばで聴こえながら俺のベッドがギシギシと音を立てている。


「…ミラ。お前は俺の身体で何をしてるんだ?」

「二人目の子を作ろうと思ってあんなことやこんなことを…」

「俺が寝てる間に変な事をするなー!」


 あぁ、最悪だ。ミラが二人目の子を作ろうと俺の身体で色んなことをしてやがる。何をしているかは君らにいつものように任せるとして、問題は二人目ができたらいよいよ金銭的にも辛くなる。そうしたら俺は働かないといけなくなる。そんなの絶対に嫌だぞ。

 とりあえずミラをどかして俺は支度をする。もちろんデートのだよ。

 昨日と同じ時間と場所に待ち合わせをして俺は家を出る。たぶん後から来るとは思うけど、なんか忘れていそうで不安だな。

 と思いふけっているうちに時間が来て、ミラが来た。


「徹!お待たせ」

「来たか。忘れてはいなかったんだな」

「当たり前よ。大事な初デートだもの」

「それもそうか。じゃあ行こうか」


 ミラは俺の腕をホールドしてきた。ミラの胸が当たるが気にしないようにしよう。でないと理性がやばそうだし。


「徹。今いやらしいこと考えてたでしょ」

「なわけないだろ」

「顔に出てるよ」

「うっ…」


 俺ってこんなに顔に出るやつだったっけ?いや、そんなわけないと信じたい。けど、ミラやララがこっちの世界に来てから俺の性格はだいぶ変わったと思う。前はこんなに明るい生活はしてなかったしね。

 俺とミラはまず、デパートにきた。多分色々と買うつもりなんだろう。服やアクセサリーなど。


「で、最初は何を買うんだ?」

「うーん…まずは服かな。新しいのがちょうど欲しかったし」

「服か…うん、いいだろ」


 ミラの服選びは30分くらいかかった。女性の買い物は長いね。いつも思ってることだけどさ。


「そんなもんでいいのか?」

「うん、今日はこれぐらいでいい」

「そうか。ならいいんだけどさ」


 ミラに買わされた服は二着。いつもならもっと買うらしいんだけど今日はデートだからって遠慮をしてるらしい。そんな気遣いしなくていいんだけどね。もしろ気遣われるとこっちが困るんだけど。


「少し休憩しない?」

「まだデート始めてから1時間しか経ってないのにもう休憩するのか?」

「別にいいじゃん。少し話したりしたいし」

「まぁ、別にいいけどさ」


 デートが始まってから約1時間。まだそれしか時間は経っていないのにもう休憩をするらしい。確かに休憩をするには早いかもしれないけど、疲れたと言えば疲れたし、疲れてないと言えば嘘になる。だから別にいいと思った。

 俺はミラと一緒に入る喫茶店を探す。そんな店はデパートにはあるわけないと思ったから外で探す。

 その数分後に喫茶店が見つかった。とは言っても昨日たまたま由紀と入った店だ。なんで普通にここに来なかったんだ俺は。見つかったから別にいいけどさ。


「ここは?」

「喫茶店だよ。昨日、由紀と一緒に入った店だよ」

「そうなんだ。でも、雰囲気とかいいね」

「だな。俺もこの店は個人的に好きだよ」

「私も好きかも」


 入ったことないくせによく言えるな。

 店の前で話していても仕方がないから俺らは店に入る。この喫茶店は客数もそこまで多くはないから空席も多い。この店はよくカップルがくると評判のせいなのか二人用の席が多い。だけど、ちゃんと一人用の席もあれば四人で座れるくらいの席もある。


「マスター。コーヒーを二つ」

「あいよ」


 ちなみにここのマスターは男で見た目は50代前半。喫茶店じゃあ定番かもしれないな。


「ねぇ、こうして喫茶店にくるのって初めてだよね」

「そうだな。今まではデートじゃなくて由紀と理沙も含めてみんなで出かけてたからな」

「確かにふたりっきりでこうしているのも初めてよね」

「そういう風に迫ってきてもキスはしないぞ」

「えー。別にいいじゃん」

「良くない。周りに人がたくさんいるだろ」


 まったく…ミラの大胆ぶりには少し困る。周りを気にしないで迫ってくるんだからな。

 俺らはあれから2時間ぐらいはこの喫茶店にいただろう。話し込んでいたらいつの間にかそれぐらいの時間は経っていた。

 さて、このあとはどうしようかな…デートだからもう少し二人きりでいたいな





どうも

次回はミラと徹夜のデートの後半を書きたいと思います


あと、新しい作品を書いて見ました

まだプロローグだけですが明日はいよいよ第一話を書きたいと思っています

なので変わった日常の次回は明後日以降になると思います

良かったら新しい作品も見てください

以上です

では、またお逢いしましょう

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