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俺とあいつの変わった日常  作者: 龍聖
第三章 三年生編
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第17話 あれから一年後

どうも

今回からついに第三章の三年生編がスタートします

では、後書きでお逢いしましょう


 ミラとララが向こうの世界へ帰ってから一年がたった。俺は相変わらず静かで平和な日常を過ごしていた。そして俺も高校三年になり、就職を考える時期になった。

 あれ以来、俺は由紀を男手一つで育ててきた。普通なら今は四歳のはず。だが、由紀は現在俺と同じ歳ぐらいになっている。絶対にありえないことだけど、これが現実だ。なので今からその時の話をしよう。


 今から遡ること四ヶ月前。俺はその日は悠や理紗たちと出かけていていた。出かけてたといっても買い物に付き合っていたぐらいだけど。俺はその日は疲れていたから夕食を済ませてから風呂に入っていた。

 その日は疲れていたから由紀の世話をして寝かせた後にすぐ寝た。その時まではまだ何も起きていなかった。だが、事件は次の日の朝起きた。

 俺は自分のベッドでいつものように寝ていたんだが、なんか重くて動けないから目が覚めてしまった。まさにそのときだった。目が覚めると俺の上に美少女が俺に乗っていた。歳は俺と同じくらい。だが、俺はこの子を知らない。でも、その子はとてもニコニコしながら俺のことを見ていた。


「えーと…誰?」

「え?わかんない?私だよパパ」


 パパ?でも、俺にはこんな大きい子はいないしましてや俺には由紀がいる。…由紀?なんか嫌な予感がする。


「えーと…俺がパパ?」

「うん、私のパパ」


 …俺には由紀にしかパパとは呼ばれていない。てことは…嘘だろ?もしかしてもしかすると…


「…由紀?」

「やっと名前で呼んでくれた!パパ!」

「…はあぁぁぁぁぁ!?」


 これは驚いた。昨日まではただの三歳児だった由紀がたったの一晩でこんなに大きくなっていたのだから。しかもよく見ればミラによく似てる。流石は親子だ。大きくなった。確かに大きくなった。んだけど…


「つーか、なんで裸なんだよぉぉぉ!?」

「だって、パパが喜ぶと思ったから…それにママとよくこういうことしてたから…」

「えーと…」


 事実だから否定しにくいったらありやしない。つーか、俺がこういうことを好き好んでやってたわけじゃないから普通に否定していいんじゃないか?


「あれはママが俺にやってただけだからね。別にお――――」

「じゃあ私も勝手にやる」

「…はあぁぁぁぁ!?つーか、服を着ろ!」


 …とこんな感じで一時間ぐらいやり取りをしていたけど、そろそろ本題に入るとしよう。ということで俺は本題に入り、由紀に訊いてみた


「ところで、なんでたった一晩でこんなに大きくなったの?」

「え?うーん…私もパパと同じくらい大きかったらいいのになぁって思ってて朝起きて気づいたら大きくなってたの」


 よくわからん。魔王の家系の血はを持ってる奴はよく分からん。生まれてからたったの数時間で三歳児になってたり、願ってたらたったの一晩で急成長してたりと。まぁいっか。世話をしなくて済むんだから。


 …とこんな感じで由紀は大きくなりましたとさ。

 さて、由紀の大きくなったときの話はした。今日は休日だしどこか出かけようかな。暇だしさ。

 ということで俺は朝食を済ませて着替えをした。さて、歯を磨いたら出かけるとしよう。俺は歯を磨くために洗面所に行き、ドアを開けた。

 そしたらそこには髪を濡らして風呂から出たばかりの由紀が立っていた。


「パパ!おはよう。どこか行くの?」


 いきなり由紀は裸のまま俺に抱きついてきた。こんなのは日常茶飯事です。もう慣れたよ。だっていつもは朝になると俺のベッドに裸で潜り込んでたり、どこでも抱きついてきたりとミラより積極的なんだよ。嫌じゃないけどさ。


「え?あ、あぁ。暇だしね」

「そっか。うん、いってらっしゃい」

「あぁ。行ってきます」


 俺は由紀に見送られて出かけた。そういえば今日は朝から妹を見なかったな。今日は何かあったっけ?あぁ、そうだ。妹は多分部活だ。なら、いいや。心配することはない。

 俺がボーっとこんなことを考えて歩いていると誰かとぶつかった。


「あ、すいません。大丈夫…」


 俺は言葉が止まっていた。なぜならそこには今まで一緒に過ごしてきた人がいたのだから。


「あれ、徹?随分と変わったね」

「あ、神門。久しぶり」


 そこには一年前に沖縄で離れ離れになった人がいた。一年前に向こうの世界へ帰り、離れ離れになってしまった俺の仲のいい仲間と俺の妻であり愛しき人が。


「…おかえり」

「ただいま、神門」

「…ただいま、徹」


 俺らは一年ぶりに再会した。止まっていた時間がまた動き出す。この一年間の間ずっと止まっていた気持ちがまた動き出す。その時、俺は溢れんばかりの気持ちがグッと込み上げてきた。

 一年間の間、俺らは離れて暮らして一年たった今日、この世界で再会した。


「…会いたかったよ、ミラ」

「私もだよ、徹」


 俺はミラをいつの間にか抱きしめてお互いの唇を重ねていた。そして止まっていた時間が今日からまた動き出そうとしていた




どうも今日は随分とグダグダになってしまいました

僕はどうもこういう文章を書くのは苦手みたいです

それでも、この作品を見てくださる読者に感謝します

本当にありがとうございます

これからも俺とあいつの変わった日常をよろしくお願いします

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