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俺とあいつの変わった日常  作者: 龍聖
第二章 ファンタジー世界の扉探し編
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第10話 扉の手がかり

どうも


いよいよ本格的に扉を探す日々が始まります


どうぞ最後までよろしくお願いします


 あれから一週間。俺は悠と理紗と扉の手がかりを探している。ついでにあの変な奴と。


「おい、今変な奴とか思ってただろ」

「だから何?」

「いい加減に名前を覚え「却下だ」このやろー…」


 とりあえず、こいつとの茶番はおしまい。時間を無駄にしたくないし、あいつと喋っていられるほど暇じゃないんだよ。


「ねぇ徹君。このあとどうするの?」

「え?とりあえずここら辺を探せばいいんじゃないか?」

「とは言っても闇雲に探してても見つからないよ徹夜」

「それは分かってるけどさ…」

「俺を無視するなー!」


 はぁ…俺がせっかく悠と理紗と話してたのに邪魔なやつが…


「とりあえずぶらついてるか」


 というわけで俺らは町をぶらついてるのだが…


「ねえ徹君。これってさ…」

「あぁ。ただ、普通にみんなで出かけて遊んでるだけだな」

「当初の目的忘れてどうするんだよ!」

「徹夜は相変わらずだね」


 うーんと考えているところに俺の頭に一通の手紙が刺さる。


「おふっ」

「これってケ○ロ○曹のネタともろかぶりじゃねぇかよ」

「とりあえずとってあげようよ。徹君が痛そうだよ」

「そうね」


 悠が言ってくれたおかげで理紗が手紙を俺の頭からとって読んでくれる


「えーと…『ファンタジーの世界へいく手がかりを俺は持っている。その情報が欲しければ来週の日曜日に沖縄の那覇までみんなで来い。もちろんミラとララもつれて来い』だってさ」

「沖縄?随分と遠いな…」

「どうするの徹君。沖縄までどうやっていくの?まず、そんなにお金みんな持ってないよ」

「そうだよな…うーん…」


 俺らが頭を抱えて悩んでいる時に意外な奴が口を開いた


「あのよぉ…俺が飛行機を手配するぜ?」

「「「え?」」」


 なんと、あの変な奴、えーと、名前忘れたからどうでもいいけど、そいつがいきなり手配すると言ってきたんだ。


「えー…君にそんな余裕あるのぉ?徹夜とは違って頼りないなぁ…」

「失礼な!俺だってたまにはやくにたってやるさ」


 こいつが飛行機をねぇ…本当に用意できるのか?


「俺は神藤大輔だ。甘くみるんじゃねぇぞ」

「えっ!?君って神藤って言うの!?あの神藤!?」

「そうだよ。なんか文句あるか?」


 まったく話についていけていない俺と理紗。何がどうなってるんだ?


「徹君、神藤って言ったらあの神藤グループの子どもだよ!」

「神藤グループ?」


 なんか聞いた事があるような…


「えぇぇぇぇぇー!?君ってそうなの!?」

「そうだって言ってんだろ!」


 理紗までどうしたんだ?にしても神藤とは聞いた事がある。えーと…神藤、神藤…ってまさか!


「えぇぇぇぇぇぇぇー!ありえねー!」

「ありえないとか言うんじゃねぇ!」


 えーと、神藤グループとは今現在の社会のなかにおいて世界でも三本指に入るほどの大企業グループなんだ。つまり、飛行機なんてお手の物だ。


「そんじゃあ遠慮なく任せよう!」

「おう!任せとけ!」


 …というわけで俺らは突然だが来週の日曜日に沖縄まで行くことになった。もちろん、あのあとミラとララにも話をした。なんでそんなこと私たちに隠してたの!?とか言われて色々とひどい目にはあったが二人とも快くokをしてくれた。

 来週には扉の場所がわかるんだ。と思いながら来週の日曜日までの日々を過ごしていった。




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