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killer girl  作者: zero
6/6

ありがとう

……その後の事は、覚えていない。


私は眠っていたのだろうか、また夢を見た。


いつものように、姉さんがどこかへ行ってしまう夢ではなかった。


立ちすくむ私に、姉さんが厳しい表情を見せている夢だった。


どうして私は怒られているのだろう。


悪いことをしてしまったから? 私は何をしたんだろう。


私がとんでもないことをしてしまったと気づいたのは、この時だった。


――ほら、何か言うことは?


姉さんが言った言葉に、小さな私は、何度も何度も、泣きじゃくりながら呟いた。


その言葉を聞いて、姉さんは満足そうに、先程の厳しい表情が嘘のように優しい表情を見せて、私の頭を撫でた。





目を覚ますと、誰かの声が聞こえていた。


ぼーっとした頭を覚ますように、目を何度か擦る。その時に見えたのは、部屋を後にする、数人の男女。


少しだけ視線を右へとずらすと、彼がいた。


また夢かと思った。でも、その姿は、間違いなくそこにあって。


私は泣きじゃくりながら、彼に飛びついた。彼は一瞬痛みに顔をしかめながら、それでも私を小さく抱きしめてくれた。その彼の胸に顔を埋めて、何度も何度も呟いた。


――ごめんなさい。


もう少しで大切なものを失ってしまうところだった。


――ごめんなさい。


もう失ってしまって帰っては来ないものに固執して。


――ごめんなさい。


いつの間にか、私は彼を好きになってしまっていた。


――あ り が と う。


こんな私に、優しく接してくれて。


何度も何度も呟いたその言葉に、彼は抱きしめた手を離して、私の頭を撫でた。姉さんと同じ――暖かい笑顔で。



――よく言えました。


これで完結です。なんだか投稿してて悲しくなってきました。自分の作品の残念さに。


というわけで、次からは本気で書いて投稿しますので、是非見ていただけると幸いです。

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