8月第4週 重大ニューストップ5 【台風10号 野田佳彦 出生数 領空侵犯 FB】
『 』の中が引用、⇒ 以降に僕の意見が書いてありますのでどうぞご覧ください。
第5位 『野田佳彦元首相が立候補表明 政権交代へ「穏健な保守層狙う」』
時事通信8月29日の記事より
『立憲民主党の野田佳彦元首相(67)は29日、党代表選(9月7日告示、23日投開票)への立候補を表明した。次期衆院選での政権交代に向け「穏健な保守層を狙う」と強調した。再選出馬に意欲的な泉健太代表(50)は野田氏への対抗意識を見せ、枝野幸男前代表(60)は論戦に期待を示した。代表選は3氏の争いが軸となる見通しだ。』
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第5位は民主党代表選の構図が固まったというニュースです。
泉氏、野田氏、枝野氏――選挙で大敗北した経験がある人たちばかりの代表選のようです。
しかも、「増税」を公約にしている顔ぶれなので呆れかえるばかりです。
「刷新したと自称する自民党」にすら全く対抗できず総選挙で立憲民主党を中心とする野党は「相対的に敗北」するでしょう。
そして、自民党が国民から積極的に支持されているわけでもないのに「我々の政策は是認された」と「勝手に暴走」することも目に見えているために暗澹たる思いです。
今の状況には野党が国民目線で無いために、自民党が胡坐をかき、国家を破壊している要素も大きくあると思っています。
第4位 『今年上半期の出生数35万人 5.7%減、過去最少 通年で70万人割れも・厚労省』
時事通信社8月30日より
『上半期の出生数は前年同期比で2万978人減少した。婚姻数は同0.9%増の24万8513組で、2年ぶりに増加に転じた。死亡数は同1.8%増の81万1819人。一方、死亡数から出生数を引いた自然減は46万1745人だった。』
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第4位は去年すらも75万人と過去最低なのにもかかわらず、そこからさらに5万人も年間出生数が減りそうというニュースです。
2016年に100万人を割った出生数は2019年には90万人割れ、2022年には80万人割れと、8年で約30万人も加速度的に出生数が減少しているのは異常とも言えます。(2000年には118万人だったために16年で約20万人減だった)
無理やり「子育て支援金」の創設が決定しても何ら出生率改善に向けて効果が無いことの証左でしょう。
若者の貧困対策と将来不安の解消こそが真の「少子化対策」なのにも関わらず、
「子育て支援」に終始しているのは本当に視野が狭いです。
「子育て支援」に終始しているヨーロッパ各国においては出生率が下がり続けています。
これまでと同じ方向性の政策ではこれからも出生率・出生数は下がり続けることでしょう。
第3位 『ザッカーバーグ氏、政治めぐり「中立性」維持が目標』
8月27日 THE WALL STREET JOURNAL日本語版より
『米メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、下院委員会に対し、政治的バイアスがあるとの指摘を受けることがないよう地方自治体の選挙管理を支援するための寄付をやめたと述べた。2020年の大統領選では同様の寄付により、共和党支持者の間で警戒が広まっていた。
ザッカーバーグ氏はまた、新型コロナウイルス関連のコンテンツを巡ってバイデン政権から制限を求められたことに関し、より声高に圧力に反発するべきだったと述べた。』
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あまり日本では注目されないニュースでしたが、第3位は言論の操作についてです。
2020年の大統領選挙ではFacebookをはじめ大規模プラットフォームが「バイデン氏側に有利になるような工作があるのではないか?」と言う疑惑があったのを認めた形になりました。
また、新型コロナウイルスに関するバイデン政権側からの「圧力があった」ことにより、利用者側が情報を絞られていたという重要な事実も同時に告白されました。
政府発表は公式声明であるために災害情報などは信じるべきではありますが、
「政府も寄付者からの一定のバイアス」がかかっているという事をやはり考慮して情報を集める必要があるように思います。
第2位 『中国軍“情報収集機”が長崎県沖の日本領空を侵犯 自衛隊が戦闘機を緊急発進 日本政府は臨時代理大使を外務省に呼び抗議』
TBS NEWS DIG8月26日の記事より
『防衛省はきょう、中国軍の情報収集機が日本の領空を侵犯したと発表しました。中国軍機による領空侵犯が確認されたのは初めてです。
防衛省の発表によりますと、午前11時29分から31分ごろにかけて、中国軍の「Y-9」情報収集機が長崎県五島市にある男女群島沖の日本の領空を侵犯しました。中国軍機が日本の領空を侵犯するのは初めてです。
自衛隊は航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させ、警告するなどの対応にあたったということです。
今回の事態を受け、外務省の岡野事務次官は中国の施泳臨時代理大使を外務省に呼び、厳重に抗議するとともに再発防止を強く求めました。』
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今週の第2位は中国の領空侵犯です。普段なら1位だったでしょう。
林官房長官や同時期に訪中した日中友好議連などは「遺憾の意」を述べたそうです。
「厳重に抗議」「遺憾の意砲」以外に何のアクションも無いから完全に舐められるのだと思います。「在中国大使の帰還」などの強い措置を取っていく必要があるように思えます。
また中国との「最悪の状況」に備えて尖閣諸島への部隊を一刻も早く配置するべきでしょう。
しかし、部隊配置はおろか尖閣周辺にあるブイごときすらも自ら取り除くことが出来ない「非主権国家」の状況です。
相手の顔色を窺って自分の主張するべき権利を主張できず、自主外交をできないのは本当に辟易します。
第1位 『【台風10号 被害】6人死亡126人けが 1人不明 被害は関東にも』
NHK2024年8月31日 16時43分時点より
『台風10号の影響で全国的に雨や風が強まり、これまでに6人が死亡、126人がけがをし、1人の行方がわからなくなっています。
NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、これまでに愛知県蒲郡市で起きた土砂崩れで30代から70代の男女3人が死亡し、2人がけがをしました。
また、29日、徳島県上板町では住宅の2階の屋根が崩れ、80代の男性が巻き込まれて死亡しました。
福岡県築上町では川の様子を見に行った80代の男性の行方がわからなくなり、その後、川の下流で遺体で見つかりました。
佐賀県鹿島市では神社の参道で市内に住む80代の男性が意識がない状態で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。』
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今週のニュースはこれ一色だったために皆さんも1位で文句は無いと思います。
台風の進路は一番信頼されているとされるアメリカの情報に基づいたものとすらも全く一致しませんでした。
台風(10号は今後熱帯低気圧なるでしょうが)の動きは遅く、週明けの天気にも注視する必要があります。
目に見える台風すらも進路予測することが出来ないことがあり得るとなると、
やはり「いつどんな災害が来ても大丈夫」と言う備えをすることが大事だとおもいます。
そのためにはハザードマップなどでリスクが低い土地に住むことや日頃からの備蓄、どこで家族が集合するかなどの確認が大事だと考えます。
また災害が起きるたびにSNS上での日本人の民度の低下について指摘していかなくてはいけません。
インプレッション狙いの嘘投稿(今回は偽の川の氾濫情報など)や、逆に「台風は弱い」という意見は実際に被害に遭われた方々に対する侮辱に近いものだと僕は感じます。
被害が少なく過ぎ去って欲しいと願うことぐらいしか災害が来てしまった時にはできないように思います。
いかがでしたでしょうか?
皆さんの今週、今月の注目ニュースを教えていただけたら幸いです。