ある少女の独白。―プロローグ―
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
古駒フミと申します。
今回は、とにかくモフモフを登場させたい、モフモフさせたいという思いで、
新たなシリーズに着手しました。
あと、ヤンデレも登場します。
よろしくお願い致します!
ふわふわの手触り。撫でる手から伝わるのはぬくもり。モフモフの彼は、私に身を委ねてくれる。
火がくべられた暖炉の炎が揺らぐ。外は大荒れの猛吹雪。でも、ここはとても静かで。なんだか別世界みたい。
隣のモフモフが欠伸をしていた。体も伸ばして、私の足元でうずくまる。もう寝る体勢に入っていた。聞こえてきたのは寝息だ。フゴっとなったの、ふふ、聞こえたよ。
――僕は君の味方だっ!
うん、いつもありがとね。私だって君の味方だよ。
「……」
未来が怖い。
未来を、迎えられるのかな。私達に、未来は訪れてくれるのかな。
怖いんだ。いつだってね、死ぬのが怖いの。
怖いけど、それでも避けられなくて。いつだってそう。死は私を迎えにやってくるから。
「ぐっすりだね」
私の味方でいてくれる、大切な君へ。君にね、教えてないことがあるんだ。君も知らない。――私の最初の死。
こんな時だけどね、そのことを思い浮かべてしまうんだ。私はね、あの頃に囚われているままなんだ。
その日も雪が降っていた。
お読みいただきまして、ありがとうございました!
しばらく続きます。
お付き合いいただけますと、幸いです。




