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リディアの代理人スフィア  作者: くろ
第一章 星作り
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私達の正体と忠誠

「あらあら、まあまあ、そんなに不思議な顔をされたら説明しなければなりませんわね!えぇえぇ!」


なんか、得意げに言われた。ちょっとムカつくんだけど。


「なんかムカつきませんか〜?ステラヴィヒデ様〜」

「あぁ、なんかムカつく言い方だな」

「そっそんなことないですわ!だから、その目はやめてくださいまし!」


ステラヴィヒデ様と一緒にリディアに文句を言っていたら、リディアがちょっと慌てた。面白いかも。


「おっほん。では、気を取り直して説明いたしますわ。まず、わたくしは体を作るときに思ったのです。『このまま生身の体を作っても食糧や水もなくましてや歩くとかもなく地面ではなくマグマがあるこの場所で生きていける訳がないですわ!』と。」

「まぁ、神でもない普通の人間なら死ぬな」

「そうなのですわ!ですから考えましたの。どうしたら死なず生きていけるか。参考にスフィアの記憶を除き、そして閃いたのです!『幽霊ならもう死んでいるから食糧も水も必要とせず、中を浮いているので歩くこともないですわ!』と」

「確かに、幽霊なら必要ないね」

「えぇ!ですが問題がありましたわ…」

「問題?」

「はい。幽霊って普通の人には見えないでしょ?ステラヴィヒデ様は神様ですから大丈夫だとは思いますけど、一応全ての人に見えるようにしたかったのですわ」


確かにそうだ。幽霊なんて私は見たことなんてない。だけど……


「そんなことできるの?」

「あぁ、幽霊は見えないものだろう?」

「いいえ!そうゆう先入観がだめなのですわ!《幽霊は見えないもの》そう決めつけてしまうからだめなのですわ!」


何言ってんの?先入観を捨てる?え?発想がぶっ飛びすぎてない?でも、成功させているんだよね?え?もしかしてリディアめっちゃすごい?


「そして、わたくしはこの星そのもの!わたくしが《幽霊は見えるもの》と仮定すればそうなるのですわ!」

「え?それでできちゃったの」

「はい!現に実物がこちらに」

「だが、それは幽霊と言えるのか?」

「いえ…………ますわ!なぜなら、わたくしが《幽霊》と仮定しましたので!」

「そんなことで?こんなことでいいの?」

「はい!わたくしはこの星そのものですので!」


なんでもありじゃん…………


「なぁ、今更だがリディアとソフィアはどんな関係なんだ?それに、この星そのものとは?」

 

そういえば、ステラヴィヒデ様には詳しく説明していなかったな。私もよくわかってないし、リディアに任せよう。


「わたくしとソフィアは同じ存在。この星が意思を持ったのがわたくし。そして、わたくしがステラヴィヒデ様を手伝いたいと願い代理人としてこの星つまり、わたくしの意思を貴方様に伝えてくれるのがソフィアですわ」

「だが、今その体を2人で使っているではないか」

「それは、今だからですわ。今は安定していますわ。だからこうやって話すこともできます。ですが、これからは?これから、大地ができ植物が生えて人が生きるようになったら?そしたら、わたくしは異常がないか確認したりするため忙しくなるでしょう。これでも、結構集中しなければならないのですよ、こうやって話すのも」


そうだったんだ。じゃあ、時間が経てば忙しくなるのか。ちょっと寂しいな。


「星?リディアはこの星そのもの?意思が宿った?そんなことあるのか?」

「あるかもしれませんわよ?現にわたくしがそうですわ」


不思議だな。日本にいるときはこんなことなかった。信じてもなかったし。


「とゆうことで、今こそ練習した()()をするときですわ!スフィア」

「え…まじでやるの?」

「まじてすわ!」

「?なにかやるのか?」


そう、実は私達はステラヴィヒデ様が来る前にあるちょっとしたことを練習していたのである。正直恥ずかしいからやりたくない。でも、リディアがやろうっていうからやることにした。あ〜恥ずかしくなってきた。でも、練習したからしっかりやる。


私はステラヴィヒデ様の前に跪いた。

「私、スフィアはステラヴィヒデ様の下につきステラヴィヒデ様を支え、今この時より忠誠を誓います」


そう、合ってるかは知らないが騎士の忠誠みたいなやつである。一瞬ステラヴィヒデ様は驚いた顔をしたが、さすが神様すぐ取り繕って返事を返してくれた。


「あぁ、これからよろしく」                            と




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