魔力検査をしに
それからステラ様が本を全て運び終わるまでずっと空間魔法と精霊魔法の本を読んでいた。本によると空間魔法は文字通り空間を操る魔法で精霊魔法は精霊にお願いして強力な魔法を使うことができるらしい。どちらも面白そうだった。そして、本を運び終わったから今日はいよいよ魔法を教えてもらうのである。たのしみ!
「ではまず体内にある魔力を操る方法を教えようと思ったのだが、そもそもスフィア、君には魔力があるのか?」
「ん〜あるかもしれませんね。それって確認できないんですか?」
「できることにはできるがとても面倒だ。何せ世界を渡らなければならない。だが、あるのかわからないから行くしか無いか」
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とゆうことでやってまいりました。"異世界"アルカディア〜パチパチパチ〜
あのあと、リディアに連絡を取りステラ様の知り合い(本くれたのもこの人)のとこにやってきました。何でも今は人間に姿を変えて遊んでいるらしいから、その人の住んでいるとこに向かっていると言っていた。
「ここだ」
「えっここですか?」
「あぁ、残念ながらここだ。気持ちはわかるがここなんだ」
綺麗な街並みをしており、まるで中世のヨーロッパのような感じでとてもすごい。それに、とても多くの人で賑わっていて活気のある城下町みたいだ。
そう、城下町である。何せ
私たちの目の前にはとんでもなく大きな城がそびえ建っている。もしかしてその人けっこう偉い人では?
「あの〜確かここって身分制度があるんですよね?その人の身分ってどれくらいだったりします?」
「見ればわかるだろ。王族だ」
「ですよね〜」
確認しなくてもわかる。絶対ここら辺で一番デカく古そうな建物だし。王族が住んでそうな建物だと一目でわかる町が中世のヨーロッパらしいし王族がいても納得である。目の前にそびえ立つ門だけでも細かいところまで綺麗な彫刻が彫られている。門だけでもすごいのだから、城はどんなことになっいるのやら
想像すらできない。そんなことを考えながら門に向かって歩いていると、ステラ様が話しかけてきた。
「前回来た時よりも、建物が少し変わってるからもしかしたらすぐには入らないかも知れないな」
「え?まさか、何も連絡していないのですか?」
「していないな。大丈夫かと思ったがこちらの方が少し時間が進んでいるようだな」
「進んでいるようだな。じゃねーですよ!!何で言わなかったんだ!?じゃなくて言わなかったんです!?」
「いや、だから大丈夫じゃないかと思たからでな…」
ちょっとどうゆうことですか?本当に大丈夫なんでしょうね?だんだん迫ってきた大きくて立派な門を見て私は不安になってきた。検査をするのだろう鎧を着た人が前にいる馬車に乗った商人のような人と話している。きっとあれが騎士という人だろう。
私たちが着くとちょうど終わったのだろう馬車が動き出した。
「やっと終わった〜なんなんだよあの商人。通行者ぐらいさっさと出せや」
「すまない。アデライト・アルファ・テラワーナーという人に会いに来あのだが、取り次ぎできるだろうか?」
「アデライト・アルファ…って、第二王子殿下の?」
「あぁ、確かそんな肩書きだったな。いるか?」
「はぁ、冷やかしなら帰ってくれませんかね。大体殿下とあなた方が知り合いだと?冗談はよして下さいよ。私も仕事で忙しいんですよ」
第二王子のだったのか…そりゃ簡単に合わせられないよね。この件についてはステラ様が悪いと思う。事前にないも言ってないんだから。
でも、入らないとそもそも魔力測れないし。どうしようか?
「どうしても会いたいなら学園に行って下さい。殿下は学生ですのでここにはいませんから」
そう言って騎士は私たちを追い出してしまった。だが、学園という場所にいるらしい。
「じゃあ、学園とやらに行ってみるか」
「諦めないんですね…」
私はまた、追い出されるような気がして来た。
アデライト(以降ア):僕の出番はまだかな?
ス:まだだな。お前が王城にいないのが悪い。
ア:仕方ないだろ。僕は今学生なんだから、青春を楽しまないと!
ス:年齢的にはジジイのくせに何言ってんだ
ア:肉体年齢は17だよ?




