↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Re:Otherworldly  作者: 須藤景昭
1/1

初めての異世界

初投稿作品です。温かい目で読んでください。

  一日目 

 

 この世には予測不可能な出来事が多々ある。


 唐突にこんなことを言われても困るだろうから、順を追って現状の説明していこうと思う。


 まず俺は、久々の休暇で温泉街に行く途中、トラックに轢かれ事故死し、転生したらしい。

 いや、転生とか冗談で言っているわけではないので、幼いとか変人だと思わないで頂きたい。だからゆっくりと説明していこう。

 こちらとしても流れを客観視しながら語らないとやっていけないので、そこら辺は勘弁してほしい。


 じゃあ、まず名前から。俺の以前の名前は朝霧宗光(あさぎりむねみつ)だった。


 次にどうしてこうなったか。以前俺はアクション映画に出てくる敵キャラや、戦隊ヒーローの中の人の仕事。つまりアクション俳優をやっていた。

 出演する映画の撮影が終わり久々の休暇に、趣味である温泉巡りをしようと、愛車のバイクでツーリングしており交差点に差し掛かった瞬間、暴走していたトッラクにはねられ、脳が揺れる感触とともに意識が消えた。

 死んだ経験はないが何となく死んだという感覚はあった。走馬灯も見たし。

 

 しかし今もこうして思考できているので、生きている。そう生きている。最初は病院かと思ったがあきらかにベッドの感触とは違うので、病院ではないと判断。

 

 そんな具合で重い瞼を開け、辺りを見回してみるも、そこは病院でもなければ自宅でもない。

 四方八方草しか生えてないのである。一瞬天国かと思ったがあきらかに違う、何せ上空に馬鹿でかい鳥もどきが飛行しているのである。それが、俺が転生したんだと思うこととなった、いや思い知らされた決め手である。


 前世で人生エンジョイしてたから、ちょっと本気で泣けてくる。

 まぁでも、死んだことは仕方ないと気分を切り替える。


 しかしやけに体が軽い。


 服装は黒の長そでシャツ(おそらくインナー)と、黒のストレッチパンツに、膝丈まであるブーツ。それから、琥珀色の宝石がついた耳飾り。


 ということで、周りの情報を探ろうと、取り敢えず再度周りを見回すが、得た情報は、周りには草と、足元に怪しい小袋があるということだけだった。

 草が生えているのは当たり前として、この小袋を開ける勇気を今の俺は持ち合わせていない。しかし今は仕方ないので、小袋を調べてみることにした。


 その中に入っていたのは手紙と硬貨と武器(ロングソード)とマントがあった。しかし異世界様様だな。こんな小袋に大量の硬貨と結構でかい武器が入ってたのだから。アイテムポーチとかいうものだろうか。

 まずは手紙から。長いので割愛。纏めると、「トラックで轢いてすいません。。優遇したのでこの世界を楽しんでね。詳しくは【顕出(ステータス)】と唱えて。」とこんな感じである。


 この文面を見た瞬間少なからず殺意が沸いたが、もう起きてしまったことなので諦め、直ぐに気持ちを切り替える。


 取り敢えず書かれた通りに『ステータス』と唱えてみる。すると何とビックリ、目の前にプロジェクターのように画面が表示された。内容は

 

 【名前】(未設定) 【年齢】18(36) 【Lv】1

 【種族】使徒古龍人《アポストルエンシェントドラゴニュート》:希少種

 【能力】 心眼、走馬灯、見切り、超高速回復

 【固有能力】 直感、気配察知、危険感知、布教、進化の種、完全高速飛行、高速飛翔、真竜生成、

        環境順応、環境変化完全無効、 炎熱系完全無効、氷水系完全無効、闘争本能、挑戦者

        覚醒、龍珠(ローブ)、龍化、秘薬の龍血、猛毒の龍血、精力絶倫

 【希少能力】 魔力完全制御(オートコントロール)、世界記録(ワールドレコード)

 【固有魔法】 創造魔法、時空魔法、龍魔法

 【称号】 全能人(オールラウンダー) 異世界転生者、神々の使徒

 【加護】 愛と美を司る神、時間と空間を司る神、創造を司る神

 

 うん。

 種族、前世の俺と違うし、そして年齢、俺享年36でカッコ内が36なのは分かるけど、18って。意味が分からん。


 能力に関しては名前からどんな能力なのか推測できるものもあるが、それ以外は追々実験するとしよう。

 その他にも気になる事が多々あり、気になるな

 と思った直後、脳内で

 「【能力(アビリティ)『世界記録(ワールドレコード)』】を自動発動します」

と流れた。


 脳内アナウンスが流れると同時に、脳内でgoogleのホーム画面みたいなのが現れたので、驚きつつも自分の能力を調べてみるとすごかった。

 

 チーとじみた能力が幾つもあった。

 例を挙げると、先ず『魔力完全制御(オートコントロール)』。これはこの世界の最も重要な要素の一つの『魔法』を使う為に必要とする魔力を完全に制御するアビリティだそう。


 魔法というものは、簡単に説明すると、基本的に体内にある魔力(体内魔力(オド)というらしい)を体の一部に一点集中させそれを外に放出するといった具合である。そして魔法を放つともちろん体内魔力(オド)は消費し、使いすぎると体内魔力切れも起こるるらしい。


 しかしこのアビリティがあると減った体内魔力(オド)を一瞬で回復できるらしい。

 つまり魔法を永遠と使えるのだ。


 これは強い。


 その他にも、『世界記録(ワールドレコード)』は、今まで起こった事件や、物品、人物を調べることができる。調べ癖のある俺にとっては非常に有用なアビリティである。


 自分のことを調べ終わった後に、この世界のことについても調べてみた.

 分かったことを纏めるとこんな感じ。

 ・地球とは別の宇宙にある惑星らしい

 ・地球の直径の約6倍の大きさ

 ・人口は10億人

 ・人族未踏の大陸在り

とこんな感じで、他にも地球と結構違う点が多々ある。


 それと小袋に入っていた武器を装備すると、直接武器の情報が頭の中に流れてきた。


  名称:【異郷の万物(ディ・アース)】

  分類:【神器】

  等級:【神話】級

  能力:【絶対不破】、【形態変化】、【使用者共有】、【自己進化《セルフエボリューション》】

  補足:異郷の地の化身である。この神器は3柱の偉大なる神によって作られた。


 とあった。

 何となくだが結構すごそうな代物だった。

 前世、家の事情で刀を振り回していたので、早速刀に形状変化をさせておく。

 ついでに、マントも装備してみた。


  名称:【隠者の極意(ミラージュ)】

  分類:【神器】

  等級:【伝説】級

  能力:【気配完全遮断】、【魔力完全遮断】、【感知不可】、【絶対不破】

  補足:この神器は3柱の偉大なる神によって作られた。


 これも大層な代物だった。ありがたく頂戴しとく。


 一通り調べたいことは終わったので、そろそろ人がいる所に向かうことにした。見渡しても人里など見当たらないので、世界記録(ワールドレコード)で調べるたら。

 一番近いところは、北西に大体100Km行った場所にある『王都アリオン』。

 100Kmの数字を見たときは絶望したが、ここら辺には魔物(地球の動物みたいなもの)がおらず仕方ないので、ケジメをつけて行くことにした。


 歩き初めて6時間ぐらいしたら、森の中に入っていたので流石にまずいと感じ森に入る直前の所で野営のすることに。

 ちょうど日も暮れ始めていたのでグッドタイミングなような気もした。


 しかし6時間歩いても全然疲れないこの体に驚いた。

 これでも前世では仕事上の関係だったり、プライベートで鍛えていたが、これほどまでに疲労感がないのはちょっと恐ろしい。


 それはそうと、野営の準備を始めることに。


 この周辺に凶悪な魔物はいないらしいが、一応異世界ということなので、周囲を探知する魔法がないか【世界記録(ワールドレコード)】で調べてみたところ。

 

 俺が、今すぐに使えるのはなさそうなので、ステータス一覧と睨めっこしていると、有用そうな能力が幾つかあったので今晩はそれで一夜を過ごそうと思う。

 

使うのは直感と気配察知、危機感知―この三つの能力は自動発動するんだそう―

それから、真龍生成―このせか体内魔力を消費して竜を生成でき、眷属にすることが可能―。因みに生成された竜は主に絶対服従だそう。


 これまでに結構、龍と竜がでてきたのでこの2つの関係を説明しよう。

 簡単に言うとこの2つの関係性は階級―強さや全体のスペックで決められる―の差である。

 下位竜<中位竜=竜人(ドラゴニュート)<上位竜≦龍人《エンシェントドラゴニュート》<龍(エンシェントドラゴン)<龍王=龍帝≦龍神

という関係なんだとか。

 結構強かったんだな俺。

 

 早速、真竜生成を用いて、上位竜と下位竜を生成。上位竜には俺が寝ている間の警備をするように命令した後、生成した下位竜を殺すように命令する。

 なぜなら、俺の夕食にするからだ。


 この世界で竜/龍の肉は高級食材なんだそうで。

 ちょっとニヤニヤが止まらなくなってきた。前世の時から俺は食にうるさい人間だったので仕方ないだろう。


 などと思っていたら、上位竜が下位竜をすでに殺していた。

 その直後に気のせいか体が軽くなったような気がしたが、異常とかはないので取り敢えず放置。

 

 その後、上位竜に下位竜の解体を命じる。

 

 上位竜といちいち言うのも面倒なので、体表が翡翠色なので、サファイアと命名したら、脳内で


 〔翠竜を【使い魔】に登録しました〕

 〔能力(アビリティ)【魔物飼い(テイム)】を取得しました〕

と流れた。

 

 使い魔になった瞬間サファイアが喜んだような気がした。

 ちなみに、中位竜から意思が存在するそうです。

 能力も持ってなかったのに何故テイムできたんだろうか。それは後で調べておこう。


 それはそうと、サファイアの仕事ぶりには思わず感心した。おそらく固いであろう下位竜の鱗を自身の爪で切り裂き、体を綺麗に解体しているのだ。

 そして俺が何も言っていないのに1口サイズに切り分けてくれて尚且つ鱗も剥いでくれたのである。


 感心感心。


 一口サイズに切り終わった後に【息吹(ブレス)】で程よく焼いてくれた。


 そしていざ実食。

 感想としては旨い。ヤバいの二語に尽きる。

 まず食感なのだが。歯ごたえ抜群で弾力性が凄まじい。

 そして味なのだが、調味料をつけない、尚且つ血抜きもしっかりしていないのに、濃厚なのである。

 下位竜肉、ウマァーと叫んだほどである。


 その後余った竜肉をサファイアに食べさせ、近くに落ちてある枝を拾い焚火の準備に取り掛かる。

サファイアに拾い終わった枝に火をつけてもらい、再度警備をよろしくと頼んでおく。

 寝る前にこの世界の常識を調べておきたかったのでそれらを簡単に調べてから寝た。



 二日目

 

 サファイアに背中をつつかれて、起床した後、昨日の夕食と同じ要領で下位竜の肉を食い終わった後、再度王都に向けて出発。

 しかし、今度はサファイアの上に乗って目的地へ向かう。

 乗る訓練も必要だと思ったので小一時間ほど訓練してから、出発した。

 気持ちよかた。


 残り60㎞ほどあったのを一時間ちょっとで到着。


 〔能力(アビリティ)【騎竜】を取得しました〕

 能力も取得できたので一石二鳥。


 それはそうと、突然王都の近くに降りて現地の人たちに警戒されても困るので5㎞ほど手前で着地。


 着地をしたのはいいが、サファイアをどうしようかと悩んでいたが、それを察したかのように、俺の影に入ったので解決した。


 ということで王都までの残り5㎞は王都につながる道沿いに沿って進むことに。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。