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はじまりのおはなし

あるふゆのひのことでした。

それは、そこにありました。

ただそこにあるだけでした。

なまえはありませんでした。

こころもありませんでした。


だからそれはうれしいともかなしいともいたいともおもいませんでした。

じぶんにつもるゆきのつめたさも、はるのひのあたたかさもかんじることなく。


ほんとうに、ただそこにあったのです。




あなたはだあれ?


ある日のことです、それに話し掛けた女の子がいました。勿論それは返事をすることもなく、そのままそこにありました。


女の子は気にせず語りかけます。


あのね、わたしは×××って言うのよ。あなたの名前はなに?


それはだまったままでした。


もしかして、喋れないの?じゃあ、わたしが教えてあげるね。


それはだまったままでした。


それでもし、あなたが喋れるようになったら、そしたらね、×××××―。


それは、だまったままでした。











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