第13話:Seven Years of Their Own
時間は最も公平で、かつ最も残酷な治療師だった。それは傷を癒やすと同時に、その上に硬い傷跡を残し、時には記憶を風化させて痛みの形さえも曖昧にさせた。カン・ジフがユン・シオンの世界から蒸発してしまったあの日から、七度の季節が情け容赦なく流れた。七年。十八歳の少年が二十五歳の男になるには、そして二十八歳の青年が三十五歳の中年に差し掛かるには、十分な時間だった。二人の時間はそれぞれの軌道の上で、互いの存在を知らぬふりをして、そうして流れていった。
ソウルの中心部、摩天楼が立ち並ぶテヘラン路の高層ビル。全面ガラス張りの窓越しに都市の殺伐とした風景が一望できる会議室で、ユン・シオンはプレゼンテーションの最後のページをめくっていた。彼の背後のスクリーンには、彼が設計した美術館の3D鳥瞰図が映し出されていた。光と空間を解体し再構築して作られた、非定型的でありながらも完璧な均衡を保つ建築物。
「……したがって、本プロジェクトは単に美術品を展示する空間を超え、建築物自体が一つの巨大な彫刻作品として観客に新たな美的体験を提供することを目指します。以上です」
彼の発表が終わると、会議室に集まっていたクライアントや役員たちの間から、低い感嘆の声と共に拍手が沸き起こった。シオンは軽く会釈をした。彼の顔には、いかなる自慢げな様子も喜びも浮かんでいなかった。ただ一つの数学の問題を完璧に解き終えた後の淡々とした風情、あるいは精巧に組み立てられた機械を眺めるエンジニアの無関心さが漂っているだけだった。
七年の時間は、ユン・シオンを完全に別の人格へと作り変えていた。彼は国内最高峰の大学の建築学科を首席で卒業し、卒業と同時に業界で最も注目される建築設計事務所にスカウトされた。入社三年目の若さにもかかわらず、彼はすでに複数の建築コンペで賞を総なめにし、その名を轟かせている天才新鋭だった。
彼の成功は、凄まじい自己統制と完璧主義の産物だった。彼は睡眠を削って働き、私的な関係にエネルギーを注ぐ代わりに、すべてを設計と図面に注ぎ込んだ。彼の私生活は、彼が設計するミニマリズム建築のように、不要なものがすべて削ぎ落とされた状態だった。オフィステルには最小限の家具だけが置かれ、彼の人間関係は「同僚」と「クライアント」という明確なカテゴリーの中に整理されていた。誰も彼の本音を知ることはなく、彼もまた誰にも心の門を開かなかった。同僚たちは彼の才能を畏敬しながらも、感情の通わない冷徹な態度に目に見えない壁を感じていた。
会議が終わり、満足げな顔のクライアントたちが去った後の会議室。シオンはネクタイを少し緩め、窓際に歩み寄った。ビルの森の上に、いつの間にか暗雲が立ち込めていた。バラバラと、大粒の雨が窓を叩き始めた。七年前のあの日のような、突然の夕立だった。
シオンはぼんやりと雨筋を眺めた。雨音は優れた防音設備に遮られてほとんど聞こえなかったが、彼の耳元には、まるで昨日のことのように鮮明にあの日の雨音が響き渡った。空っぽの教室、雨に濡れた土の匂い、そして……自分の肩を抱き寄せた逞しい腕の感触と、小さな傘の下に満ちていた柔らかな体温。
彼の氷のような表情に、ごく僅かな亀裂が生じた。忘れたと思っていた。いや、忘れるために必死に生きてきた。彼の名前、彼の声、彼との記憶は、潜在意識の最も深い場所にあるパンドラの箱のように、固く封印したと信じていた。しかし、こうして予告もなく、雨粒一つに、風の匂い一つに、封印は呆気なく解かれてしまった。
彼は無意識に手を挙げ、雨に濡れた窓ガラスに、微かに三文字をなぞった。
「カン・ジ・フ」
七年。彼との約束を守るために、彼は「立派な大人」になった。社会的に成功し、経済的に自立し、もはや誰も彼を子供だとは呼ばなかった。しかし、彼は知っていた。自分の時間は依然として十八歳のあの夏に止まっていることを。彼のすべての成功と努力は、もしかすると彼に再会するための資格を得るための、凄絶な過程に過ぎなかったのかもしれない。
だが、今さらあの約束に何の意味があるだろうか。彼は今、どこで何をして生きているのか。自分を覚えてさえいるだろうか。あの凄まじい噂の中で、自分を恨みながらすべてを忘れてしまったかもしれない。七年という月日は、少年の稚気ゆえの約束を色褪せさせるには、十分すぎる時間だった。
シオンは拳を強く握りしめた。窓に書いた名前の上を雨水が流れ落ち、跡形もなく消え去った。彼の顔は再び元の無表情に戻った。彼にはもう、感傷に浸っている時間はなかった。処理すべき図面が山のように積まれていた。彼は振り返ることなく会議室を後にした。彼の背後では、止まってしまった時間を知ってか知らずか、都会の雨が止むことなく降り続いていた。
ソウルのまた別の片隅、麻浦区の古びた雑居ビル三階。「暁の道」という名の小さな人文学専門の出版社。そこは古い本の匂いと微かな埃の匂い、そして淹れたてのコーヒーの香りが混ざり合っていた。時間の流れが外界より一拍子ほど遅く進むような空間。カン・ジフは、そこの編集者だった。
彼は山積みになった原稿に埋もれ、赤ペンで校正紙を丹念にチェックしていた。七年の時間は彼の顔に微かな小じわと、消えない疲労感を刻んでいた。優しかった目元は相変わらずだったが、その奥には底知れぬ諦念と悲しみが霧のように漂っていた。彼はもはや、生徒たちの前で情熱的に詩を朗読していた実習生ではなかった。彼は世界の喧騒から一歩退き、他人の文章の裏に自らの存在を隠す静かな影となっていた。
あの日以来、彼の人生は根底から覆された。教師の夢は粉々に砕け散り、「不道徳な実習生」という緋文字は彼の履歴書に永遠に消えない烙印となった。彼はしばらくの間、何もできずに廃人のように過ごした。やがて恩師の紹介で、ようやくこの小さな出版社に居場所を見つけることができた。彼が愛した文学に最も近く、かつ世界の表舞台に立たずに済む場所。それは彼にとって最善であり、唯一の選択肢だった。
彼は自分の人生を受け入れた。これが自らの過ちに対する代償であり、一生背負っていくべき十字架なのだと考えた。彼は結婚もせず、深い人間関係も築かなかった。ただ黙々と本を作り、退勤後は一人静かに酒を飲む、そんな味気ない日常を繰り返すだけだった。
彼が検討していた原稿は、ある新人作家の第一長編小説だった。初々しい初恋の感情を繊細に描き出した、なかなかの秀作だった。彼は機械的に文章を整え、誤字脱字を修正していった。だが、彼の赤ペンがある一箇所で止まった。
【小説の一節:先生が私の名前を呼んでくれた時、私は初めて自分がこの世界に存在する特別な人間になったような気がした。】
その一文が、固く閉ざしていた記憶の水門を突き破って溢れ出した。彼の目の前に、教室の窓際の最後列に座っていた一人の少年の顔が、痛いほど鮮明に浮かび上がった。無関心を装って固まっていた表情、それでいて詩の核心を見抜いていた深い眼差し。そして、自分の呼びかけに、驚いたようにゆっくりと顔を上げたあの瞬間。
「ユン・シオン」
その名を心の中で呼ぶだけで、心臓がドクンと沈むようだった。彼は震える手でペンを置き、椅子の背もたれに深く体を預けた。七年。あの少年を見なくなってから、七年という歳月が流れた。彼は時折、本当に稀に、狂おしいほどにあの少年の消息が気になると、卑怯にもインターネットの検索窓に彼の名を打ち込んでみたことがあった。
名門大への首席入学、有名な建築コンペでの受賞の報。彼はスクリーンの向こう側で、少年が立派に自分の世界を築き上げている姿を見守っていた。記事の小さな写真の中、すっかり大人になったシオンの顔は、十八歳の時よりもさらに鋭く冷たくなっていた。だがジフには、その冷徹な表情の裏で、少年がどれほどの傷を一人で耐え抜かねばならなかったかを察することができた。
そのたびに彼は、安堵と罪悪感を同時に感じた。自分が消えてやることで少年が正しい道を進めたという安堵、そして、あの少年の幼少期に消えない傷を残したという凄まじい罪悪感。
彼は席を立ち、窓際に歩み寄った。古い窓の向こうで、夕立が激しく降り注いでいた。彼は包帯を巻いていた自分の肘を無意識に撫でた。傷跡はとうに薄れていたが、あの日の感触と痛みは依然として生々しかった。
(大人になったら……僕たちまた会えるだろうか)
あの夜、一人で繰り返した問いが再び浮かんできた。
少年はもう二十五歳、立派な大人になった。
だが、自分には依然として近づく資格がなかった。彼は少年の輝かしい未来に影を落とすわけにはいかなかった。あの日の約束は、ただ少年を安心させるための卑怯な嘘に過ぎなかったのだと、彼は自分に言い聞かせた。それがシオンにとっての最善なのだと。
ジフは空っぽの事務所を見渡した。数千冊の本がぎっしりと詰まったこの空間は、彼にとって安全な要塞であり、同時に抜け出すことのできない監獄だった。彼はこの中で、残りの人生を静かに生きていくはずだった。シオンの記憶を、あの少年への想いを、最も深い書架に挿された古い本のように、そうして静かに秘めたままで。
同じ時間、同じ都市の空の下。
一人は冷たいガラス窓の向こう側で、もう一人は古い窓の向こう側で、同じ雨に打たれていた。七年の大河が二人の間に流れていたが、その川底には互いへの想いが依然として沈むことなく、静かに流れていた。彼らはまだ知らなかった。止まってしまったと思っていた二人の時間が、まもなく運命の巨大な歯車によって、再び軋みながら動き始めようとしていることを。




