第7話 領主
今日は龍之介達は与えられた領地(2つの村)に向かっていた。
龍之介と佐助と才蔵は1番大な村まで着いた。
「ここが俺の領地か」
龍之介がそう呟くと。
「そうですね」
佐助が言った
そうこうして居ると、男達がこちらに、近付いて来た。
「あの〜北川様でしょうか?」
「そうだ、俺が北川龍之介だ、貴方は?」
「はっあ、私は、この村の村長を、やらして頂いています、吉平と言います」
「私は、隣村五郎平と、言います」
2人の村長が挨拶して来た。
「2人共に宜しくお願いします」
2人の村長に、村の案内を貰らった。
2500石中1800石が米で後は、畑で有った、まだ
開墾の余地は有りみたいだ。
龍之介はスキル百科事典を見て使えそうな物が無いか見て居た。
『正条植えと鯉農法と塩水選だな良しと。』
「米は植えてないよね」
「はい、未だです」
「税は4公6民にしますので、農法は、指示どうりに、して貰いたいのだ」
「農法ですか?」
五郎平と吉平は、不安そうにして居ると。
「そう、農法です先ずは、正条植えと鯉農法と塩水選です」
「正条植えとは、苗を一直線に、一定の間隔で植える方法です。この方法で、日当たりと風通しが良くなり、除草作業の効率化や収量増加につながります」
「鯉農法とは、田んぼに鯉を放して養殖し米培する農法です。鯉は雑草や害虫を食べ、田んぼ内を泳ぎ回ることで土をかき混ぜ、稲の根に酸素や栄養が行き渡りやすくなる役割を果たします。また、秋の収穫時には鯉も収穫され、食用になるほか、現金収入にもなりと言う物です」
「塩水選は、塩水を利用して種籾を比重で選別し、中身の詰まった良質な種籾だけを選び出す作業です。これにより、発芽率が向上し、病害や雑草の発生を抑え、生育を均一にすることができます」
「新しい農法やってくれないか? 責任は俺が取るし手伝うから」
五郎平と吉平は、暫く話し合うと
「分かりました、やってみます」
「そっうか、ありがとう」
龍之介達は安堵した。
五郎平と吉平達が村人を、説得したくれていた。
それから、龍之介達と村人達は、田圃の準備を進めいた、それと平行して川から鯉を取りに行っていた、子供達は、楽しいそうに鯉を釣っている。
鯉達は溜池に一応入れていた。
「北川様鯉は今日で大方揃いそうです」
「分かった、ありがとう」
龍之介の内政チートが始まった。
あと養蚕もやる事に、成っていた。
「養蚕の方は、どうかな?」
「今桑の木を、集めている所です」
「そうか、よろしくね」
龍之介はそれから水車の図面大工の源さん達に見せて、作って貰う事になった。
「源さんよろしくお願いします」
「おぅ!任せておけ」
源さん達は、やる気である。
あれから、1週が経った。
いよいよ田植えの、時が来た、村人総出で、田植えを、して行く正条植え苗を一直線に一定の間隔で植えて行く。
田植えが終わった後、鯉を田圃に放流する
もう1つの村に行き村の田植えも参加して行って、同じく、鯉を放流する
「これで、田圃の出来上がりだな」
下肥(人糞尿)もして行く。
「人糞尿使うて、大丈夫ですか?」
「あぁ、大丈夫ですよ、安心して」
龍之介は、自信を持って答えた。
百科事典どうりに、すれば良いはず。
続いては、村の鍛冶師の金造さん達の所に来ていた。
鍛冶師達の所に来た理由は円匙備中ぐわ唐鋤・鋤回転式除草機の図面を片手にやって来た。
「こんな感じなんだけと、作れそうか?」
「図面が有るなら試しに、作ってみるか」
「宜しくお願いします」
龍之介が行なった物は、未だある 椎茸栽培である
長さはおよそ90〜120cm、太さは10cm前後の原木
を乾かして、菌子を植えた、日光が直接当たらず通風と湿気のある場所に置きます。
才蔵は、村の兵士の訓練を任せて居た。
50人が今出せる兵士の数である。
「才蔵 兵の訓練は順調に、行ってるか?」
「龍之介、未だですね、もう暫く掛かると思います」
「大怪我だけは、避けてくれ、宜しく頼む」
「分かリました、いつ今川が動くか分かりませんからね」
龍之介の予想では、今川が動くと知っていた。
史実では、惨敗した戦だ、しかし、龍之介達が居る
現在の歴史で、どうなる事やら分からない。
史実どうりに、行動するか、どうか、佐助と、考でいると。
「龍之介様、幾ら貴方がイレギュラーな存在でも、出来る事は限られて居ますよ」
「分かている出来る限りはしたい」
「それでいいと思います」
龍之介は、畑に、大豆を植えていた。
「味噌と醤油を、チャレンジしたな」
「出来ると良いはすね」
佐助が答える。
〜〜
戦が有った、第2次小豆坂の戦いと言う戦だ、
龍之介は、呼ばれなかった、史実どうり敗戦で有った。
それと信秀は道三と和睦。条件として信秀の嫡子・信長と、道三の娘・帰蝶(濃姫)との婚姻が決った。
龍之介と佐助と才蔵の3人と狩人達と共に、
山に来ていた、そろそろ肉が食べたくなっていた。
「肉は何処だ肉は何処だ」
すると、遠くの方に鹿がいた。
「龍之介 鹿です鹿」
龍之介は、ギリギリまで近付いて五人張りの弓で矢を放つと、矢は、鹿の頭に命中すると、鹿が崩れ落ちる
「北川様、お見事です」
「ありがとう」
「血抜きしまね」
鹿は、木に吊るされて、首を切ると血が溢れて来る
血抜きを待っている、ついでに周囲に獲物が居ないかを、辺りを見渡すすると、猪の形跡が有った
「未だ、新しいな、どうしますか?」
「追おう」
「では、行きましょう」
暫く歩いていると、巨大猪が現れる今度は、龍之介、才蔵、佐助と狩人と一緒に、弓を構える
龍之介の、合図で、一斉に矢を放つ
「ブギューブギューブギュー」
「とどめは、俺が刺す」
巨大猪の
「奥義霹靂一閃」
龍之介一太刀で巨大猪の首元が断ち切る
「お見事です」
龍之介は、肉確保が進むので有った。




