第3話 那古野城見参
天文18年(1549年)春
信長達と龍之介は、那古野城の城下に着いた。
ここが那古野城か!実物マジ感動! 城門に、身分高そうな人が居る一応 鑑定してみるか。
平手政秀
統率 55
武力 47
知略 81
政務 81
『信長の傅役の平手政秀だ なんか怒ってるような?』
信長達と龍之介は城門の前に来て政秀と目が合う。
「三郎様 貴方と言う人は、また抜け出して何処に行っていたのですか? 恒興お前だ!お前が付いて居ながら何をしていた!」
恒興は、面目無さそうにして居る。
信長は、何時もの事かと、悪びれる事も無く。
「爺見て分からないか? この猪でかいだろ!
そこの、お龍が一太刀で討ち取ったたぞ!」
政秀が龍之介を一瞬睨み、信長の顔見て。
「猪では無く貴方は、もっと嫡男の自覚は、無いのですか!? その男は何ですか! また犬猫みたいに拾って来たですか!? 」
龍之介はあたふたしながら、事の成り行きを見守る事しか出来無いでいた。
「おうよ! 100貫(1貫辺り12万です)と家付で家に
来てもらった、お龍の剣は凄いぞ爺! 」
「来てもらったじゃ有りません! 恒興お前もだ!
三郎様に付いて居ながら何とする!」
恒興は、居た堪れない顔していた。
「その方 名はなんと申す?」
龍之介は、勇気を出しながら言った。
「北川龍之介 15歳です」
政秀は、龍之介から並ならぬ気迫と闘気を感じた。
何だ!まるで歴戦の強者を見ているようだ。
「それだけ意気込みが有るなら試させて貰う
付いて来い」
そう言うと、全員で城の中に入って行く、
暫く着いて行くと、そこには訓練所が有った、
そこでは、刀・槍・弓・鉄砲の訓練が行なわれていた。
「北川と言ったな どの武器でも良いから
その方の腕を見せて貰う好きなのを選べ」
猪の時は、とっさに体が動いたし特性の剣聖が効いてる事だし他のも効いてるはず行けるぞ。
龍之介は意を決して言う。
「全部やらして頂きます」
周辺の者達は耳を疑っている顔をして居ると政秀が。
「全部とは、どう言う事だ!?」
「そのまんまです 刀・槍・弓・鉄砲全部です!」
龍之介は力強く、言い放った。
「先ずは、刀から良いですか? 」
「分かった 十蔵 前に」
「此奴が俺の相手か!?」
龍之介の前に現れたのは、織田家 刀指南役 山田十蔵で有る 今まで数々の猛者達に勝って来た。
龍之介と対峙した十蔵は 何だ隙が無いぞ
この様なのは、初めてだ。
「初め」
政秀の合図で試合が始また。
「奥義霹靂一閃」
龍之介の放った一撃が襲う
十蔵は間一髪で躱し体制が大きく崩された。
龍之介その隙を見逃さずに、猛攻出て行き
十蔵に一切の隙を与えずに、攻めて行く。
それを見ていた、政秀達は何が起こって居るのか分からずに、次の瞬間十蔵の首に、刃が有った。
「これで、勝ちですよね」
「そこまで!」
『これ私が負けた!!!』
「あの十蔵が負けただと!」
政秀達だけでは無く、周りの者達まで動揺していた
信長だけが同然と言った感じである。
「次は槍で、お願いします」
龍之介その発言に、政秀が思った『此奴未だやるのかどうする』と悩んで居る所に。
「某が相手致そう」
現れたのは槍指南役 尾形蒼彩だった。
「蒼彩!!しかたがな」←しかたがない?かな?
政秀は、この後に成って蒼彩が負けると成ると
今後の織田家指南役の威厳が落ちる事を心配していた。
「某は、その者を傲っている理由ではない
一人の槍使いとしての教示が示たい、いざ尋常に
勝負」
そう言われて、龍之介は槍を構える
「えーい 始め」
先に、攻めたのは蒼彩だった、強烈な突きが。
龍之介は素早く捌いてく、まるで子供の相手を、しているかの如く軽く足らわていた。
『槍指南役て、このレベルか先の刀指南役もだけと、チート効き過ぎて相手に成らないな、もういっか』
次の刹那 槍が相手の喉元に
「勝負有り」
「蒼彩様が負けた!!」
政秀達は驚愕している信長達は熱狂に包まれていた。
「次は弓ですね」
龍之介は弓の準備を始めていた。
「弓は的に10球放って貰う」
政秀は開き直っていた。
龍之介的の距離 角度を試してから構えた
『今の俺なら出来るはず』
弓を構え集中してから放つ矢は吸い込まれる様に的の真ん中に命中する
間髪入れずに弓を放って行き全ての矢が的の真ん中に吸い込まれる。
「お龍凄いぞ!」
信長達は子供の様うに、はしゃぐ
「次は鉄砲ですね」
「私が見ましょう」
「おう橋本一巴殿」
話し掛けたの橋本一巴 鉄砲指南役である
「5で何発命中するかだ」
、
そう言うと龍之介は鉄砲の準備を始める
的の前立ち構えて、放つ的の真ん中に命中
直ぐに準備をして構え撃って行く
全弾命中である。
「これで俺の実力が分かって貰えましたか?」←いただけましたかの方が望ましいと思います。
「いや、お見事です私も負けられませんね、
日々精進ですね。」
橋本一巴は、とても嬉しそうにして居る。
「爺 分かったであろう お龍の強さを
しかし100貫は安いか?」
信長は、誇らしげに、そう言うと
「いや最初は、それ位で良いです」
龍之介は、そう言った。
政秀は諦めたと言う表情で言った。
「分かったソナタを、侍大将に迎える年150貫(150貫は「約2,000万円〜3,000万円」)屋敷付きでどうだ。」
政秀は、破格の条件を付けた。
龍之介は驚て言った。
「そんなに貰って良いですか?」
「あれだけの物を、見せられては、仕方有るまい」
「三郎様とお前達は、政務が有るから後は私に任して行って下さい」
信長達は、渋々去って行った
「龍之介付いて来い屋敷に、案内しょう」
政秀が歩き出した龍之介は政秀の後に付て行き
暫くしたら、少しデカ目の一人では広過ぎる屋敷が現れた。
「今空いている屋敷は、ここしか無くてな
家臣が出来れば丁度良かろう
下男下女は、あそこ、いるから後はそ奴らに聞け」
そう言って政秀は、去って行った。
『ここが俺の家か』
そうこう、そうこうして居ると下男下女が挨拶に、来た。
「お侍様宜しくお願いします、下男の茂と下女のトメと言います」
「宜しくお願いします、龍之介です」
こうして龍之介は、織田家家臣の一員になった。




