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第14話 織田信長、結婚



天文18年(1549年)




龍之介は、新年の挨拶の為に、那古野城に来ていた




今日は出来立ての、清酒を持参しての、登城である


龍之介は、信長のいる部屋に行くと、


前田利家、佐々成政、池田恒興等らが、信長に、


挨拶していた。




「信長様、新年明けましておめでとうございます」





「おぅ、お龍、来たな」 




「実話、俺の村で、作った、酒を、持参しました」




「酒とな、有難う、後で飲まして貰う」




「お龍さん、明けましておめでとうございます」




「こちらこそ、明けましておめでとうございます」




「あれ、平手様は、居ないですね」




「爺なら、親父の古渡城に行ってる」




「信長様は、行かないですか?」




「行っても、つまらん」




「今日は、料理を用意した、鱈腹食ってくれ」




「「「頂きます」」」





「何だこの酒、透明だな」




「くぅー、美味ぞ お龍」




「くぅー強い酒だな」




龍之介が、用意した清酒を、飲みながら談笑が続く


前田利家と佐々成政が




「お龍さん、また手合わせして下さいよ」




「おぅ、良いぞ」




「俺も俺も」




「そう言えば、信長様、婚儀があるですよね」




「そうだな、来月だな」





暫く飲み食いしていると、全員酔払う、この時代の酒は、どぶろくと言う酒精が低い酒しか普及してなかった。




「お龍よ、お前は、嫁はとらのか?」




「今の所は、要らないですね」




「そうか、お龍よ、俺の妹がいるだが、嫁にするか」




「ちなみに、妹は1歳だ」




「年頃に、成ったら、お願いします」




「おぅ、期待して待ってろ」




「なんか凄い会話ですね」




こうして、新年の飲み会は、終了したので有った。








あれから、1ヶ月が経ち、いよいよ信長の婚儀


今回は、龍之介の兵士と、以前引き率いてた




いよいよ、信長の婚儀の日だ。


龍之介は、護衛に着いていた。




「抜かりは、無いな」




「龍之介様、もう時期、来られるそうです」




「分かった」




今か今かと、待っ居ると、遠くの方から行列が見えてきた。




「いよいよ、来ましたね」




「あぁ、皆抜かりの無い様に、頼むぞ」




「「は!」」




とうとう、美濃の姫を、乗せた籠が見えてきた。


すると、平手政秀が、籠に近付き、暫くすると。




「出発じゃ!」




「行くぞ」




とうとう動き出した、すると、平手政秀が、話し掛けてきた。




「龍之介、抜かり無くな」




「はァ!」




列は、進んで行く、緊張と警戒しながら、こんな所を、襲う奴は、居ないと思うが、万が一と言う事、が無いと思いながら。





暫く進んで行くと、那古野城が見えてきた。




「後少したな」




「はい、特に問題は、無いようです」




「こんな所に、襲ってくる奴なんて、いませんぜ」





とうとう城に着いた。




「龍之介は、婚儀に参加しろ」




「良いですか?」




「信長様から、そうする様にと」




「分かりました、清酒を持ってきましたから皆さんで、飲んで下さい」




「あの美味酒か、楽しみにしている」





龍之介、佐助と才蔵達と、分かれて、会場に向かう。




「お龍、来たか」




「信長様、本日は、おめでとうございます」




「うむ、お龍、酒持て来た様だな」




「えぇ、信長様の晴れ舞台ですので」




「今日は、楽しんでくれ」




「はい」




そう言うと、信長は、去って行った。




「おい、龍之介こちだ、こっちで一緒に飲もう」




「柴田様、分かりました、」




柴田勝家が話し掛けてきた、何故か好かれている。




「この酒龍之介が、用意した酒なんだってな」




「はぃ、御用意しました」




とうとう新郎新婦の登場である




三々九度を、行なった


それから信秀が祝辞を読む、それから乾杯が有った。




「龍之介、飲め飲め」




現代風に言うと、酒ハラである




「柴田様も、どうぞ」




「おぅ、有難う」




それから、皆が、挨拶して行く、次は、龍之介番だ




「信長様、奥方様、おめでとうございます」




「うむ、有難う」




「帰蝶、此奴が、俺の、忠臣のお龍だ」




「宜しく御頼もうします」




「はぁ!、こちらこそ、宜しくお願いします」





こうして、結婚式は終わった。





暫くして3月、信秀の勢力を三河より駆逐せんとする今川氏が、織田方の西三河支配の牙城であった安祥城に対し、太原雪斎を将とする約1万の軍勢を送る。城主である信秀の庶子・信広の奮戦により、一度はその攻撃を退けた。




龍之介の出番はなかった。









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