表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したうさ耳少女は一生懸命がんばります! ~友達を作ろうとしたらいつの間にか世界救ってました⁉~  作者: 氷河の一輪
第四章 うさ耳少女は魔王と戦いますっ!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

91/140

第91話 魔王戦⑦―救世主―

「ガァァァアアアアアア‼」

 もう人外!? 魔族ですらない! ただの魔物じゃん!

 魔王は……ん? ()()は魔王なのか? この魔王(?)は触手をバタバタさせて、手あたり次第に攻撃している。 うん、理性がないようだね! それにしても攻撃力もやばいな。 魔王(?)の触手があったった所が粉々に砕け散っている。 一発でも食らえば死ぬね!

 理性がないのは吉と出るか凶と出るか……。 理性がなければ知力がないから、作戦をたてたりなどをしてこない。 理性がなければ体の限界を無視して攻撃してくる。 うーん、マイナスの方が大きそうだね!

 とりあえず攻撃しないと! もう魔王(?)に理性はないし、覚醒したことがバレるとか関係ないね!

「『――彗星(シューティングスター)――』‼」

 光と地魔法の複合魔法で、今考えた魔法! 『隕石(メテオ)』の上位互換みたいなものかな? ワンチャン魔王(?)の汚い心を浄化してくれるかな~と思って放ってみましたが……。

――ドガアァァン

「ガァァアア」

 うん、効かなかった!

 かすり傷さえできない。 ……どーしよーね?

 そんなぽんぽん新しい魔法考えられないよっ!

 図書館にはレベル5までの魔法しか載ってない。 なぜなら、レベル5以上の魔法を使うものが普通はいないのだ。 レベル5以上を使うものは英雄級らしい。 まぁ、私の周りにはたくさんいるけどね。 使える人が異常なの! だから、私は()()

 レベル5以上の魔法を使うとしたら……自分で考えるしかないのだ。 厄介な。

 私、別に想像力豊かな人でもないしな……。

 あ、そうだ!この魔法を試してみよう!

「『――魔性野菜の雨(キャロッティレイン)――』」

 私がそう唱えると、空からキャロッティが大量に降ってくる。 あ、キャロッティというのは現代で言うとにんじんだよっ!

「ガ、ガァ?」

 ……効かないね。 でも、困惑しているから効いた……のか?

 どうしよう、レベル5くらいじゃ効かないし、私のか弱いパンチじゃ倒せないよぉ~(ぶりっ子)

 ……よし、こうなったら脳筋作戦でいくぞ!

 新しくて強そうな魔法が思い浮かんだ瞬間、魔王(?)に放つ。 パワーアップして魔力値が上がったし、魔力切れは起こらないはずっ! とにかくやるぞっ! おー!

「『――黒穴(ブラックホール)――』『――魔性野菜弾(キャロッティバレット)――』『――発光(シャイン)――』 ……えーっと、、、『――魔性野菜の矢(キャロッティアロー)――』?」

 魔王に効いているのもあるけど、、、キャロッティ系の魔法は全然効かなかった。 けど! 混乱してくれるからオーケー?


 ウィンやリバーは私が攻撃し続けるせいで参戦できていない。 まぁ、意図的にそうしているけどね。

 この魔王(?)との戦いではウィンやリバーは力不足。 攻撃があたれば即死もあり得る。 私が庇いきれるとは限らない。 友達が私の目の前で死ぬなんて、そんなの()だ。 だから出来るだけこの戦いからは遠ざけたい。 正直、自分勝手だと思う。 ウィンやリバーの決意を私が踏みにじっているんだ。 たとえ嫌われてもやめない。 私が死ぬとしてもやめない。 二人には……生きていて欲しいから。 魔王は……私一人で戦う。


「ガァァァァアア!」

 魔王(?)が苛立ち、ヌメヌメの触手を私目がけて振り下ろす。 その速さは……音速を超えるほど……避けられないと感じた私は手を十字にして頭を守る。

「――ッ!?」

 魔王(?)の触手があたるその瞬間、私の腕に巻き付いていたアイビーが動き、肌が見えなくなるまで腕を覆う。 何してんのこのアイビー? ていうか動くんだ!?


――ドガッ


 なんとアイビーは私に傷一つつけることなく魔王(?)の触手をはじいた‼

 何この効果? 超ハイパー硬いってこと?

 意識的に動かそうと念じたら顔や足など、体中覆ってくれることが分かった! ……見た目は悪いけど……。

 魔王級の攻撃も防いでくれるなんて最強じゃん! 覚醒して開花したのがアイビーでよかった~!


「ガァゥゥ」

 魔王(?)の体が歪み、どんどん小さくなっていく。 何がしたいの?

「ガァァァァアアアア‼‼」

「パプたんッ‼」

 縮んでいったと思ったら、爆発的に大きくなる。 私を()()()()()()()

 コイツッ!? 私を体内に閉じ込めて殺す気か‼ 魔王(?)の触手は強力な麻痺毒がついている。 触れた瞬間動けなくなる。 下手したら呼吸器も麻痺して死ぬ。

 避けようとしてももう遅い。 アイビーを体全体に巻いて守るが麻痺毒はアイビーを貫通してくる。

 もう、息もできない。

 ここで私は死ぬんだ。

 ウィン、シーちゃん、リバー、ナイト。 そしてアナビス……。 約束、守れそうにないや。 ごめんね。


「『――天使の奇跡(エンジェルミラクル)――』」

 意識が闇に沈む寸前、優しい慈愛のこもった声が聞こえ、体が光に包まれて回復していく。

 目を開けるといつの間にか誰かに抱きかかえられ、魔王(?)の中から脱出していた。

 助けてくれたのは……

「「「シーちゃんっ‼」」」

次回!

精霊の神のシーちゃんVS魔族の神のパプリカ!

結果は目にめえているけどね……。

時は少し遡るけどな!

次回も見てくれっ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ