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転生したうさ耳少女は一生懸命がんばります! ~友達を作ろうとしたらいつの間にか世界救ってました⁉~  作者: 氷河の一輪
第四章 うさ耳少女は魔王と戦いますっ!

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第90話 魔王戦⑥―反撃―

「魔王、ありがとう。 あなたのおかげで力を取り戻せたわ」


 覚醒したおかげで戦闘力が魔王に追いついた。

 目が熱い。 これがちゃんと覚醒した瞳孔の力……! 前とは比べ物にならないくらい強いっ!

 私の瞳孔の形は“アイビー”だ。 見えないけど、なんとなく分かる。 自分はアイビーだと。 なんでアイビーなんだろうね? 別に何も思い入れもないんだけどね。

 魔力や身体能力がけた違いに上がっている。 この事を魔王が気づいたら警戒されて倒せる可能性が下がる。 だから、魔王が勘づく前に殺さなきゃ! そのためにもこの力をいいタイミングで使いこなさなくちゃ!


 『――再生(リジェネ)――』

 とりあえず回復魔法をかけてえぐれた腹と体力を戻す。

 この『再生(リジェネ)』は欠損した部位や瀕死となった体力を戻す効果がある。 過去にこの光魔法が使えた者が一人だけいたけど、その人は()()と呼ばれていたらしい。 つまり……私も聖女!? ないな……。 私、悪魔って呼ばれてるもん。 悲し……。


「パプたん?」

 ウィンやリバーが私を見て驚愕している。 そりゃそうか、瀕死で気絶していたのに急に起きて魔王にありがとうなんて言ってんだし。 よく考えたら変人じゃん!

「その腕、どうしたの!?」

 ……? 腕? はッ!? 腕になんかツタみたいなのが絡まってる!? これってアイビーかな……?

 すごーい、瞳孔が覚醒したはずなのに、腕にまで発現(?)してるよー。(現実逃避)

 はっ! 現実逃避しちゃだめだ! とりあえず害なさそうだから、放っておこう。

「『――範囲高回復(エリアハイヒール)――』」

 これも覚醒してできるようになった魔法。 半径5m以内にいる味方全員を回復させる魔法。 回復量は『高回復(ハイヒール)』くらい。 毒も消せるから汎用性が高い。

 麻痺毒が体内から消え、リバーが驚いたように手をグーパーさせて動けるか確認している。

「パープさん、ありがとうございます。 ……でも、もうあんな無茶しないでくださいっ!」

 珍しく怒ってる!?

 はっ!! そういえばリバーのステータスに『憤怒スキル』あったよね? どんな効果かは知らないけど、怒らせたらまずいんだった! ……後で土下座して謝ろう……。


「それじゃぁ、第二りゃうんど開始よっ!」

「「「……」」」

 ウィン?大事なとこ噛んでどーすんのよ! 空気が……っっ!!

「それじゃぁ、第二ラウンド開始よっっ!」

「「う、うん……!」」

「さぁ、来い――!」

 無かったことにしたーーー!?


 まずリバーがナイフで投擲する。 魔王が避け、その隙に私が飛び出し、パワーアップした身体能力で殴打!

――ドゴン!

 私の拳は魔王の手を掻いくぐり、腹に入る。 初めて魔王にダメージが入った! 俊敏さは私の方が速いっ! なんだか希望が見えてきた!

 気合いが入り攻撃のスピードが上がったリバーと私でたたみかける。

「「はあぁぁぁああ!」」

「うざったい!」

 魔王はそう言うと、地面に隠していた触手をあらわにして攻撃してくる。

 この触手には強力な麻痺毒がある。 掠っただけで終わりだ。 一応、私の回復魔法で解毒できるけど、魔王がそんな隙を与えてくれるはずがない。 だから当たらないよう、慎重に避け続ける。

 リバーも怪我が治ったことで軽快なステップで避けている。 ヒュー! かっちょいい~!

 もうちょっとリバーのステップを見たかったけど、もう時間だ。

 私とリバーはバックステップで一気に下がる。 魔王は「?」って顔している。

 ふふふ、これが私たちの奥の手。自滅しそうだからやりたくなかったけど、追い詰められた今はやるしかないのだ!

 今まだの私たちの攻撃は時間稼ぎだったのよ!

 ……まぁ、覚醒した力を使えば一瞬で倒せるとは思うけど、切り札は多い方がいい。 今は手の内を知られているウィンの技を使った方が得策だ。 ということで、ウィン様! やっちゃってくだせぇ!

「『――終末の吹雪(ウィンリー・メドン)――』‼」

 極寒の冷気が部屋に充満し、猛吹雪が魔王を襲う。 もちろん私たちは避難済み☆

 この魔法は過去に、ウィンが学園の校庭に放ったことがある。 え? その後どうなったかって?  すっっっっごくでっかいクレーターが校庭にできたよ♪ ウィンが味方でよかったぁ~!

 魔王、死んだな……。


 吹雪がやみ、目を開けると……部屋の壁やら天井やらがなくなり、青い空が見えていた。 うん、本当に威力やばすぎ。 さっすがウィン~!

 魔王は……死んだね。 これでやっと最終形態だ。

 ゴクリ……。 一体どんな化け物になるんだろう?

 魔王の死体がひかり、変化する。

「ぁぁぁ……」

 思わずそんな声が出てしまう。

 この最終形態の魔王、キモすぎっ‼ さっきまでイケメン君だったじゃん! なのに今は、ぬるぬるのどろどろで、巨大。 色んなところから触手がでている。 キモすぎだってば‼ なぜこうなった!?


【名前】ピンドラ

【種族】魔王?

【魔力値】1200/1200 ◁400up

【体力値】2000/2000 ◁1200up

【スキル】

死を知らない亡者(デスストロンガー)Lv未完成 深淵魔法Lv10 神体術Lv1 身体強化Lv10 触手攻撃Lv10

【総合戦闘力】25000 (最終形態)


 え……体力値高すぎっ‼

創造神「キモっ!? なにこれ……? キモすぎ……!!! 殺しちゃおーかな?」

謎の人物「だめでしょっ!」

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