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転生したうさ耳少女は一生懸命がんばります! ~友達を作ろうとしたらいつの間にか世界救ってました⁉~  作者: 氷河の一輪
第四章 うさ耳少女は魔王と戦いますっ!

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第80話 決戦前

「――! ――ん! パプたん!」

 はっ! ウィンが私を呼ぶ声で意識が覚醒する。

 どうやら、少しの間寝てたみたい。

「パプた~ん! 祝福の最中に寝るなんて、本当に寝坊助さんね!」

 うん、なんかむかつく! 寝坊助なのは、ウィンの方でしょ! それに、私にはれっきとした理由がある!

 ふふふ、創造神様にお呼ばれされてたんだもんね~!

「あのね、創造神様に――! ――……?」

 創造神様との、さっきの出来事をしゃべろうとしたら、声がでなくなっちゃった。

 じゃあ、リバーが死ぬって未来なら言っていいかな?

「リバーが――! ……はぁ」

 しゃべれなくて思わずため息が出てしまう。

 創造神様、みんなには言うなってことですか?

 ……みんなに言えずに私一人でリバーを守るなんて、無理に決まってるでしょっ!

「パープちゃん……? 大丈夫……?」

 ……みんなに変な目で見られている。

 だって、声出なかったんだもん! しょうがないでしょ⁉ ……まぁ、事情を知らない人から見たら、私の行動は狂気だろうね……。

 誰か、理解しててくれっ‼(切実)


「パープちゃん! それって、身代わりの指輪じゃない⁉」

 なにそれ?

 あー、たしか創造神様がこれでリバーを救えって言ってたね。 忘れてた☆

 名前的に、攻撃を一度防いでくれるみたいな感じかな?

「この指輪は、、、死んでも一度だけ生き返ることが出来るというものよ。 実物は初めて見たわ……」

「えええぇぇぇええええ⁉⁉」

「羨ましいっ!」

 生き……え? 生き返る? なにそのチートアイテムは……?

 えっと…………。 たしか、創造神様はこれを使ってリバーを命に代えてでも救えって言ってたよね?

 つまり、本当に命に代えて守れと。 一度私に死ねということですか?

 はぁっ⁉ この、、、クソ駄目神がッッ‼

 始めから、リバーにこの指輪を渡せばいいのにね。

 なんでそうしなかったんだろ?

 私にしか未来を変えられないってことかな?

 ……渡されたからは命に代えて、リバーを守ろう!

 たとえ二度死んで、首だけになっても魔王の喉に喰らいついて必ず守る。 もちろんウィンも守ってやる!


♢♢♢


 時が経ち、今日が魔王との決戦日の朝。

 シーちゃんの家にお偉い貴族共が集まり、見送りをしてくれる。

 もちろん、快い見送りではなく、戦うのをやめされるために来たって感じ。

 でも、シーちゃんが軽く威圧を放って黙らせる。 ナイス!


「パープ……」

 アナビスが少しだけ潤んだ瞳で私を見る。

 アナビスも見送りをしにきたみたい。

 最悪の場合、もう私はアナビスには会えない。

 これ以上ないほどの死闘になるはず。 五体満足で帰れるかすら分からない。

 そう思うと自然と目が潤んでしまう。

 でも、目に力を入れてこらえる。

 アナビスに心配かけないように、全力で笑う。

 するとアナビスはフッと笑い、手を握ってくる。 もちろん、背の高さがめちゃくちゃ差があるから、アナビスは一生懸命背伸びしている。 かわいい……。

「命令よ! 絶対に生きて帰ってきなさいよ……っ!」

 アナビスらしいお見送りだな。

 うん。 絶対に魔王を倒し、リバーを守り、私の大切な()()()()()()()()世界を救うよ。


「パープ、私は神だからこの戦いに参加できないけど、あなたならきっと倒せるわ」

 鬼畜な神、ティファ―ニさんも見送ってくれる。

 たしかに神は私たちに深く干渉しちゃいけないはず……。

 なんでシーちゃんは戦っていいのかな?

「ん? 私は、例外なの♪」

 あ、ソーデスカ。 シーちゃんは格別。 深く考えないことにした。

「じゃ、行ってきます!」

 最後にアナビスに一瞥してから行く。

「いくわよ、『――転移――』」

 さぁ、世界(友達)を救うために、魔王を倒すよ――!

次回は〜、「ある創造神のお話②」を投稿します!

絶対見てよっ!|ω•˘ )チラ


ちなみに、「ある創造神のお話①」第55話だから、よかったらそっちも見てください!

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