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転生したうさ耳少女は一生懸命がんばります! ~友達を作ろうとしたらいつの間にか世界救ってました⁉~  作者: 氷河の一輪
第四章 うさ耳少女は魔王と戦いますっ!

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第77話 キマイラとの戦闘②

 よし、反撃開始だよっ!


 キマイラは私の雰囲気が変わったことに気づいたのか後退する。

 力が湧いてくる。

 キマイラの毒牙でやられた傷も毒も自然と回復していく。

 世界が白と灰色になる。

 うーん、こんなに力が湧いてくると調子にのっちゃいそう!

 あんなに強かったキマイラすら弱く感じる。

 あ、副作用があるんだった!

 早く倒さないと副作用で倒れちゃう! 倒れる前に、お前だけは絶対に意地でも倒す。

 キマイラを倒せないと、シーちゃんに失望されちゃう!

 そんなのやだ!

 神であるシーちゃんの隣に立っても恥にならないように、私は強くなるんだ!

 そのためにキマイラ、お前は死んで私の踏み台になって。


「ガ、ガアアァァァアアア‼‼」

 キマイラは広範囲に炎を吐く。

「『――水の衣(ウォーターベール)――』」

 今の私には相殺する必要もない。 けど、髪を痛ませたくないから一応ね。

 そのまま炎の中を通り、一瞬で距離をつめてキマイラに鉤爪を突き刺す。

 うーん、キマイラは意外と硬いね。

 これは魔法の方が良さそうね。

「ガァァァアアアッ⁉」

 キマイラは頭をぶんぶんと振って私を振り落とす。

 痛い? 痛いよね。 生まれてからずっと強者だったお前は、弱者に傷つけられたことがさぞ苦痛だろうね。

 後退し、ある魔法を放つために頭の中で魔法を構築する。

 簡単な魔法なら一々頭の中で構築せずともできるけど、今回は別。

 この魔法はコヨウさんに放とうとしてやめた魔法。

 それを今、放つ。


「『――隕石(メテオ)――』!」


 膨大な魔力を指先から空に向けて放つ。

 すると、キマイラの頭上に馬鹿でかい岩が現れる。

 キマイラの目に私が映る。

 まるで助けてくれと言っているようだ。

 そんなの知らない。 これは殺し合い。 私は情けをかけるほど優しくないよ。

 キマイラさん、踏み台になってくれてありがとう。

 じゃぁ、バイバイ。

 『隕石(メテオ)』に押しつぶされる寸前、キマイラの目には絶望の色が宿る。

 少し、少しだけ罪悪感を覚えた。


♢♢♢


「はっ!」

 目が覚めたらベットの上にいた。

 たしか、キマイラを倒して……そのあとどうなった?

「パプたん! 良かった~! あのね、パプたんが倒れてから3日経ったよ」

 ウィンが泣きながら教えてくれる。

 私はキマイラを倒してから倒れて、シーちゃんがベットまで運んでくれたらしい。

 そしてあれから3日経ったと……。

 修行の時間が半分になっちゃったよ!

「パープちゃん、よかった~! ごめんね、無理させてしまって」

 うん、ほんとだよっ!

「まさか1日でキマイラを倒せるとは思ってなかったよ」

 だってさ、シーちゃんが助けてくれなかったから、死なないよう頑張っただけであって……。

「もうリバーも起きて、元気に修行してるよっ!」

 リバーも無事に目覚めたのか。 良かった。


「よし、パープちゃんも目覚めたことだし、魔界から持ってきたアイテムで()()をやるよ♪」


「「アレとは……?」」

 私に休む時間はないんですか……?

パープに休む時間などない!

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