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転生したうさ耳少女は一生懸命がんばります! ~友達を作ろうとしたらいつの間にか世界救ってました⁉~  作者: 氷河の一輪
第四章 うさ耳少女は魔王と戦いますっ!

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第76話 キマイラとの戦闘①

「無理ゲー!」

 思わずそう口に出してしまうと、その音でキマイラを刺激してしまったらしい。

 キマイラは奇声を発してもの凄い勢いで突進してくる。

 うさぎの脚力なめんなよ! ということで頑張って()()()()避けた。

 けど、キマイラは直角に曲がって、体勢が崩れている私に向かって体当たり。

 シーちゃん、これ直撃したら死ぬかもっ! 助けてくれるよね? ねぇ?

 そんな願いも虚しく私は吹き飛んだ。

 ゴキゴキって音が鳴ったから、絶対骨折れた。

「『――回復(ヒール)――』」

 キマイラが勢いよく私を吹き飛ばしたおかげ(?)で距離があいた。

 だから今のうちに『回復(ヒール)』して、作戦を立てる。


 1.逃げる

 2.戦う

 3.シーちゃんに助けを求める


 できれば1がいいけど、そんなの私が許せない!

 今にも逃げ出したくて足が勝手に動いて逃げてるけど、これは私の意思ではない! 断じて違う!

「ギャォォオオ!」

 目が合っちゃった☆ あぁ、目が合ったのがキマイラじゃなくてイケメンだったらどれほどよかったのだろうか……。

「こっちくんなバカ!」

 そんなこと言った方がキマイラの神経を逆なでするとわかってる!

 でもさ、、、超絶気持ち悪い生物が自分目がけて突進される気持ち分かるかい⁉

 そりゃぁ叫びたくなりますっ!


 よし、戦おう!

 私の全ての技術をつぎ込んで絶対にキマイラを倒す!

 私の武器は光魔法だけど、光魔法って攻撃力がそんなに高くないのよね。

 だから、物理攻撃力の高い地魔法で倒す!

 私の全魔力をつぎ込んだ地魔法で瞬殺する!


「ガアァァァアアア!」

 キマイラが、なんと、、、炎を吐いたっ!

 聞いてないしっ!

 作戦変更! 水魔法でちまちま削って地魔法でとどめ!

「『――水球(ウォーターボール)――』」

 『水球(ウォーターボール)』で炎を相殺する。

 それにキマイラは私が炎を相殺したことにイラついたのか唸る。

 あとは『鑑定』で見たスキル、毒牙と爪に気を付けなくては……!

「――っ‼」

 キマイラが腕を振るった。 距離があったから当たるはずがない。 そう思ったけど嫌な予感がして避ける。

 そしたら、スパーンと髪の毛の先が切れた。 え? 切れた?

 あ~、そこさ、枝毛できてたから丁度よかったんだよね~じゃなくてっ!

 距離があったのになんで⁉

 このスキル、『爪斬撃』のせい⁉

 はい、チートだ~~! 反則ッ! このスキルなし! なしにしてっ!

 このキマイラ、知能が高いのかわからないけど、普通にフェイント入れてくるんだよね……。

 だから避けるのが大変なの!

 うん、逃げたい!

 でもさぁ~、シーちゃん(友達)が見てるから逃げられないよ~!


 よし、もう一回瞳孔を変異させよう!

 前にパプリカの姉妹と戦った時にコツは掴んだ。

 たしか、死を強く意識すればできたはず!

 え? 死を意識? つまり、死にそうになるってこと?

 やだよ?


 なんとか爪斬撃を避けながら変異の方法を探していたら急に目の前が暗くなる。

 どうやら陽の光が遮られて暗くなったようだ。

 ん? どうゆうこと?

 上を見上げたらキマイラがいた。

 さっきまで前にいたのに……! 油断した!

 避けられない……っ!

 キマイラが大きく口を開ける。

 あ……終わったね。


「――ッ‼‼」


 キマイラが私の肩にかぶりついた。

 肩から何か異物が入ってくる。 肩からどんどん熱くなる。 これが毒牙か……。

 キマイラの顔が歪む。

 多分、嘲笑ってんだろうな。

 こいつ、絶対友達いないでしょ!

 痛みで意識が失いそうになるけど耐える。


 ありがとうか分からないけど、とりあえずありがとう、キマイラ。

 あんたの攻撃のおかげで死を強く意識できた。

 条件は満たされた。


――キイィィン


 よし、反撃開始だよっ!

反撃じゃぁぁああっ!!!

(↑興奮しすぎ(  '-' )ノ)`-' )ベシッ)

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