第75話 精神修行とは?
「パープちゃん、私の修行は結構キツイと思うけど、大丈夫?」
「は、はいっ! 精一杯頑張りますのでよろしくお願いします!」
大丈夫か聞いてくれるし、意外とキツくなさそうだな!
なんだよ、ビビり損した~!
「私、実は『鑑定』できるの。」
え? でも、シーちゃんを『鑑定』しても『鑑定スキル』はなかったよね?
つまり、『隠蔽スキル』も持っているのね……。 『隠蔽スキル』は『鑑定スキル』以上にレアスキルだ。 持っているのは魔王とか勇者とか神くらいしかいない。
「『鑑定』して分かったんだけど、パープちゃん……呪われているね」
そこまで『鑑定』できちゃうのか……! 少なくとも私の『鑑定』よりレベルが高いのか……。
待って、そこまで『鑑定』できるなら、、、私がステラ王国の王女だってことも知ってるのかな?
まぁいいや! シーちゃんに聞かれたら答えればいいし!
別にそこまで隠したい事でもないしね!
「そうなの……なんでか分からないし、解呪の仕方もわからないの!」
シーちゃんに隠し事はよくないってことがわかったから、全部話しちゃうか!
全部話して、解呪の方法とか聞いた方が得策!
「これは、パープちゃんが自分で自分を呪った呪いよ」
「え?」
どうゆうこと?
私が自分で呪ったの? どうやって? 全然記憶ないけど……。
「解呪は私にはできない。 自分で解呪するしかないわ」
えぇ……。 昔の私っ! なんてことしてくれたのっ!
「呪いが解ければきっと、パープちゃんは神を除いて一番強くなれるわ」
まぁ、神を超えるつもりはないけど、大三賢者のザクロさんより強くなれるの⁉
早く解呪したいな~!
「早く解呪するために、今日は精神の修行をしていきましょう!」
「おー!」
精神の修行って何かな⁉ 滝行とかかな⁉
「今から魔獣を召喚するから、倒してね♪」
「え? ちょ、待っ――」
「【――召喚――】」
シーちゃんがそう詠唱すると、黒い亀裂ができてそこから何かがでてきた。
ライオンとヤギ(?)とヘビの三つの頭をもった何かが私をギロリと睨みつけてくる。
「頑張ってね~!」
そういうと、シーちゃんは翼を生やして空に避難してしまった。
ちょっと待って、精神の修行って言ったよね⁉ なのになんで⁉
こいつ、明らかに私のこと敵だと思っているよ!
和解するという精神修行?
それともこの攻撃を耐えろということ?
それともまさかとは思うけど、倒せってことじゃないよね?
これのどこが精神修行なのよっ‼ 精神修行とは⁉
「ガァァァアアアア‼」
「ひぃぃいっ」
殺気のこもった咆哮で全身が震える。
無理、絶対和解とか無理!
こいつの攻撃を耐える? 無理に決まってる!
じゃぁ、倒す? 他の方法より一番いい!
よし、倒そう! 死にそうになればきっとシーちゃんが助けてくれるっ! ……助けてくれるよね……?
とりあえず『――鑑定――』!
【種族】キマイラ
【魔力値】∞/∞
【体力値】1000/1000
【スキル】
爆炎魔法 咆哮 殺気 威圧 爪斬撃 毒牙
【総合戦闘力】5000
この鑑定結果を見て戦意喪失。
思わず言葉が漏れてしまう。
「無理ゲー!」
前回の次回予告間違えました☆
そしてそして投稿遅れました☆
許してちょんまげ!
次回、こんどこそパープ死す。
ジュエルスタンバイ!




