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転生したうさ耳少女は一生懸命がんばります! ~友達を作ろうとしたらいつの間にか世界救ってました⁉~  作者: 氷河の一輪
第四章 うさ耳少女は魔王と戦いますっ!

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第58話 異変

「――は?」

 思わず声を出してしまう。

 精霊ということはウィンやシーちゃんも含まれる。

 2人を攫って"実験"するってこと?

 もしそうだとしたら……許さないよ。

『さぁ、部下たちよ、精霊を連れて来い!邪魔する奴は殺しても構わん』

 そんなことさせない!

「シーちゃん、ウィン、みんな、起きて!」

 みんな起きない。

 まずいな……

 みんなを守りながら戦うことなんかできない。

――ドオォォン

 遠くから戦闘音が聞こえてくる。

 多分コヨウさんが戦っているのかな?

 そう考えたら心強い。

 みんなを守るために、爆発して穴が開いた窓から外に出る。

 うわ……目で見ると魔族がうじゃうじゃ居すぎて気持ち悪い。

 武器を持った魔族達が私を見てこちらに向かって走ってくる。

 スカートの中に括り付けて隠していた鉤爪を出して、手にはめる。

 これは鍛冶屋さんに作ってもらった特殊な武器。

 でっかい手袋に鉤爪がついている武器。

 手袋の部分は魔力の宿っている布だから、物理防御はしっかり強い。

 肉球をモチーフにして作ってもらった。

 どうせならかわいい武器にしたいからね!

 この武器にした理由は私の俊敏性を活かすためだ。

 この武器は軽いし、駆け回っている時に敵を切りつけられる。

 手と武器が一体化しているから、扱いやすいし、自分にぴったりだ。

 何が何でもここは通さない!

 突っ込んでくる魔族を鉤爪を突き立てようとした瞬間、後ろから声が聞こえてくる。

 

「パープちゃん、寝ててごめんね」


 後ろを振り返るとシーちゃんが起き上がっていた。

 なんだか雰囲気がいつもと違う。

 魔族達も急に現れたシーちゃんを見て足を止める。

 びっくりしているというより、シーちゃんに魅せられているようだ。

「パープちゃんにはこの戦いは厳しいだろうし、ここは私に任せてみんなのこと守ってて」

 シーちゃんの異様な雰囲気に気おされて後ろに下がる。

「クーちゃん、お願い」

『分かった!』

 いつもシーちゃんの頭に乗っていたメンダコが急にしゃべりだし始めた。

 しゃべれたんだね……

 メンダコから強い光を放たれ、シーちゃんに光が吸収されていく。

 この光は……魔力⁉

 こんな凄まじい量の魔力、見たことない!

「『――影収納(ストレージ)――』」

 シーちゃんが手をかざしたところに黒い影ができ、そこから禍々しい黒い光を放つ大鎌が出てきて、それをシーちゃんが掴む。

「魔族さん、覚悟してね♪」

 シーちゃんが可愛らしい無邪気な笑顔を魔族に向ける。

 その笑顔がなんだか怖い。

 シーちゃんが敵の大群がいるところに突っ込んでいき、敵の1人の首を大鎌で撫でるようにして切り裂く。

 その後も臆することもなく敵の大群に突っ込んでいき、学園の地面を血で濡らしていく。

 どんどん敵の数が減っていく。

 敵は恐怖に顔を歪ませ、命乞いをするけれど、シーちゃんは構わず敵の命を摘み取っていく。

 その姿は恐ろしく、美しかった。

つまり、シーちゃんは可愛くて強くて最強!

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