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転生したうさ耳少女は一生懸命がんばります! ~友達を作ろうとしたらいつの間にか世界救ってました⁉~  作者: 氷河の一輪
第三章 うさ耳少女は学園に通いますっ!

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53/140

第53話 お説教

 生徒会の集まりの次の日、アナビス様から一通の手紙が来た。


『親愛なるパープへ

 攫われた件のお礼をまだ直接言えていませんでしたね。

 ぜひ感謝を伝えたいので明日放課後に私の部屋へ来てください。

 アナビスより』


 こ、こ、こ、これはっ⁉

 もしかしてだけど招待状⁉

 やったー!

 私、シーちゃんとのお茶会しかしてなかったから凄くうれしい!

 明日か~! 待ち遠しいな!

 何か持って行った方がいいかな?

 茶菓子とか?

 あ! マカロンを持っていけばいいか!


♢♢♢


「待っておりましたよ、パープ」

 部屋に入って待ち構えていたのは、ティーカップをプルプルと持ち、怒りの形相でいる8歳くらいの少女だった。

 相変わらず小さいな……

 じゃなくて、なんで怒っているの⁉

 なんか感謝を伝えようとしているようには到底見えませんが‼

 とりあえず先手必勝!

「この度は大変申し訳ございませんでしたぁ!」

 腰を90度に曲げ、茶菓子を床と床と水平にして差し出す。

「本当に反省しているのかしら?」

「……」

 何にそんなに怒っているのかな?

 これは……友達を失う人生最大のピンチかも……‼

「まぁいいわ。 とりあえずここに座りなさい」

 アナビス様と向かい側の席に会釈してから座る。

「あなた、私が折角汚名を拭ったのに台無しにしたわね?」

「はぃ……」

 アナビス様は大きくため息をつく。

「まぁ、私を救ってくれたのでそこまで強くは言いませんわ」

「――‼ ありがとうございます!」

「ただし! 罰として私と今度城下町へ行きなさい」

「へ?」

 アナビス様を見ると、顔や耳まで真っ赤になっていた。

 もしかして、これは罰じゃなくてご褒美じゃね?

「あ、アナビス様ぁ!」

「やめなさい! そ、そんなくっつかないでくださぃ……」

 私、意外とアナビス様に愛されていたみたい!

 えへへ!

「……ここからは少し重要な話ですわ」

「うん」

 空気が少し変わる。

「私を先日攫ったのは過激派の魔族でしたわよね? 私を攫おうとした理由は帝国を混乱させるためと言っていたわ。 首謀者はまだ捕まっていない。 ということはいつまた襲撃が来てもおかしくないの……」

「――!」

 そうだ……

 まだ根本的なことは解決していないんだ。

 つまり、城下町に行くということは……

「おびき寄せる……のですか?」

「そうよ」

 危険だ。

 私も一緒に行くけど、私が倒せない敵も出てきたりする。

「私はパープのこと、信じていますわ」

 私の迷いがアナビス様に伝わったのか、安心させるように言う。

 そんなこと言われたら、やるしかないじゃん!

「わかりました。 私が必ずアナビス様のことを守ります!」

「その、敬語をやめてくださらない? あと、私のことアナビスと呼んで欲しいのですが」

「……わかった。 じゃあアナビスも敬語やめてね!」

「わかりました。 じゃなくて、わかったわ」

 どんどん距離が縮まっていく。

 城下町、襲撃があると考えると不謹慎かもしれないが、すっごく楽しみだな!


【名前】パープ

【種族】獣人(うさぎ)

【レベル】75 ◁23up

【魔力値】472/472 ◁20up(??の呪い中??down)

【体力値】358/358 ◁58up(??の呪い中??down)

【スキル】

(呪いにより??down)

真実の鑑定Lv1 光魔法Lv5 地魔法Lv3 水魔法Lv3 風魔法Lv2 火魔法Lv2 闇魔法Lv2◁1up 身体強化Lv5 隠密Lv4◁2up 体術Lv3◁1up

【称号】

転生した者 王族の隠し子 捨て子 神童 狼スレイヤー 金髪の悪魔(ゴールデンデビル) 大三賢者 ??の友達 狂人

【総合戦闘力】1598 ◁98up


 は?

 称号の“狂人”ってなんやねん!

 酷くない?

 私、狂ってないんですけど!

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