表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したうさ耳少女は一生懸命がんばります! ~友達を作ろうとしたらいつの間にか世界救ってました⁉~  作者: 氷河の一輪
第三章 うさ耳少女は学園に通いますっ!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

48/140

第48話 生徒会総選挙③

『それでは最初に、パープさんの演説です。』

「生徒会会長に立候補したパープの応援演説者のアナビスです。私が彼女を応援する理由は強さです」

 私は、アナビス様の応援演説の原稿知らないから、今初めて知った。

 私の強さが理由だったなんて、なんか意外……。

(おおやけ)には公表されてませんが、私は野外実習でスライムに襲われました。」


――ザワザワ

 そりゃぁ、ざわめくよね。

 この帝国の皇女が襲われるなんて一大事だもん。

 それに、()()()()に襲われたらなおさらね。

 スライムは本来、大三賢者が全員で倒すべき相手だもん。

 それほどまでにスライムは、強い。

「そこで彼女のグループに助けられました。私は怪我を負い、その場から動けませんでした。私を囮にすれば助かるのに、彼女のグループは逃げませんでした。それどころか勇敢に戦ったのです」


――ザワザワ

「相手はスライム、学生が戦っても勝てやしない。皆さんがもしその場にいたらスライムに勇敢に立ち向かえますか?ましてや……スライムに()()()()はできますか?」


――ザワザワ

 そうですよね、ざわめきますよね。

 普通学生なんかがスライムに勝つなんて無理だし!

「彼女は心と身体の強さ、両方を兼ね備えています。しかし彼女は金髪の悪魔(ゴールデンデビル)と皆さんに畏怖されています。でも彼女は悪魔なんかじゃない。噂に惑わされず、彼女の本質をしっかり見てください。全然怖くないです、むしろ……かわいいです……」


――ザワザワ

 ええーーーーー⁉

 アナビス様⁉爆弾発言されましたよ⁉

 ありがたいような、ありがたくないような……

「とにかく!彼女の強さならこの学園を引っ張っていける。私は確信しております。以上で私の応援演説を終わりにします」

 うまい……!

 さすが帝国の皇女!

 この場にいるみんな、話に聞き入ってたし、私の噂すら(ぬぐ)ってくれた!

 これは、いけるかもしれない!

 アナビス様と入れ替わり、ステージの真ん中に立つ。

 よし、深呼吸。

 落ち着いて、いくよ――

「私は――――」


――バツン

 あかりが消え、真っ暗になる。

 こんな時に停電?

 数秒すると、あかりが元に戻り明るくなる。

「あれ、アナビス様は?」

 アナビス様がいない――⁉

 嫌な単語が頭をよぎる。

 誘拐――!?

 だとしたら……相当まずい……‼

帝国の皇女が誘拐だなんて、やばい!ましてや私の応援演説中に誘拐だなんて、本当に笑えないっ!

なんとしてでも助けなくてはいけない。

「私が追います!」


 体育館を出て、耳を澄ます。

 聞こえる、、、誰かか音を消そうとしながら走っている。

 うさぎの耳なめんなよ!

 音の聞こえた方に急いで走る。

 なんで急に誘拐なんか起きたんだ……?

 否、急なんかじゃない。

 もしかしたらスライム事件も誰かに()()()()()()()かもしれない。

 いくら森の奥でも、そうそうスライムはででこない。

 というかでてきたら困るわ!

 いるとしたらダンジョンの最奥のボス部屋とかしかない。

 そうなると、“誰かが故意にスライムを放った”としか考えられない!

 もしスライム事件と同一人物が誘拐を画作していたとしたら……

 アナビス様の命が危ない。

 なんで今日に限ってコヨウさんはいないんだよ!

 もしかして、、、それすらも仕組まれていた?

 そうだとしたら、本当に厄介な相手になりそう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ