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転生したうさ耳少女は一生懸命がんばります! ~友達を作ろうとしたらいつの間にか世界救ってました⁉~  作者: 氷河の一輪
第三章 うさ耳少女は学園に通いますっ!

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第46話 生徒会総選挙①

 あの野外実習から一夜明けた今日、私は、、、

「生徒会に立候補しようと思う!」

「そうなの⁉……私も立候補しちゃった……」

 そんなぁ!

 シーちゃんと争いたくないよ~‼

「へー頑張ぁー(棒)」

 ウィン⁉その反応は傷つくわ!

「えーウィンに応援演説をお願いしようと思ったけど……」

「私も……」

「私は、公平性(こーへーせー)を保つために誰の応援演説はしないよ~」

 うわ~ん!

 シーちゃんは友達がいるからいいけど、私はウィンたち以外いないんだよぉ~!

 このままじゃ、立候補すらできないっ!

「ちょっと!あなた、困っているらしいわね。私が助けて差し上げましょうか?」

 艶やかな黒髪をツインテールにしている、8歳児くらいの子

 この人は……!

「アナビス様っ!」

「勘違いしないでくださいね。昨日助けられた借りをそのままにしたくないだけですわ!」

「アナビス様ぁ……‼」

 なるほど、ツンデレだったのか。

「シー様にも助けられましたが……そちらは大丈夫そうですのでこちらに声を掛けさしてもらいました」

「あ、ありがとうございますぅ」

 私は帝国の皇女が後ろにつくという事の重大さを改めて感じた。

 もし選挙で落選したら、皇女まで名声が落ちる。

 私の名声?

 そんなの地の底だよ?

 なのに、なんで皇女様は私の応援演説をやろうとしたんだ?

 立候補してなんだけど、勝つビジョンは皆無ね。

 でも、私は立候補して汚名を無くすんだ!

 そして友達をたくさん作るんだ!

 上手く行けば皇女様とも友達になれるかもしれないもん!

 なんか……燃えてきたっ!

「……あなたにつくの、失敗だったかも……」

「えっ!?」

 なんか雲行きの怪しい言葉が聞こえましたが!?

「なんでもないわ!今日の放課後、寮のロビーで待ってるわ」

「わ、分かりました!」

♢♢♢

「遅いわ」

「ごめんなさい……」

「別に謝って欲しいわけじゃないけど……」

「……?」

「あなたを待っている間にポスターを作ってみましたわ!」

 どれどれー

「――ッ!?!?」

 これは、何ですかね?

 もしかして、私って言わないよね?

「あの、これは……?」

「あなたよ」

 マジか……

 この黄色がぐちゃぐちゃになってて、頭から手(?)がはえてるのが私なのね……?

 皇女様って、絵の英才教育とかされてるんじゃないの?

「あの〜ポスターごときにアナビス様のお手を(わずら)わせる訳にはいかないので、ポスターは私に任せてください」

 どうだ?

 私の渾身の気遣い言葉はっ!!

「そうね、お願いするわ」

 よかったーー!

 あっ、私は大丈夫!

 絵は平均より上手だし!

 自称ではない。断じて自称ではない!


 ポスターをペタペタ学園中に貼り、今日の選挙活動は終わった。

「ふぃー疲れたー」

「ほんとよ!こんなの、使用人に任せればいいじゃない!」

「んー?こういうのも、結構いい思い出になるもんだよ?」

 そう、私は「思い返せばあの時は……」みたいなことをしたいのだ!

 でも、皇女様にポスター貼るのを手伝ってもらうのはダメだったかな?

「確かにそうですわね……」

 あれ?意外と大丈夫だった?

 ふふふ、このままいけば、皇女様と友達になれそうっ!

 次会うときは茶菓子持ってこっ!

 お菓子で釣るわけじゃないけど、食べ物があれば、心も和み、友達になりやすいのだ!

 あ、これはシーちゃんのアドバイスね!

 私にとって、シーちゃんは友達作りの師匠みたいなものだからね!

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