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転生したうさ耳少女は一生懸命がんばります! ~友達を作ろうとしたらいつの間にか世界救ってました⁉~  作者: 氷河の一輪
第三章 うさ耳少女は学園に通いますっ!

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第44話 怪物スライムとの戦闘②

「はぁあああ!」

 ウィンやリバーが頑張っているんだから、私もやらなくてちゃ!

 前みたいに魔力を体の中心に集める。

 そこから急に魔力を開放し、無理やり、素早く体中に巡らせる。

「――うっ!」

 無理だ……

 前みたいにやってみたけど、これはただの身体強化だ。

 どうしよう!時間がないのに……‼

「あうっ!」

――ドオォォン

 リバーがスライムに殴られ、遠くまで吹っ飛び、木に激突する。

「リバー!」

 ウィンがリバーに気を取られている隙にスライムの手が伸び、ウィンを握りしめる。

――ジュウゥゥ

「――っ、ぁあああああっ‼」

「ウィンっ!」

 スライムの体は強力な酸でできている。

 だから触れると火傷する。

 ウィンはスライムに握りしめられている。

 火傷だけでは済まない。

 どうすれば、どうすればいいの……?

「こっちだバカぁ!!!!!!」

 このままやってても魔力暴走を起こせる確証はないんだ!

 だったらまずはウィンを救うっ!

 私の友達を傷つけたお前を絶対に許さない!

「『――聖槍(ホーリーランス)――』‼」

 これで倒せるとは思ってない。

 けど、4発連続ならどうかな?

 私の魔力は450ほどある。

 『聖槍(ホーリーランス)』は消費魔力が100。

 だから4発撃てる。

「『――聖槍(ホーリーランス)――』『――聖槍(ホーリーランス)――』『――聖槍(ホーリーランス)――』!!!!!!」

 眩い光をまき散らす4つの槍がスライムを突きさす。

 もう私の魔力は僅かしかない。

 これで倒れてくれなかったら……

 でも、何が何でも私が殺す!

 残り少ない魔力を体に循環させて力をためる。

 スライムに物理攻撃はきかないけど、絶対に()()という意思があれば、少しはダメージが入る。

 勝機がなくても、やってやる……!

 光がおさまってくる。

 スライムの攻撃を避けられるよう、身構える。

「……あ、あれ?」

 そこにはスライムの姿はなく、バカでかい魔石が落ちていた。

「ちょぉっとぉ!パプたん、私まで殺す気かっ!」

「あれれ?スライムは?」

「見ればわかるでしょ!死んだよっ!」

 ボロボロのウィンがキレながら答える。

 うそぉ……

 私のたった4発の魔法で死んだの?

「それより、リバー大丈夫かな?」

「そーだった!」

 ウィンはリバーの心配をしているけど、ウィンだって重症だよ⁉

 服もボロボロで所々ウィンの肌が見えている。

 腕とか服で守られていなかった所は皮膚が無くなり、筋肉が見えてしまっている。

 もっと早く助けていられれば……

 ごめんね、ウィン……

「シーちゃんはまだアナビス様の回復してるから、私が回復するね。『――高回復(ハイヒール)――』」

 コヨウさんとの戦いで、光魔法のレベルが上がり、『高回復(ハイヒール)』が使えるようになっていた。

「わ~全部治った!ありがと!」

「うん……」

 その明るさで余計に胸が苦しくなる。

 私がもっと早く決断していれば……

「ほらほらパプたん、そんな顔しないでよ!早くリバーを回復させにいこーよ!」

「うん……」


「『――高回復(ハイヒール)――』」

「目覚めないね……」

 リバーは回復させたにもかかわらず気絶したままだ。

「多分もう少し経ったら起きると思う」

「じゃあ、私が担いで行くわ」

 さすがウィンの馬鹿力!

「おおーーい!みんな、大丈夫かーー⁉」

「あ、コヨウさーーん!」

「遅いですーー!」

 やっと来たよ……

 もう終わった後なんですが?

「みんなーアナビス様の意識が戻ったわよー!」

 シーちゃんも遠くから手を振る。

 良かった。

 誰も欠けずにスライムを倒すことができた……‼

 本当に良かった!

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