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転生したうさ耳少女は一生懸命がんばります! ~友達を作ろうとしたらいつの間にか世界救ってました⁉~  作者: 氷河の一輪
第三章 うさ耳少女は学園に通いますっ!

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第33話 勉強会

 ルーナ学園の試験まであと一週間まで迫ってきた……!

 そして、私は気づいた……

 勉強をしていなかったことを……‼

 ルーナ学園に入学する前に試験がある。

 学力試験、魔力試験、体力試験の3つがある。

 強さを育成する目的で学園ができたから、落ちることはそうそうない。

 まあ、悪すぎたら落ちるけど……

 私には前世の知識があるから算数系は大丈夫。

 というかこの世界から考えると、前世の世界は異常なほどの英才教育なはずだ。

 でも、問題なのはこの世界の歴史や地理だ。

 私は常識くらいなら図書館で既に学んだ。

 けれど歴史や地理は生き残るのや友達を作るのに必要ないと思って学んでこなかった。

 やばい……

 一週間で覚えられるかな……?

「やばい……」

 隣にも私と同じ悩みを持っている子がいた。

「1+1ってなんだっけ……?」

 おいウィン、お前は論外だ!

「……今日はお茶会じゃなくて勉強会のほうが良さそうね……さあ、家の中に入って!私が教えてあげるから……」

 シーちゃんが呆れたように言う。

 さらさらのマリンブルーの髪をふわりと揺らしながらティーセットを片していく。

 今日も本当に天使だなぁ。

 シーちゃんは頭良さそうだし、シーちゃんが教えてくれるなら安心だね!(偏見)


「まずは地理から勉強します!」

 キリッとした顔でシーちゃんが言う。

 なんか幻覚でメガネが見える……

「はい、先生(せんせー)!」

「いい返事ですね!では、このエトワール世界には、5つの国があるのは知ってますよね?」

「はい!」

「知りません!」

 まじかよ……それすら知らないの……?

「私たちが住む青い月に祝福されたルーナ帝国、獣人が住み、星々に見守られたステラ王国、太陽を崇めるソーレ聖国家、水に囲まれた海の王国、オシェロン王国、魔族が多く住む、ノッテ魔国家の5つがあります!」

 シーちゃんが地図を広げ、指をさしながら教えてくれる。

 わかりやすい!

「国同士の関係についてだけど……ルーナ帝国はノッテ魔国家以外の国とは良好ね。ノッテ魔国家が宣戦布告してきたから、お互いピリピリしているわ。ノッテ魔国家と関係の悪いソーレ聖国家がこれを機にルーナ帝国と同盟を組みたいとか言っていたらしいわ」

 ふむふむ。

 たしかに国名から仲悪そうだもんね。

 それから地名とかいろいろ叩き込まれ、何とか()()覚えた。

 ウィンは……言わなくてもわかるよね?

「次は種族について。ウィン、自分の種族は何?」

精霊(せーれー)!」

「正解っ!」

 ウィンがドヤ顔する。いや、自分の種族くらい知ってて当たり前だから。

「精霊は、自然から生まれる者もおり、精霊から産まれる者もいるの。前者は下級精霊とされ、背が小さいわ。10㎝くらいね。後者は上級精霊で、人間と同じような背丈だわ。寿命は平均で魔族と同じ300年ほど。長寿の部類ね!強い精霊ほど寿命が長いとされているの」

 そう、この世界にはエルフがいないのだ……!

 その代わりに、精霊がいる。

 エルフのように耳が長く尖っていて、美形が多い!

 せっかく異世界転生したんだから、エルフに会ってみたかったな……

「私たちは上級精霊ね!」

 精霊は魔族くらい少ない。

 自然を扱うからもの凄く強い。

 海や雪、桜などの大きな自然の精霊はめちゃくちゃ強い。

「ウィンは雪の精霊よね?前世の記憶とかないの?」

 シーちゃんが探るように聞く。

「なんで?まあ、前世の記憶とかはないけど……」

「そぅ……雪の精霊は転生するって噂で聞いたから、気になっちゃって」

 珍しくシーちゃんが焦る。怪しい……

「さっ!次は神話について!」

 シーちゃんが話題を慌てて変える。

 え……種族について、まだ精霊しか教えてもらってないんだけど……

「何億年も前、創造神がこの地におり、人間、魔族、精霊、獣人、悪魔を作った。創造神は平等に皆を愛したが、愚かな悪魔は他の種族を虐殺し始める。創造神は怒り、悪魔を魔界という過酷な世界に送り込み、他の種族を守った。」

「悪魔こわぁ」

 ウィン、話を遮らないでくれ。

「このようなことが二度と起こらないよう、その種族ごとに新たな神を創り、統治させた。そして世界は平和になり、今まで繁栄してきました」

「へえー」

 あの、ウィンのせいで話が全然入ってこない件!

「けれど……悪魔は自分たちを魔界に押し込めた創造神が愛した私たちをを恨み、今も復讐の機会をうかがっているのです……そして、大皆既月食の時、闇の悪魔がこの地へ復讐しに来るのです……!」

「キャア――――!!!!!!」

 シーちゃんが脅したせいで、ウィンが私に飛びついてきた。

 力強いから結構痛い。

 それにしても……大皆既月食か……

 1年前が何百年に一度の日だったな……

 何もなかったけどね!……つまり、迷信ということだな!

 世の中、そんなものよ!

 ……はっ!勉強してない!

 こんな迷信なんか試験ででないわ!

 頑張らなきゃ!試験で一位になって、友達をたくさん作るんだ!

 、、、とにかく頑張ります!

次回、ルーナ学園の試験です!

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