表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したうさ耳少女は一生懸命がんばります! ~友達を作ろうとしたらいつの間にか世界救ってました⁉~  作者: 氷河の一輪
第二章 うさ耳少女は友達を救いたいっ!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

19/140

第19話 敵対

 輝く赤い星に照らされ、優雅な所作でお茶を飲む天使と、所作は汚いけど目が凄くキラキラしている少女と私はお茶会を開いている。

 なぜ少女の目がキラキラしているかというと…

 目の前にマカロンがあるから…

 ではなく、魔力暴走の後遺症で瞳の中に桜の花の模様ができたから!

 ウィンはその目から魔力が駄々漏れになり、その魔力がキラキラ光ってこうなっている。

 シーちゃん曰く、数週間はこのままらしい。

――ビクッ!!

 突然シーちゃんがびっくりしたように肩をビクッとさせた。

 なになに!?

「なになに!! 急にどうしたの!?」

「……みんな、とりあえず家の中に入って…」

「う、うん……」

「これから、2人には困難が訪れるわ… でもね、困難が訪れても、私は2人と一緒に戦うことができない……」

「……?」

 えーと、つまり困難が訪れても助けられないから自分たちで頑張って! ということですか……?

 えっ!? 困難が訪れるの!?

 具体的にはなんだろうね?

 というか、なんで一緒に戦うことができないのだろう?

「それは、時が経てば分かるよ!」

 やっぱり心読めるやん!

 ……シーちゃんがビクッとするくらいな相手でしょ?

 それってやばいんじゃないかな……?

―――ゾワッ

 っ!? これは威圧!?

 どこから!? ここ、室内だよ!?

 遠くからでも分かる程の凄まじい威圧……

 これはかな〜り強そうだ……

「ウィン、来るよ……」

「……分かってる…」

―――ドガアァァ

 その瞬間、威圧を放ってきた者がシーちゃんの家の分厚いドアを蹴り破って入ってきた。

 その人は……

「コ、コヨウさん!?」

 なんで……?

「……っ!? やはりお前が……」

 コヨウさんがウィンを食い入るように見つめて、息を飲む。

「え? なになに? なんで私の事見るの?」

「その目はどうした? 前は違かっただろう?」

「魔力ぼーそーが起きて、治ったらこうなった……じゃなくてなりました!」

 それにしてもなんでコヨウさんは威圧を出したんだ?

「その目は、『(ブロッサム)(アイ)』と言って、私の一族の直系にしか発現しない目だ」

 なんだって!?

 ということは……ウィンはコヨウさんの娘…?

「つまりウィン、お前は私の娘だ」

「「……っ!?」」

 ウィンは捨て子……

 つまりコヨウさんがウィンを捨てた……?

「今、私の一族は後継者がいない。 ウィン、(ブロッサム)一族の当主にならないか?」

 (ブロッサム)一族は、公爵家……

 それはもう凄く名誉あり由緒正しい一族。

 ウィン、当主になっちゃうの……?

「私のことを捨てた家の当主になるわけないでしょっ!!」

 ウィンは肩をぶるぶると震わせて答える。

「た、たとえお金いっぱいあって、たくさん美味しいもの食べれたと……しても、、、当主には……なら…ない…!!」

 んんん? なんか途切れ途切れだし、目も泳いでる。

 もしかして、結構決意が揺らいでる……?

 そこはちょっと、かっこよくきめて欲しかったな……

「ならば…無理やりにでも連れていくぞ……!」

「へ……?」

「えっ!?」

 いつの間にかコヨウさんが私の真横におり、ウィンを抱えてる!?

「わー! はーなーせーー!!」

 ウィンが手足をバタバタして抵抗する。

 けれどもその抵抗は虚しく、コヨウさんは桜の花の形をした羽をはやし、ウィンをつかんで飛び去って行った。

「え……?」

「パープちゃん! 急いで追うのよ!」

「あっ! う、うん!!」

 と、とにかく追わなくてはっ!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ