表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したうさ耳少女は一生懸命がんばります! ~友達を作ろうとしたらいつの間にか世界救ってました⁉~  作者: 氷河の一輪
第二章 うさ耳少女は友達を救いたいっ!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

16/140

第16話 混沌②

 どれくらい走ったのだろうか?

 日が高く上がっていたはずの空はもう日が沈みかけている。

――ドサッ

 あれ?

 私今、倒れた…?

 方向感覚がよくわからない。

 早く、シーちゃんの家に向かわなければいけないのに!

 意識が消えそうになる。

 シーちゃん…ウィンを助けて…!

――ブウォン

 大量の凄まじい魔力と奇妙な音がなる。

 今のは何…?

「ウィン⁉ パープちゃん⁉」

 シーちゃんの声が聞こえる。

 何でだろ?

 ついに幻聴が聞こえるようになってしまったのか?

 意識が…

♢♢♢

「ハッ!」

 ここはどこだ?

 確かウィンを抱えてシーちゃんの家へ向かっていたはず!

「ウィン! どこ⁉」

 体中の痛みに顔を顰めながらあたりを見渡す。

 良かった。 ウィンもいた。

 ウィンは魔力暴走がおさまったようで、すやすやと眠っている。

 本当によかった。

 どうやらここはシーちゃんの家みたい。

 お泊りした時と同じ豪華なベットに寝かせられていたみたい。

 シーちゃんはどうやって私たちの場所と状況を知っていたんだろう?

 まあきっと海の精霊が教えてくれたんだろうな…

 でも、あの倒れた位置からシーちゃんの家まで1日ほど全力で走らないとたどり着けない。

 なのに何でシーちゃんはあそこにいた? どうやってたどり着いた?

 それに意識を失う前に聞こえた奇妙な音と膨大な量の魔力…

 ましかしてあれは…伝説の大魔法、、、『転移』?

「パープちゃん! 起きたの⁉」

 シーちゃんが音もなく部屋へ入ってきた。

「シーちゃん、まずはありがとう。 だけどどうやって私たちのところへ来たの…? それに、どうやって魔力暴走を治したの…?」

「…パープちゃんが思っている通り、『転移』を使ったの 魔力暴走は普通にウィンに私の魔力を流し込んで治したわ」

 ⁉ まじか…

 それで魔力暴走を治せんの⁉

 それに、、、『転移』は約1万年前に失われた禁忌の魔法の一つ…

 今生きているものが使えば、魔力が足りず、不発に終わる。

 成功させるには何百人もの人の命を捧げなければいけない。

 それを防ぐために、『転移』は禁忌魔法となった。

 それなのに使えるってことは、、、神しかいない。

 神は五神いる。

 唯一無二の創造神メルローズ様。 決して死ぬことはなく代替わりはしない。

 他四神は人間の神、獣人の神、精霊の神、魔族の神がいる。

 この四神は寿命が存在し、死ぬこともある。 そして、代替わりする。

 旧神が死ぬとその種族のうち、神の器を持つものが次の神になる。

 神になったものには体のどこかに星の形をした痣が現れ、絶大な力を得る。

 大三賢者すら、軽くあしらうことが出来る力も持つ。

『転移』を使えるのは…神くらいしかいない…

「もしかして、シーちゃんはか――」

「ふわああ~ みんな、おはよ~ ご飯まだぁ?」

 ウィンが目を覚まし、腑抜けた声を出す。

 ちなみに、ウィンの瞳の中の桜の花の模様は治っていない。

「パープちゃん、この話はまた今度ね♪」

「うん…」

「ウィン、今おかゆを作るから待っててね!」

「え~ 肉がいい~!」

「文句言わないのっ!」

 …。

 なんかうじうじ考えていた私がバカみたい。

 そうだよ、シーちゃんはシーちゃん!

 うじうじ考えずに、私もおかゆ、、、食べよっ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ